法則はわからない
どうもよくわからない。
どうもよくわからないけれど
おそらく関係性があるように思われる。
なんの関係性か。
歌と、脚の運びと、肩甲骨の開き方と腰痛そのあたりだ。
あるいは
骨と筋肉と身体の使い方?
①
私の通うボイトレでは
「口先だけで歌おうとしない。身体全体で歌う。」
という内容のことを聞き、
肩甲骨を開く準備運動をする。
昨年1人で実施していたホーミー練習のおかげで、私は歌わないと声は出る。
先生と一緒に歌うとつられてたまに身体全体の声が出る。
喉は締めない。
丹田に力を込める。
②
YouTubeによる疲れない歩き方研究の動画。
太腿をあげようとしない。
足だけで歩こうとしない。
腰から歩く。
イメージは操り人形になったように膝を透明の糸で持ち上げるとつかみやすい。糸の端は自分の手で持つ。
③YouTubeによる古武術の重いものの持ち方。
手だけで持とうとしない。
身体全体で持つ。
やり方はいろいろ。
身体と荷物を一体化させて持つ。
しゃがんで、膝を伸ばすことで持ち上げる。
肩甲骨を開いて背中を使って持つ。
おそらくなんか身体の使い方にポイントがある。武術ができる人は声も良いのではないか?声が出せる人は重いものを楽々持てたりするのではないか?
とにかく、身体全体の使い方がわかれば筋肉はそれほど要らなそうなのだ。
旦那は若い時から首が痛いらしい。常に理想の枕を求めている。
腰も痛いようで、寝具研究にも余念がない。柔らかいのや硬いもの、部分的に硬さの変わった素材のものいろいろ試している。
とても痛くなった時、私の出産の時の腰痛ベルトを貸してやったらよかったようで、自分で腰痛バンドを買った。あれは夏暑い。
そこで、ランニングを始めた。腰回りの筋肉を鍛えてバンドがわりにしようというものである。
けっこう良かったようだ。週に一二回継続して走るようになって、早くもないけどマラソン大会に出るようになった。
欲がでる。練習距離が長くなる。
膝を壊した。
そこで走るのはそこそこにして、歩き始めた。子どもは駅まで車で送ってもらっているのに、歩いて行くことになった。
なかなか良いようである。
しかし私は思う。
まだこの人の歩き方は
足を使っている。
腰から歩いてはいない。
この歩き方長距離は
私もできないのだが、
私は思う。
夫は私のホーミーを
ずっと怪訝な顔をして仕方なく
聴いている。
これやったほうがいいのは
本当は夫なんじゃないか?
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