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ろびんそんの2021-2022シーズン

前置きの前置き

当記事では、バスケ観戦生活を満喫してきたこの1年間を振り返ってあれこれとザックバランスキーに語るのですが、その前置きとして、最近の推しの活躍に触れさせてください。

女子日本代表のトルコ戦2試合圧勝はとても嬉しく思っているし、内容も現段階としては手応えのあるものだと感じているので、ワールドカップに向けては希望しか見えません。ほんとにこれからが楽しみなチームです。
さて最推しの鷹のはし選手ですが、2試合とも大差がついた第4Qからの出場となりました。赤いユニフォームがとても似合っていました。
オーストラリア遠征の時からまだ得点がありませんでしたが、vsトルコ第2戦の最後の最後で立て続けに2本シュートを決めました。速攻からのレイアップと、コーナースリー。もともとシュートだけの選手じゃないと思っているのであまり気にしてないつもりでしたが、やっぱりシュートが決まって得点という記録が残るのはとても嬉しいことでした。活躍する姿からパワーをもらってそれからの1週間はニヤニヤしながら暮らしていました。

しかし余韻に浸っている場合ではないのであーる。ワールドカップで鷹のはしさんが活躍する姿を見たいのであーる。
普段はいちいち考えないのですが、推しの命運がかかっていると思うと、ワールドカップのロスターを予想してみたりしています。今回のメンバーはみんな、主力組も控え組もすごく良かったし、林さんもいるし渡嘉敷さんもいるし、という、鷹のはしがメンバーに残るためには厳しい状況なのは間違いないです。が、ワールドカップ本番は10日間で8試合(でしたっけ?)というハードな日程になりますので、直前でコンディションを見極めることになるだろうと思うのです。他の選手たちの状態次第になりますが、3&D枠でワンチャンあるかな、と密かに思っていますので、体調整えて、これからもユノさんらしく、楽しんで頑張って欲しいなと思っております。ほんとにびっくりの代表入りだったけど、もっと活躍する姿が見たいです。

前置き

Bリーグファイナルからもうすでに1ヶ月経ってしまいましたが、ワタクシ的今シーズンを振り返ります。現状はまさかのWNBAにドハマリしているので、基本的にオタクにオフはないのですが、ひとまずここを区切りとします。

1年前、20-21シーズンのBリーグファイナルを観て、もういちど人生をバスケで染めよう、と決意したのでした。もういちど、というのはですね、約10年前まではバスケファンでした。自分がバスケを始めた中学生の頃から日本バスケが好きで、いろんな試合を観ていました。それがパタっと観なくなって約10年。辞めてしまった経緯は書くと長くなるので端折りますが、久々にバスケでも見てみるかなと、軽い気持ちで見ていた20-21シーズンのBリーグファイナル、試合後の、田臥勇太と富樫勇樹の抱擁を観たときに電流が走ったのですね。やっぱり俺はバスケを観なきゃいけないという、使命に近いものを感じたのです。

そこから今に至るまでを綴っていきます。いつもそうですが、いつも以上に完全自己満ですので、有益な情報を求めている方はごめんなさい。でも読んでいただけたら嬉しいです。

去年の今頃、オリンピックに向けた日本代表の強化試合から、第二期バスケ観戦生活は本格的にスタートしました。10年のブランクがありましたから、バスケもルールもけっこう変わっていましたね。スローインの時14秒からスタートするので、ショットクロック間違ってるんじゃないかと思ったり、最初の頃はよくありました。
以前も男女の区別なく日本バスケならなんでも食いついていたので、今回もそうするつもりでした。どちらかといえば、でもBが中心になるのかな、っていう様相を大きく変えたのは、女子代表のオリンピック銀メダルという快挙が大きかったようです。

秋になり国内主要リーグ開幕。
以前はとくに推しチームは決めずに観ることを楽しんでいました。それが自分らしいと思ってた。だから今回もそんな感じで始めるつもりでした。応援するチームを決めたほうが楽しいことはわかってる。だけどそもそも今のチームを知らないから、感受性に任せてだんだん絞っていけたらいいかなと、そんなふうに思っていました。

しかし最初になんとなく気にし始めた3チームを、シーズン最後まで応援し続け、そして当初よりもどんどん深いところまでのめり込むことになるのでした。
その3チームとは、、、!

