ロバくん怒られる
ロバくんは、ロバくんが別の名前で活動していた時に悪魔に魅いられてロバくんになってしまいました。
この呪いは未だに解けず、ロバくんは広い草原の警備をしながら、草をハムハムしています。
記憶は断片的に残されています。
前の名前の時には、Google検索でその名前を検索したら、名だたるSIer(SE系の会社)の人のブログを抑えてトップ3に表示されていたこと。
その会社の役員から『うちに来ないか?』と誘われたけど、現場から離れたくなくて、断ったこと。
別の会社からは、会社の弱点を指摘してくれてありがとう、と感謝状を貰ったこと……
ある納品先との打ち合わせで、相手が『あるブログに細かくまとめがあったんだけど、そのブログと同じことを言ってますよね』って言われたんだけど、そのブログがロバくんが書いたブログだったりして(笑)
でも、その名前は思い出せません。
正確には、その事を知っている人にその事を教えて貰ったのだけど、思い出しそうになると頭痛😖💥がします。
SEの世界の話しなので、すでに陳腐化して、ロバくんが提案した機能のいくつかは、製品に標準搭載されてます。
なので、前の名前で検索しても、過去の人ですけどね……
過去の栄光の話です。
過去の栄光なら、中2で美術の成績が『1』だったしね。
その代わり、高2では、オール5を続けたし……
波が酷いんだ。
その勢いで大学に上がったら、回りのレベルが高くて二週間で着いていけなくなったとか……
社会人になっても、
とある新設の資格試験に初受験で合格したし。
社内で合格したのは課長とロバくんだけという、難しげな試験で……
でも、4年後に入ってきた若いのは半年間で軽く合格して、ロバくんが取れなかった一番上の試験も次の年に取っちゃったしね……
キレイに負けて落ちをつけて来たのです。
負け癖がついているのでしょう
ロバくんは、何かに対して、素直に喜ぶことを知らない生き物になっていました。
だから、ロバくんには友達がいません。
信じられる人はいません。
信じてくれる人もいないと思っていました……
そして、そんな、風に歪んでいたらテーマ
いやーーついに怒られました
人として間違えていると
人としてダメだと……
イロイロと抱えきれなくなっていたのに、勝手に諦めて、もうイイやってなっていたら……
死んで終りにすればいいんだろって思っていた時に……
人生、折り返しを過ぎて、迷わない年を過ぎて……
説教されました……
『どーせ、過去の栄光にすがってる』って言いたいんだろ、と言ったら……
『そんなことを言って、現実から目を反らしているなって……』
フルではないけど、3日くらい掛けて怒られました……
『どーせ、薬では死ねないから、首を吊るとか思ってんだろって……』
……というわけで、見透かされたロバくんは、まだ、生きております。
すべてを納得したわけではないのだけど、先回りして、説教されると逃げ道を塞がれた感じがします……
生きていても、良いことなんて巡っては来ないと思うんだけどね……
『一生、その重みを引きずってでも、生きろ』とのことだったので、これからも、ロバくんに幸せな時は来ないのでしょう。
いつか、よかったと思える日が来るから、とは言って貰えなかったので……
一生、苦しみながら、ロバくんはロバくんとしての寿命をまっとうしなくてはならないそうです……なにもいいことがない、人生をなんで行き続けるんだよ……
期待しないことにはなれてないのよ……
諦めることにはなれているけどさ……
この楔を背負うのよ……
辛いわ……