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大局的なものの見方。

冷静さを欠いている。

これがここ数年感じている世界全体の流れに対する感想です。
政治にしても、差別問題にしても、病気関連にしても。
落ち着いて少し調べればなんてことの無い問題で常に騒いでいる。
自分は声高に騒がれている問題には常に一歩引いて見るようにしている。
賛否の別れる意見であれば賛成する人はどういう事に賛同し、反対の意見の人はどの部分に引っかかって反対しているのか。その分析をせずにテレビで言っているから、大勢の人が言っているから、何か聞こえが良いからってだけで思考停止してしまっては、これまで生きてきた時間何だったの?と言わざるを得ない。

人は何のために勉強するのでしょうか。
明確な答えは無いのかもしれませんが、自分は生きていく上での選択肢を増やすためだと考えています。そして死ぬまでに過ごす時間をより豊かなものにするため。

中卒、高卒、大卒や院卒だろうとそこは問題ではありません。自分が今現在までに生きてきた時間の中で、どれだけの知識を身に付ける事ができたかどうか。どれだけの判断材料を習得する事が出来たかどうかが大切だと考えます。
これだから高卒はとかFラン大卒はなんて言ってしまう人は、そんな考え方しか出来ない時点でそう言う人たちに負けています。

少し脱線しましたが、現時点で社会的に問題になっている事について、冷静に自分の力で考えたり調べた事ありますか?

ウィルスの特性、本当に騒ぐほど危険なウィルスなのか、消毒液の使い分け等々をこれだけ容易に調べるツールが整っている時代に、あなたはどれくらい調べましたか?たとえば令和3年1月7日に東京都は2000人の陽性者が出たと発表しました。うなぎ登りで数が増えているとテレビや医師会は危機感を煽ってきます。では東京都の人口は何人でしょうか?

東京都の人口は約1400万人ですよ。この2000人というこの日の数字だけ見ても、2000人÷1400万人=0.014…%です。1000人いて14人が陽性という数字です。もちろん昨年から累積して考えないといけませんけれど、昨日令和3年1月6日の時点での東京都の入院患者と自宅待機者等を合わせた数は12431人です。ここに今日の陽性者を合わせても、0.1%です。10人いたら1人が陽性である計算になります。これを多いと感じるか少ないと感じるかは人夫々だと思いますが。

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だから気を抜いて良いという話では無いですが、約1年が経過して重症になりやすい人はどういう人なのかという統計もわかってきています。糖尿病を始めとする持病のある方や高齢者が目立って多いと。とりわけ重症化した場合は死に至る可能性も高くなるタイプのCウィルスだと。裏を返すとそれ以外は症状も気付かないレベルのウィルスなんですよ。
こうやって言うと、無自覚な人がリスクの高い人にうつすだろう!って怒る人がいるのですが、この場合のリスクの高い人というのは今回のウィルスに限らず全てのウィルスに対してリスクを抱えている人なんですよ。毎年多くのこのリスクが高い人が無自覚な人たちからライノウイルスやインフルエンザウィルスを移されて亡くなっているのです。
これが私の言う世論が今冷静さを欠いているという根底です。

毎年無自覚だった物事が、昨年から連日気が滅入るくらいに感染者の数を聞かされているから大きく注目されていますけれど、毎年この乾燥して気温の下がる時期には同じように多くの命が失われているのです。
だからこそ、これまでの認識を改めなければいけないのと同時に、例年通り流感に対して危機意識は持ちつつも穏やかに、過剰に騒ぐ事はやめなければならないのです。

メディアが公正だという考えは一旦棄てましょう。世の中の全ての情報が誰かの意志によって取捨選択されて流されています。簡単に情報が手に入る世の中だからこそ、自分で調べて色んな考えを冷静に分析する事が大切です。

下手をしたら自由に物言える社会の終焉がもう眼前まで迫ってきているかもしれませんよ。

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米議会に乱入した人たちに対して大統領が「悔しいのはわかるが、我々は平和的に運動すべき。…家に帰りましょう。平和的に…」とツイートしたらアカウントが凍結されたそうです。不思議ですね。

どんなルールに違反したのでしょうね。何事も冷静に考えて判断しましょう☆

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