1.東京羽田ヴィッキーズ

順不同です。オリンピックメンバーの中で最推しだった本橋菜子さんの所属チームということで注目し始めました。決して強くはないけれど、負けていても最後までワクワクさせてくれる不思議なチーム。迷わず次のシーズンも応援させていただきたい。
しかし楽しいだけで満足する僕ではないですよ。プロチームである以上結果は求めたいのです。このチームがいつかチャンピオンになる日を夢見て推していきたいと思っているし、そういう時代は必ず来ると信じています。
10年以上前、荏原ヴィッキーズの試合を観たことがあります。突然思い出しました。2試合目のJXの試合を目当てで行った会場の1試合目でした。すごく声を張って応援してる人たちがいて、これ今だから言えるんですけど、なんでこの人たちはこんな弱くてパッとしないチームを一生懸命応援してるんだ、と不思議に思ったものでした。ごめんなさい。10数年後、そのチームに僕は魅了されているのでした。

22-23シーズンに向けて

ちょうどこういう時期ですので次のシーズンに向けた展望もちょこっとずつ書き残します。
ヴィッキーズはこのオフに、3人が引退、1人が移籍、2人が加入しました。インサイド陣がごっそり抜けてしまい、そこを補強できていないというのが現状。しかし新たに加わったふたり、高原さんと水野さんにはすごく魅力を感じていて、このふたりの加入はほんとに嬉しく思っていますし、高さがなくなったチームで、誰がどのポジションで起用されて、どんなバスケを見せてくれるのかとても楽しみにしています。

2.アルバルク東京

B1クラブで最もホームアリーナが自宅から近く、ららぽーとの向かいで試合をしているという親近感も嬉しくて、近いからという理由だけで応援し始めたチーム。代々木に戻ってしまったら応援する理由はなくなってしまうかな、と心配していたのですが、このチームを応援するための「近い」以外の理由を見つけるのに、それほど時間はかかりませんでした。
選手を大切に、ファンを大切にするクラブ。もちろん勝つことが目的なのだけれど、勝負よりも大事なことをいつも見失っていない、そんなイケてるチームでした。
そしてもうひとつ大切なこと。「音」が好きだなって思ってるんです。アルバルク東京の音、アリーナ立川立飛の音、MC、BGM、そういう全ての音。代々木や青海に移転しても、それは変わらないでほしい。

22-23シーズンに向けて

さて、そんなアルバルクですが、なんとヘッドコーチが退任。ほんとに選手からもファンからも信頼されている素晴らしい指揮官でした。ルカの存在はこのチームを応援する上で大事な要素だったような気がするので揺らいでしまいそうにもなりますが、とりあえず現時点ではB1で他に応援するチームは見当たらないので、大丈夫だと思います。そして次のヘッドコーチがあの人になるという噂もあったのですが、もうその線は消えましたかね。
数人がチームを離れてしまいますがそんなに大きくメンバーは変わらないと思うので、新しいヘッドコーチのもとでどんなチームになるのか、楽しみにしています。

3.さいたまブロンコス

バスケを見ていなかった空白の10年間も、このチームのことだけはいつも気になっていました。bjリーグ草創期にはよく観戦にも行っていました。
埼玉のチームなら応援したいけれど、前シーズンにチームカラーが突然変わってしまった不信感は、拭い去ることができずにいました。
しかしシーズンが始まると、嬉しい誤算がありました。ブロンコスが、強い。前のシーズンわずか5勝のチームが開幕カードから2試合圧勝。あっという間に5勝を超え、チームの目標である「全チームに勝つ」に向かって突き進んでいきました。
残念ながら「全チームに勝つ」は叶わなかったけれど、27勝17敗の7位。前シーズン5勝からの見事な大躍進です。
選手もヘッドコーチも最高にイケてるし、ブースターはbj開幕の頃と変わらずアツかった。前年最下位からの躍進を遂げ、継続していければ来シーズンには昇格も見えてきます。ずっと応援し続けることに迷う必要はありません。が、、。。

22-23シーズンに向けて

ポイントガード3人が一気に抜けてしまうところがちょっと気がかりではあります。キャプテンだった新川敬大も移籍。ですが外国籍2人とシューターの佐藤文哉のスタメン3人は残ってくれます。リバウンドとスリーポイントを強みとしているチームなので、この3人が残ってくれるのは頼もしいです。21-22シーズンにやってきたことを継続していけるはず。さらには怪我でシーズン通して試合に出られなかった波多智也、若くて伸びしろのある野原アキヒサの契約継続、そして新加入選手、新しい外国籍選手も発表されており、当初は契約満了の発表ばかりが続いたのでどうなるかと心配でしたが、期待をもてるメンバーが揃いつつあるので、これは昇格目指して推し続けるしかないっす。
新加入の選手たち、ほんとみんな楽しみです!

