NFTアートのプラットフォームの今後について opensea COMSA など

まずNFTアートって何やねん、というところからなんですけど

僕も正直全然分かりません、ブロックチェーン(分散型台帳技術)(以下BCと呼ぶ)によって、有限の価値を管理者不在でもデジタル上で交換できるようになった物をアートに応用、そして現実の美術マーケットみたいに資産価値のあるアートがデジタル上でも流通させられるという感じだろうかざっくり言うと、

今回はそのNFTアートを流通させているプラットフォーム(以下PFと呼ぶ)について


そもそもBCでの価値交換の理想は非中央集権型Decentralizedな運営のはずでプラットフォーマーに権力が行くのは何となく釈然としない

しかしNFTアートのPFの雰囲気的にかなり権力が集中するのでないかという危惧をしている、理由はまずほとんどのNFTの構造としてBC上にアートがあるわけではないというとこだ、この記事では詳しく触れないが例えばNFTアートのPFの最大手であるOpenseaなんかはアートの画像データと証明書データ的なものは別の場所に格納されている、BC上にあるのはアート自体のデータではなく場所を指し示すだけの証明だ

つまりそれってかなり中央集権でBCの理想と全然ずれてるんじゃねーのと思うわけですだってOpenseaが持っているデータが消えちゃえば成り立たないわけだからまぁ中央集権型Centralizedだろうと

しかしこれは0か100かではなくGAFAみたいな中央集権独裁プラットフォーマーが独裁度100とするとパブリックBCを導入しているだけで独裁度80くらいになるのかもしれない、事実イーサリアム(ETH)のBCを使用しているならOpenseaでもRarible(NFTアートのPF)でも多少連動してたりはする

しかしシステム的にはOpenseaやRaribleあたりがほとんどのNFTアートの元データを握ってしまいGAFAのようになってしまうという未来もあり得る(いいか悪いかは置いといて)

リリース前からCOMSAというPFに注目していたのはフルオンチェーン(オールオンチェーンとも言うらしい)と言ってBC自体にJ pegやpngやgifなどの画像データも刻まれるという仕組みだ、永続性や権力分散やフェアさを考えれば明らかにフルオンチェーンの方がいいじゃないかと思うがしかし問題がある、それは手数料が鬼のようにかかるとこだETHのBCにデジタルアートの画像データ(pngなど)を直接乗せようもんなら軽く100万円を超えるGAS代(手数料)がかかるのだそう

フルオンチェーンは好きだが作品発表の度に100万円なんて払えないよ、しかしETH以外のBCを使えばもっと安く作れるそれがCOMSAで使用されているSymbolだここならそこそこ軽いデータなら5000円以下程度でフルオンチェーンのNFTアートにすることが可能

COMSA最高じゃないか・・・、、と思っていましたが

しかし良く考えてみると将来Symbolの価格が上がりトランザクションが増えまくったら、ETHみたいにその手数料も跳ね上がるという予測もできる、あとBCの信用度で言えばETHの方が明らかに上というのは事実だろう

Openseaではpolygonチェーンなるものが出てきてイーサからMATICSにスワップするのも手間だしチェーンの信用度も良くわからない、ガス代が安いのは素晴らしい

PancakeSwapというDEXと呼ばれる仮想通貨の分散型取引所がNFTも出来るそうなので注目はしているが、昔DEXみたいな場所にクリプトを置いていてそれが気づかないうちにサービスが終わってたみたいな苦い経験をしたことあるので少し様子見したい

NFT事業は現在OpenseaやRaribleみたいな大手を始めかなり数が増えている

楽天 zaif メルカリ coincheck など日本国内企業も続々参戦する予定で国内でもますます増えていくだろう、一体その中でどういう仮想通貨が使用される予定かもさっぱり分からない

結論

NFTアート自体には将来性や革新性を感じるが、システム的にPF自体はGAFAのようにどこかOpenseaやRaribleあたりが一人勝ちしてほとんどのNFTアートはそこで流通するかもしれないという可能性もある

どこのNFTのPFが素晴らしくて将来性があるのか全く分かりません、もしよければご意見下さい!






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