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【無料配布】スプレッドシートで取引先がインボイス発行事業者かどうか社名で検索できる!

こんにちは!
ロバスト・スチュワード、スタッフの渋江です。普段はITツールの導入やメンテナンス、会計処理のサポートをしています。

いよいよ今年2023年10月に消費税の適格請求書等保存方式(通称:インボイス制度)がスタートしますね。みなさんはインボイス制度の準備は万端でしょうか???なかなか巷ではピンと来ないなんて声も聞こえてきますが、会社の経理の方や個人事業主、フリーランスの方はなんとなく大きな影響のある話だということで税理士さんとともに着々と準備を始められているかもしれません。

ざっくり言ってインボイス制度の準備では売手側と買手側とで必要となる内容が違いますが、下記のような案内が国税庁から出ていました。今回は買い手側の準備に注目してみました。


インボイス制度に対応するための準備(買手編)

出典:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/pdf/0022009-057.pdf

このチェックリスト結構わかりやすいなと僕は思ったのですが、これ上から順番にチェックしていく感じになっていますね。まず真っ先に確認する必要があるのが、自社が簡易課税事業者なのか原則課税事業者なのか。

簡易課税制度を適用する場合、仕入税額控除のためにインボイスの保存は不要です(よって、以下の項目は検討不要)。

国税庁。上記に同じ

検討不要。嬉しい響き。簡易課税の人はここでおしまいなんですね(ホッ)

さて、原則課税を選択している事業者は、次に進みます。「インボイスが必要な取引か検討しましょう」とあります。ですがまだインボイス制度が始まっていない中ではむしろ次の3つめのチェックボックスが準備として大事ではないでしょうか。

継続的な取引については、仕入先から受け取る請求書等が記載事項を満たしているか確認し、必要に応じて仕入先とも相談しましょう

国税庁。上記に同じ

これ、当社のお客様にも先日大手企業から"お伺い"と称して受け取っていた中小会社さんがありましたが、"必要に応じて仕入先と相談"はもう始まっているんですね。買手として仕入税額控除(もらっている消費税から、払っている消費税を控除する)をするために"仕入先がインボイス発行事業者の登録を受けるかどうか事前に確認しましょう"というわけです。現在の仕入先・外注先が消費税をかけて請求してきても、インボイス発行事業者ではない場合には税務署に納付する消費税から仕入額が控除されなくなって消費税の支払う金額が多くなってしまいますからね。ここは結構大事なポイントだと思います。そのため、事前にインボイス番号を取得していない仕入先に通知し、仕入先と事前折衝する必要が出てくることが想定されます。


インボイス登録番号を確認する方法

先の大企業みたいに「あなたの会社はどうされていますか?(どうされましたか?)」とオープンに聞けるのならばいいのですが、結構聞くだけでもメール書いたりお手紙送ったりで時間がかかります。なにか手立てはないのか、実は国税庁がインボイス発行事業者を公表しているのはご存じですか?インボイス発行事業者の登録申請受付は始まっているため、取得された事業者を国税庁「インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイト」で検索可能です。

それで、こちらのサイトなのですが、法人番号を入力して事業者が登録されているか検索する仕組みになっています。

国税庁公式サイトより

この仕様だと、取引先がインボイスに登録されているのか確認しようと思うと下記の流れになるのかなと思います。

  1. 自社内にある会計システムや仕入管理システム、エクセルなどの取引先一覧から取引先名を確認

  2. 国税庁の法人番号公表サイトで社名を入力して法人番号を検索(まさかのいきなりの別サイト)

  3. 上記でゲットした法人番号をインボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトに入力する(上の画像で「登録番号」とあるTに続くところに入力*)

  4. 検索内容によって適格請求書発行事業者かどうかが判明

*上記3のところを補足すると、どうやらインボイスの登録番号って法人番号の頭にTを付けたものだから、という規則性があるからなんですね。

この4つのステップからなる作業によって、仮に仕入先がたくさんあるような買手事業者の担当者が仕入先はインボイス発行事業者なのかなと調べようとするとかなりの工数が掛かってしまいます。特に2と3のサイトをまたいだコピぺの工数がえげつない。

ということで1からいきなり4に工程をすっ飛ばして楽するために、事業者名だけの入力で一度に多くの取引先がインボイス発行事業者かどうか確認することができるGoogle Spreadsheet(以下、スプレッドシート)で開発しました!

