林 直樹の実話エピソード その10

会社を辞め故郷に帰って来た私は、やっと今までの長い苦労から解放された気分でした。

そしてゆいさんの実家にお世話になる事にしました。

割と厳格な家で育った私にとって、ゆいさんの家のくだけたアットホームな感じは、プレッシャーもストレスも感じさせず、とても居心地のいいものでした。

しかし、あの時の後遺症か、次第に妄想や幻聴に襲われる事になるのです。

それは徐々に私を蝕み、非常に辛いものとなっていくのです。

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