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無料不妊去勢手術後に亡くなった猫達 #2
〈センターへの質問と提案〉
〜質問〜
【クロちゃんについて】
1.体重を教えてください。
回答:2.05kg
補足: クロちゃんは毛がふわふわしていたせいか、痩せている様に見えなかったので、念のため体重を確認しました。仲間の猫達の体重がわかりませんが、雌の成猫だと3〜4キロくらいが平均だと思うので約半分です。皮膚が薄くて皮下出血もあったので持病があったのは事実かも知れません。
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2.モノクリル糸の太さを教えてください。
回答:モノクリルは4-0を使用しました。
補足:適切です。
【白黒ちゃんについて】
1.体重を教えてください。
回答:2.8kg
2.セラクタールとケタミンの投与量をそれぞれ教えてください。
回答:セラクタールは2mg/kg、ケタミンは20mg/kg投与しました。
補足:麻酔の量についても適切です。
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【ご担当について】
クロちゃん、白黒ちゃん、2022年夏に腸が出た事が原因で亡くなった猫、計3匹について、それぞれ執刀された先生はどなたか教えてください。
回答: その年に配属されている愛護課職員3名が協力して行っております。
補足:ほぼ無回答
【B先生への質問】→今回は質問見送り
臨床経験の有無、また愛護課に配属された後、不妊去勢手術をご担当された期間、回数をそれぞれ教えてください。
【その他】→今回は質問見送り
1.マニュアルを見せていただくことは出来ますでしょうか?
2.手術を見学させて頂くことは出来ますでしょうか?
〜ご提案〜
【リリースについて】
1.お返しの際に、捕獲器の下から覗くなどして、可能な範囲で傷口の確認をしていただきたい。
2.お返し後の覚醒の判断について。捕獲器やキャリーに入った状態では、ふらつきの確認が困難である。また、ふらつきの原因が覚醒をしていない為か、もしくは治療が必要なのか判断が難しい。提案として、お返しの際に注意書きをお渡しして頂きたい。その用紙に手術終了時間を記入し、「何時間後にリリースが出来て、それ以上時間を置いても歩行が出来ない場合には、病院へ連れて行く必要がある」などを具体的に示してください。
【M獣医師からの提案】
私がいた病院では連続での縫合は行っておりませんでした、一斉TNRの先生方もそうだったと思います。いろんなやり方ありますので、それぞれのやり方でメリットデメリットありますが、確かに連続だと早いですが、1箇所外れると全部外れるので、TNRはよせにくくても単純の方が良いかと思いました。また、腹膜は、私がいた病院ではナイロン糸(吸収糸より外れにくい)で縫っていました。一生残りますが、吸収糸よりアレルギーなどの反応は出にくかったと思います。また、A先生のところではTNRでも皮膚はワイヤーです。ワイヤーは食いちぎることはないので(それでも、いつの間にか外れています)それも一考かとも思います。再発防止には、連続縫合ではなく特に腹膜は単純縫合を行う(1針取れても全部取れるということはありませんので)、外れにくい糸を検討するなど、あるかとは思いました。縫合は私はできれば全部単純で行って欲しいです。
【スペイクリニック経営のボランティアより提案】
栄養状態が悪く、皮下組織が薄く、縫合に不安がある猫については手術を見送り、栄養状態が改善してから手術する事も検討してください。皮下組織を連続で縫合するのは賛同出来ません。皮膚は腹膜より小さく切開してください。
回答:ご提案については、所内において検討させていただきます。
補足: 私も15年以上猫のTNRをしていますが、こんな可哀想な亡くなり方をした猫は一度も見たことがありません。しかも昨年と今年で2回も同じ亡くなり方をしているので、少なからずセンターのやり方に問題があるとだと思っています。野良猫は多かれ少なかれ持病を持っていますが、その上で安全に手術が出来ている病院もあります。
〜今後について〜
私の要望
1.マニュアルの改善。(改善された部分の説明)
2.お返しのときに渡す、「リリースについての注意事項」作成
3.研修制度の導入
先ずはメールで要望する予定です。
〜2023/02/27県センター愛護課からの報告ー
23年4月から、どうぶつ基金の山口獣医師の一斉TNRに県職員が参加し研修を受けることになったそうです。
〜2023/03/3センターよりお知らせ(HPより)〜
現在、地域猫活動の不妊去勢手術件数が非常に増えていますので、新規の地域猫活動支援事業の申請受付を一時中止します。
受付再開については未定です。
再開する際は、このホームページでお知らせします。
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