このスプレッドシートを使用することで現在の取引先や今後の新規取引先でも社名さえわかっていればインボイス発行事業者か否かをかなり効率的に確認することができます!

一応、開発の目的としては取引先がインボイス発行事業者ではない場合には事前に仕入先に連絡してどう対応するか事前折衝をする、といった使い方を想定してのことだったのですが(取引先に対して、インボイス発行どうしますか?みたいな)、場合によってはインボイス制度が始まってインボイスを受領して会計処理する際など、いろんな場面で使えるかもしれません。聞くところによると会計ソフトの中には取引先マスターが公表サイトと連携してインボイス発行事業者かどうかを自動で判別してくれるものもあるみたいですが、なかなかそんな高価なソフトが使える会社さんばかりではないでしょうし。ちなみに、うちの社長(税理士)に触ってもらったら「めっちゃ便利じゃん!」とお墨付きをもらいました。けど今回自分の会社を検索したらまだ登録されていなかったのでちょっと面白かったです(社長、まだ登録してないんだ…)

こんな事業者におすすめ!

このスプレッドシートは以下のような買手事業者さんに使ってもらえたら良いなと思っています。

  • 自社の消費税が原則課税の課税事業者だよ、という事業者さん

  • 使用中の会計ソフトにインボイス番号チェック機能がない事業者さん

  • 請求書確認を会計事務所が行ってくれない or 会計事務所に申告をお願いしていない事業者さん

  • 少数精鋭で会社運営をしていてバックオフィスの担当者なんていない、という事業者さん

場合によっては中小零細企業であったり、フリーランスや個人事業主の方にも痒いところに手が届く使い方をしてもらえるのではと思っています!

インボイス発行事業者検索スプレッドシート

事業者名をスプレッドシートに入力するだけ、GAS(google app script)を入れ込むことで、実現可能にしてあります。
下記よりコピーして使用してください。

ただし、国税庁が発行するアプリケーションIDというものを申請して取得しないと使えません。ご注意ください。

弊社で国税庁のWeb-APIアプリケーションIDの取得代行も承ります(有料)。取得代行が必要な方は、本記事の最下部の有料エリア購読に課金してお申し込みください。特典として2023年2月末までにご依頼(ご購入)いただいた方には同額相当のお値引きクーポン(有効期限:2023年5月末)を差し上げます。同クーポンは弊社の税務サービスにご利用いただくことで実質取得代行費が無料になります。


インボイス制度でお困りの方、特にいま免税事業者の方でインボイス制度について誰に相談しようか迷われている方、ロバスト・スチュワード(東信RSパートナーズ会計事務所)まで、ぜひお気軽にお声かけください。

使い方説明

手順⓪:初期設定

⓪-1:アプリケーションIDの取得

①アプリケーションIDの仮登録
シートを使用するには、まず初めに国税庁のWeb-API アプリケーションIDを取得する必要があります。こちらのリンクよりアプリケーションIDの取得手続きができます。
※国税庁のWeb-APIアプリケーションIDについては弊社で代理取得も承ります。御用命の方は本記事の最下部にある有料エリアへの課金をお願いします。(実質無料になるクーポンを配布しております。)

②アプリケーションID発行届出フォームを入力
国税庁より届いたメールを確認するとアプリケーションID発行届出フォームの入力へのリンクがあります。
こちらのフォームを入力していきます。

