WRO 2018 Chiang Mai no3 チェンマイ その3

(この記事は、2018/12/12 に公開された記事です)

WRO(World Robot Olympiad) 2018 国際大会 タイ・チェンマイ
63カ国から選抜された484チームが参加。
会場:Chiang Mai International Exhibition and Convention Centre

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3日目:日曜日
レギュラーカテゴリー、ARC、Footballは、前日から継続、新しいサプライズルールが発表されて、選手達は朝から集中! 前日イイところにつけていた日本代表チーム、最終日もガンバレ!

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オープンカテゴリーも継続で審査員が廻ってきます。昨日よりも各チームかなり会場、雰囲気に慣れてきた感じ。

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小林は、本日も各所で会議があり、競技を見る時間が限られます。
WROは世界中から関係者がたくさん集まる機会なので、直接会って打合せできる貴重な機会でもあります。朝食での打合せから、大会会場のあちこちで、またはこうしてVIP用ランチ会場で。

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今回はVIP用に無料マッサージも。しかし、時間なく断念。。。。。残念。。。。

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そうしているうちに競技は終了。閉会式へと。

まずはタイ伝統芸能。 日本の歌舞伎のような、昔の王様の物語のよう。

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表彰式です。さあ、日本代表チームの成績は。

各競技、8-4位の入賞発表の後、メダリスト・チームの発表です。
メダリスト・チームは皆、国旗を持って壇上に、嬉しそうに、誇らしげに。
感動の瞬間です。

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そして観客席では自国チームの表彰にボルテージが上がります!

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日本代表チーム:
ARC競技 5位
オープンカテゴリー 小学生8位、中学生5位、高校生5位
レギュラーカテゴリー 高校生6位、7位

入賞6チーム!!
世界で5番目、6番目、7番目、8番目です。世界中で競っての成果です、素晴らしい!

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メダリスト発表で、選手が国旗を持って壇上に向かって走ってくる姿を見ると、ほんとうに感激で涙がでそうになります。(ちょっと出てます)

世界はスゴイ、強豪と言われる日本代表チームがメダルを逃した。
入賞した日本代表チーム・コーチの先生の言葉が印象的でした。
「トップチームの技術は2年先を行ってる。差を感じました」
競技攻略方法、それを可能にする発想と技術、ものすごいスピードでロボットを移動させ、それを確かに制御する技術、等。例えばレギュラーカテゴリーでは今まで、正確な制御のしやすい角度センサを内蔵したサーボモータ(Lモータ)の利用が中心でしたが、今年の上位チームはセンサ内蔵していない軽量高回転型(Mモータ)を使ったロボットとなっていました。「どうやって精確な角度、自己位置を制御しているのだろう」の疑問は解けず。オープンカテゴリーでは
「システムとしての自動化や課題解決はどのようになされているか、それをチームでどう対応してきたか」
が注意深く見られるようにもなり、プレゼンと発想、課題解決、技術、チームワークの全てで高い到達度が求められています。

世界はスゴイ。
世界をリードできるような、世界をリードする人材、チームを育成したい、そう強く思った閉会式でした。

チェンマイ知事 閉会のご挨拶

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2019年WRO国際大会はハンガリーにて。
WRO大会旗の受け渡しです。

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主催、後援、国、地域、国際委員会 VVIP

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WRO2018タイ・チェンマイ国際大会 終了です。
see you next year in Hungary!

日本代表選手団!!!
おつかれさん、みんな胸張って日本に帰ろう!!!

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WRO2018国際大会・最終成績はこちら


閉会式の舞踊団と記念撮影

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