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RERIVE / Nemophila

ハードロック/ メタル好きなら、聴かないと損をする至極の一枚。

最近の音楽シーンでは、日本のガールズロックシーンが奮闘している。
今は、表だった活動を休止しているが、BaayMetal の海外の大規模フェス の参加やBiSHのアイドルだが、中身はヘビーでラウドで、パンキッシュなグループの紅白出場(これを最後に解散と言う噂もあるが)は、コアなハードロック好きではなくても耳にしていると思う。

しかし、この二組は、活動がなくなってしまっている。

Show-ya や Scandal からという、ガールズバンドという名前を利用した(言い方は悪いがイロモノとして)活動を始めたバンドが、長く活動で実力を付け、男女の垣根や区分を越えた高い実力を持つバンドに育ち、個々の地位だけではなく、ガールズバンドのいう枠の地位もあげてくれた。

それなのに続くバンドが伸び悩み、上のふたつのバンドのように活動を休止したりしている。

バンドメイドなどという、イロモノで、明らかに実力不足(ヴーカルはピッチすら安定してない)なバンドしかいなくなるのか……というなかで、Nemophilaは、高い演奏レベル、ヴーカルのパワーでリスナーを奮い立たせる存在として、頭角を表してきてくれた。

YouTubeで、MVがたくさん上がっているので見て欲しい。
2曲目の Dissention の重厚なリフから始まり、Vo.Mayu のスクリームを聴いて、難癖をつけるやつらは、ハードロックについての単語を知っていても、音楽性については、虫ほどの感性しかないと無視していい。
ハードロック好きなら、体の命じるままに曲の世界に没頭して欲しい。
世界に持っていって、勝負できる名曲だ。
もちろん、アルバムを通してバリエーションが豊富で聞き応えは十分にある。

コロナ喎の中、多くのミュージシャンが活動を制限されているなか、Nemophilaも思うように活動ができたとは言えないだろう。

しかし、彼女たちは、歴史に残すべき最高のアルバムを仕上げた。

YouTubeやサブスク全盛の時代、メジャーという言葉に意味はなくなった。
Nemophila は、これからも、とどまることなく素晴らしい楽曲を出し続けてくれると思う。
そして、ライヴ活動が活発化したら、さらに飛躍するだろう。
目を離したら、このグループの活動は世界的に広がり、来日公演のチケットが入手困難になってしまうかもしれない。

まずは、このアルバムを聴いて欲しい。
そして、今後のNemophila のこれからの活躍を一緒に見守って欲しい。



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