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地域猫 #2〜猫問題は人の問題である〜

Aさんが6年前に飼育していた雄猫1匹を去勢手術せず放し飼いしていたことにより、元からいた野良猫・放し飼いの飼猫と自然繁殖して20匹以上に増え苦情が出てしまいました。

近隣住民は、全てAさんの飼猫と言っていますが、昔から野良猫が多い地域だったのに何も対策せず問題を放置していた住民にも責任があります。

ところが、この度ご親族が対策を開始したところ協力するどころか「猫を殺せ」など理不尽な言葉を浴びせられています。(また今日も別の人から言われたそうです。)

1.「これは飼猫というより野良猫問題である」ので本来なら地域で取り組むべき課題。

2.責任感からAさんの代わりにご親族が「真面目に対策を取っている」事。

ただでさえ納得いかない理不尽な状況での取り組みであり、弱い人なら知らん顔してとっくに逃げ出していると思うのですが、気丈に頑張っておられます。

個人のお宅が地域の猫問題の対策を全て負担しながら、不当な不満の吐口にされているなんて辛すぎます。

せっかくの善意を利用して、頼って甘えるのもいい加減にしろと私は言いたいです。(状況が悪化するだけなので直接は言いませんが…)

猫問題は、それにかかわる人のストレスや生き辛さと密接に関係する社会問題。

倉敷市の猫問題の取り扱いは都心に比べて20年以上前の状況です。行政への苦情数や猫の収容数の多さでわかる通り、倉敷市の猫問題はかなり深刻です。行政には、TNRの助成金増額、啓発・広報をもっと頑張って頂きたいです。

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