拡がるか縮まるか問題

シーズン当初はこの3チームを追いながら、徐々に世界を広げていってもっと魅力あるチームを見つけることができたらそちらに移籍するつもりでいましたが、広げるどころかこの3チームにどんどんどんどん入りこんでいってしまったため、結局この3チームに落ち着きました。
で、最終的にはひとつに絞られるのかな、という予感はありましたし、今後もどうなるかはわかりませんが、今のところは絞り込むこともできずにいます。ひとつに限定したほうが、たとえばこのnoteだったりツイッターでももっと深い話ができると思うのでそっちの方が面白いだろうということはわかっているのですが、自己満備忘録という路線を外したくはないので、今後もとっ散らかった感じで行こうと思います。

長島蓮の移籍

さいたまブロンコスで一番の推し選手だった長島蓮選手が、熊本ヴォルターズに移籍することが決まりました。とても残念ですが、バスケ観戦生活を始めた時から、これは望んでいたことでもあります。
気になる選手が移籍し、その移籍先のチームも気にして観るようになれば、そこに新たな沼の拡がりがあります。新たな出会いもあるかもしれない。
よりにもよって熊本かいっ!ていう想いは正直あります。でもあのクラブも変わろうって思ってるはずだし、変えようって思っている人もいるはずだし、好きになれるかどうかは分かりませんが、とりあえずこれからも蓮のことは気にして追っていきたいと思っています。
素晴らしい活躍だったし伸びしろもあるので、上位カテゴリーからの引き抜きはあるかもしれないと、覚悟はしていました。自分の目に狂いがなかったと証明してもらったかのようで嬉しくもあります。
熊本までは行けないけれど、越谷や大田区開催のアウェイ戦だったら行ける距離だし、そういうのも悪くないなって思ってます。

2021-2022 年間最優秀賞 恩塚 亨

アンチもいらっしゃるようですが僕はものすごく良い影響を受けているし、誰がなんと言おうとこの人を応援していきたいと思っています。
ハイレベルのスキルと、モチベーションの高い選手たちが結集する代表チームに、ワクワクという概念を持ち込んで、なりたい自分、なりたいチームを植え付け、夢を与える存在になりたいと語るヘッドコーチ。今まで誰もやらなかったようなことを、当たり前じゃないのかもしれないけど当たり前のようにやっている凄さ。
こんなふうに喋ってみたいなと、職場のミーティングで試してみたりするんだけど、周りに響いてないなっていうのがわかると語尾が宙ぶらりんになってしまいます。
でも恩塚さんがよく言う「その背景には」とか、「というところから逆算すると」とか、最近意図的に使ってみたりしています。これからも続けます。
つい3年前までは常に不機嫌で高圧的な指導をしていたひとです。成功をおさめたにもかかわらず自分の指導法を見つめ直し、180度の方向転換を選択。素晴らしい。変わること、変えることを恐れないひとにはすごく好感を持っているし、自分もいつもそうありたいと思っています。

バスケで日本を元気に の想い

息子をブロンコスのバスケ教室に参加させたとき、すごく感動した出来事がありました。
小学2年生だった息子と、ほぼ同年代の他の子供たち。息子はボールもろくに触ったことのないど素人で、参加していたまわりの子たちも見た感じほぼ素人だったのですが、その素人集団の、他人同士の子供たちが、全体が始まる前にひとりひとりボールを受け取ると、大人は誰も指図してないのに、ゴール前に列を作って順番にシュートを打ち始めたのです。その光景を見たときに、バスケって素晴らしいな!ってすごく嬉しくなりました。ゴールがひとつあれば自然とそこにコミュニティーが生まれるんです。こんなスポーツは他にないです。
シュートを打つとボールが下に戻ってくるっていう特性も影響していますかね。ハーフコートのゲームにも国際ルールがある時代なので、ゴールとボールがひとつずつあれば成り立つスポーツです。
その一方で、ゴールがないとどうにもならない、というデメリットも有馬記念。
この歳になって久しぶりにバスケやりたいなって思っても、友達もいないし、ブランクあるからチームに入るのも抵抗あるし、とりあえず1人でシュート打ちたいって思ってもゴールがないんです。
そこで考える、未来への想いとして、ゴールがもっといっぱいあったら良いなって思うんですね。マイエリアで思いつくところといえば彩の森くらいだし、ひとつしかないから先客がいたらできないし、そういうところがもっと増えて欲しいなって思う。久々のおっさんがひとりでシュート打ってても恥ずかしくないような場所。
ゴルフの打ちっぱなしとかバッセンみたいに、フリースローセンターみたいなのがあっても面白いですね。
ゴールとボールがあればできる素晴らしいスポーツで、街がいっぱいになってくれたら嬉しいと思っています。
もちろん、世界にはいろんなスポーツがあります。各団体が普及に尽力していることもわかっています。少子化の時代、選手もファンも奪い合いになる。そんな中でバスケばかりが優遇されることはありません。
ただ僕はバスケに魅了されたひとりとして、これからもバスケを愛し、バスケを語り続けていきたいと思っています。
バスケで日本を元気に!まさにこれです。


今日もありがとうございます。

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