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名古屋めしを食べました。

NHKの新日本風土記で名古屋めしが特集された。私は名古屋にいまだかつて行ったことがなく、名古屋めしに馴染みがないため、「豆味噌ってどんな味なんだろう」とすごく興味を持った。急に食べたくなり、放送を見た翌日、夫にせがんで、新宿にある「世界の山ちゃん」に連れて行ってもらった。

ちなみに夫はこれまでにも何度も名古屋の地を踏んでおり、今週末の友人の結婚式で名古屋にいく予定である(羨ましい)。しかし、上記の番組を見る以前から、私が「名古屋に行ってみたい」とせがむと、「名古屋はご飯がね・・・。」と言葉を濁してきた。夫だけでなく、名古屋出張が多い友人の話を聞いていると、ご飯に困ると言う。どういうことか、よくわからなかった。

世界の山ちゃんにいくのは人生で3回目だった。それまではとにかく「幻の手羽先」をひたすら頼むことが多かった。だけど、今日という今日は名古屋めしを食べつくしてやると意気込んで、味噌とんかつ、味噌カツ(串揚げ)、どて煮、名古屋コーチンのつくね串などを一気に頼んだ。

一口目。確かに皆が口を揃えて言うように、味は濃い。しかし、この濃さと味噌の独特の渋み?がクセになる。なんだ、美味しいじゃないか!(これでビールも飲めたら最高なのに!!)と、思った。
しかし、味噌とんかつを3切れ、味噌カツを2本食べた後、どて煮が運ばれてきたあたりから、急に満腹指数が10のうち9くらいに達した(それまで5くらいだったのに)。なんだ、まだまだ、焼きそばとか食べたいと思ってたのに・・・

というわけで、名物名古屋カレーも食べられないまま、夫だけ一人で焼きそばを平らげて店を出た。く、くやしい。もっと、食べたかったのに。
さらには、怒涛の味噌の洗礼を受けて、「しばらく来なくていいかも」とさえ思ってしまった。何だろう。美味しいのだけど、食べ慣れないためか、許容量が決まっているのでしょうか。タイに20日間ほど行ってたときも、大のタイ料理好きの私でも、2週間もナンプラーとパクチーまみれの料理を食べ続けると日本の出汁の味が恋しくなった。その時の気持ちにやや似ていると思った。

これに懲りずに、出産して落ち着いたら、本場名古屋で矢場とんを食べたいと思う。

※料理を撮り忘れたため、写真は夫が注文したビールになってしまった。

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