箕輪と幻冬舎とエイベックスに思うこと

文春オンラインが報じた記事が色々な意味で凄かった。

箕輪がエイベックスのA子さんというに対して編集者と幻冬舎社員の立場を使ったセクハラ行為をしている様子がこれでもかと細かく描写されているのと、ネットの反応もあわせて胸糞が悪くなる。

記事を読むと、編集者から本の執筆を依頼され構造的に立場が弱くなるライターが必死にセクハラに抵抗しているのだが、なぜ断らないのか、ハニートラップかといった糞反応を箕輪自身がリツイートしていて余計につける薬が無い。

そしてこの記事が出る以前に書かれたエイベックス元社長松浦の脱税疑惑の記事も色々酷い記事だった。

非常に長いので、内容をかいつまむと

・松浦は違法薬物にハマっていた

・松浦は相続税が非常に巨額になる。税金の逃れのために離婚を画策

・松浦は郷ひろみ著作「ダディ」のような離婚本を出したかった

・出版直前で租税逃れで国税に刺される恐れから出版を中止したいと松浦が幻冬舎に依頼

といった内容。

これもどこから突っ込んでいいのかがわからないものになってる。

まず上場企業の社長が違法薬物にはまって、租税回避を本で告白するという内容もどうかしてる。

そしてツッコミどころしかない松浦の行動をありのままに出版させるという幻冬舎はもっとやばいと思う。

以前酒鬼薔薇事件の少年Aの本が幻冬舎が出るといったニュースがあった。(結局本は出なかったが、東野圭吾が反対の態度をとったことが理由らしい)

この時の幻冬舎のイメージは「倫理観はゼロ。金になる、人の関心になるものは何でもやる」というものだったが、今回の事件でそのイメージが改めて強くなった。

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