剥き出しムーミン谷


昨日薬局がポイント10%還元セールしてた。
1000円買って100ポイント返ってくると「うぉお!すげぇ!」って思うけど、3000円買って300ポイントだと「うーん…なんかショボいかも」って思っちゃう。
アレってなんですかね。

今日はちょっと仕事いそがしかったけど、一日中ムーミンのこと考えてた。

この間「ムーミンがスナフキンのこと好きなのって、スナフキンがムーミンのこと好きじゃないからだよねww」みたいなツイートがバズってた。

なんかこう、間違っちゃいないけど合ってるとも言い難いラインのツイートだな…

正直、スナフキンってムーミンのこと「嫌い」ではないよね。
だから合ってるか間違ってるか?といえば間違ってる気もするんだけど。
でも、スナフキンの愛がムーミンの愛とは表現の形が違くて、ムーミンがその形に十分納得していないと言えばまあ、事実。

ムーミンシリーズって結構こういうのやるよね。
人と触れ合う中で感じる、権力勾配というか、孤独感…?

普遍的な話として、好きな人が自分のこと好きじゃないとものすごい手に入れたくなる!みたいなのあるじゃん。
そういう右往左往したモダモダがそこかしこに書かれてる。

自分はめちゃくちゃすごい人間のはずなのに、なんで認められないんだ!とか

お隣さんとコミュニケーションとるのはあんまり好きじゃないけど、親族にこういうことをするもんって言われてるししなきゃなぁ…とか

社会の中の自分姿と、本当の自分の姿とでの揺らぎというか、自分という人間の形を見極めたい気持ち。

わかる!私もめっちゃあります。

人間関係もそうだけど、人間関係に関連した、自尊心の話ですよね。(他人は社会と定義する)

だから、「憧れの人が自分が思うように振り向いてくれなくて死にそう!」はそのひとつっていうか、そういうブロークンハートが1番顕著に出てる。
「フラれる」って、信じていたはずの自分自身の価値が、社会(他人)によって最も乱される瞬間じゃない?

こういうイヤ〜な心の乱気流と、それに対する落とし所の見つけ方が、書かれてる。

たいていは、劇的じゃないんだけどね。
だからホッとする。これでいいんだ。

ムーミン谷ってよく、飾らない素のままの人たちが住んでる場所みたいに言われるけど、牧歌的とかじゃなくて剥き出し!

だから、できる限り端的に言っちゃえばムーミンってあのツイートの内容のとおりなのかも。
この言説がツイッターっていう社会的で表層的な場所で流布されたのも含めて芸術点な気がしてくる。

トーベは生きてたらツイッターやってたかなぁ。
たぶんやってないですね。

てかもっと普通に日記やりたい。
もういいよオタク日記は。
でも色々考えちゃうんだよね。
考えて、メモしたいなーって思うんだけど、アホだから考えたことまとめるのが大変。
何度読み返しても、この文章がオチに向かってまとまってる気がしない。

肩こりが本当にひどい。
枕が欲しいんだった。
ここにメモしておこう。

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