③本登録メールを確認本登録が完了次第、下記メールが国税庁から届きますので、 届いているか確認してください。

④発行申請書の提出
「適格請求書発行事業者公表システムWeb-API機能アプリケーションID発行申請書」及び添付書類を国税庁軽減税率・インボイス制度対応室宛てにメールにてご提出ください。

 提出先 : 国税庁 軽減税率・インボイス制度対応室 ( invoice-web-api@nta.go.jp )

インボイスWeb-APIがご利用できるようになるまで1か月程度要することがありますので、お早めにご提出ください。

⑤API番号発行メール確認
本登録が完了次第(本登録から1週間ほど後)下記メールが国税庁から届きますので、 アプリケーションIDがあることを確認してください。

⓪-2:シートのコピー

①こちらのnoteよりスプレッドシートのリンクを開きます。

②スプレッドシートをコピーします。
②-1 リンクを開いて、「ファイル」→「コピーを作成」の順番でクリックします。

②-2「コピーを作成」をクリックします。その際、それぞれの項目の注意事項です。
名前:お好みの名前に変更していただいたかまいません。後でも変更可能です。
添付されているAppsScriptファイル:そのままにしてください。
フォルダ:お好みのフォルダを選択してください。
チェックボックス:どちらもチェックをつけないでください。
ボタン:「コピーを作成」ボタンをクリックしてください。

⓪-3:アプリケーションID入力

①シートのコピー後に、「アプリケーションID」シートに移動。

②オレンジ色のセルに国税局より発行されるWEB APIのアプリケーションIDを(13桁)を入力します。

その際「実行してもよろしいですか?」と表示されますが、「5分間このメッセージを表示しない」にチェックをつけて、OKボタンを押したのち、アプリケーションIDを(13桁)入力してください。

⓪-4 googleの許可を付与

①青い列が空の状態で「実行」ボタンをクリック

②承認を付与 「続行」をクリックします。

③自分のアドレスをクリック

④詳細をクリック

⑤「安全ではないページに移動」をクリック(安全です笑)

⑥「許可」をクリック

初期設定はこちらで終了です。

手順①:検索したい「法人名」と「都道府県」の情報を青い列に入力します。

都道府県の欄に情報を入れないと全国から検索するため、検索に時間がかかります。

手順②:実行ボタンを押します。

ローマ字表記の会社名に関しては、半角<=>全角、大文字<=>小文字は同一扱いになるようにして検索の精度を上げています。

手順③:検索結果が出てきます。

※インボイスが登録されていない場合には、登録番号、登録年月日の欄に「該当なし」と出力されます。
※該当しない法人名を検索した際には、何も表示されません。
※青い列に複数事業者の事業者名を記載することで、複数事業者の情報を一気に検索できます。

弊社で国税庁のWeb-APIアプリケーションIDの取得代行も承ります(有料)。取得代行が必要な方は、下記の「使い方説明」に続く有料記事を課金してくださいませ。2023年2月末までにご依頼(ご購入)いただいた方には同額相当のキャッシュバッククーポンを差し上げます。同クーポンは弊社の税務顧問サービスにご利用いただくことで実質取得代行費が無料になります。

国税庁アプリケーションID取得代行はこちらより

以下、国税庁のWeb-APIアプリケーションIDの取得代行を当社までのご依頼される方は、課金いただいたうえで下記有料エリアへとお進みいただき、noteから送られる購入完了メールに記載の注文ID、及び国税庁Web-APIアプリケーションIDの通知を希望するお客様のメールアドレスを有料記事エリア内に置いたお申し込みフォームに記入してご依頼下さい。ご依頼いただきましたら2営業日以内に弊社よりご連絡差し上げます。なお、Web-APIアプリケーションIDの取得はご依頼いただいてから国税庁が発行するまでに約2週間を要することをあらかじめご了承ください。

  1. ※注)スプレッドシート自体のご利用は無料ですので、ご自身で国税庁のWeb-APIアプリケーションIDを取得される方は間違ってご購入されないようご注意ください

アプリケーションID取得代行お申し込みフォーム


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