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わかったこと しあわせって何だっけ

新型コロナ渦COVID-19も2年経とうとしている年末、この1年半は人生や仕事の空白期間のように思い出されるかもしれない。個人的にいろんな”初めて知ること”があった機会で、これはもうコロナ渦がなければ知らずに死んでいっただろうと思うことばかり。

1.在宅で
・在宅での仕事が多くなって拙宅2階の元・子ども部屋を仕事場にしてみた。2階にあるトイレは今までほとんど使ったことがなかったんだが、このトイレの小窓から見える風景が拙宅での一番のお気に入りになった。
・2階で仕事をしていると、下から晩飯の支度でおいしいニオイが立ち上ってくる。ああ、子どもたちはこうしてご飯の準備ができたことを知っていたのかと、かつての子どもたちの生活を少し知ることができた。
・2年近く、ほとんど家で女房と一緒に晩飯食べた。結婚30数年の歴史の中で初めて。仕事で静岡、札幌にいた頃は家で晩飯食べてたが、遅い帰宅だったのでたいがい一人で食べてた。それ以外はあまり家にいなかったからなぁ。
・自分は在宅が多かったが女房は仕事へ出かけて行くので、女房を送り出し帰りを待つという、これも結婚以来初めてのことで、いくらかの家事をやることが増えた。
・在宅が多くなって、女房は当初心配だったらしい、ケンカが増えるんじゃないかと。在宅始まって1年くらい経過したところでそう聞いた。その心配は杞憂となりまあ仲良く過ごせたと思う。

2.仕事で
今年になって出勤増えたが、なにしろ出張が減った。それでも後半になると出張もあるようになり、コロナ渦前のオイラの行動を知らない最近入社の社員は「出張たいへんですね」と気遣ってくれる。
・たまに出張となると準備がたいへん。以前はヨーロッパ行くのも、アメリカ行くのも、東京も北海道も同じ様な感覚で準備できたが、今さらながら泊まりの出張準備に時間かかること。。。。。 タマに出張する社員の苦労も知ることになり。
・会社にいることが多くなり、社員から「あ、小林さん今月会社にいらっしゃるんですね、それでは、これお願いします」とあり、??という顔をしてたら「11月は小林さんがいない月だと思ってました」と言われた。以前は夏場や11月あたりはイベントも多くて会社に不在がちだったわけで、まあそうなんですが、社員からそう思われていたことを初めて知った。

3.日本で、福井で
・感染状況が緩んでくる度に、大都市から観光客が北陸のほうにもやってくる、そうしたニュースから富山の知人が「まったくもう、もうちょっと都会の人はガマンして、地元にいられないのか」とSNSで訴えていたんだが、考えて見ると富山の知人は毎週末自宅の庭で家族BBQ、畑で野菜収穫して、草むしりして、、、とやっていた。大都市マンション住まいでとうていかなわない暮らしだ。そりゃ、外に出たくなるよなぁ。地方の暮らしのなんと豊かなことか。
・諸外国もたいへんな状況で、ヨーロッパでは夏のバカンスに行けずに云々。。。とニュースが。知人もおり何度か訪れたこともある、ヨーロッパは高緯度で寒かったり、暗かったり、デンマークには山はなく、海水浴の習慣もなかったように思う、そりゃ夏に地中海やアジアに行きたくなるなぁと。日本の地方に住むオイラたちは、夏の海水浴、冬のスキーは1時間もクルマを走らせればOKで、週末BBQ、毎日変化のある食事にオイシイ冷凍食品や総菜、3時間あればたいがいのイベント、行楽地に行ける。毎夏3週間以上の休暇をとるヨーロッパの知人達であるが、オイラたちにはそこまでの必要はなかった、毎日、毎週末がプチ・バカンスである、ということに気がついた。

日本ってスバラシイ。オイラたちは自然と幸せな暮らしを営んでいる。

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