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ミルコがみる奈良

久しぶりに書いておきます。

ミルコがみる奈良なので
もちろんいい加減です。
私の感じ方ですので
信じないでくださいね。

奈良市北部あたりの平野には
もともと春日山信仰がありました。

太陽がのぼり、盆地にとって貴重な水源でもあったのです。

そこに神社や寺も習合していきます。

注目すべきはじまりのほうに
若草山山頂の鶯塚古墳があります。

山頂の展望台までは、幼稚園の遠足などでよく登ったりします。

ここからの眺めは素晴らしいです。
これが山の目線にたった視点なのです。

若草山の山焼きの起源をみてみると
古墳のできた頃よりずいぶんたっていますが、皆この視点の重要性に気がついたのではないでしょうか?

若草山を焼くことでこの眺めを維持し続けることができるのです。

奈良にはとても素晴らしいお寺や神社がたくさんありますが、私はこの眺めを推したいです。

山頂付近で目が慣れてくると、木々に隠れてこちらをじっと眺めている鹿の視線に気がつくようになります。

それは何か神聖なものに気がつくような感覚です。

本当ですよ。

山頂の鹿には昼でも、シカせんべいを追い求めたりしないような威厳あるシカがたくさんいるのです。

なんのはなしですか

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