就職したい

noteの更新を1週間でやめてしまった。
私にはよくあることである。

先日もアプリで英語学習を始めたが、1週間でやめてしまった。
基本的に根性がないし、何かを続けた先にご褒美や成果が実るビジョンが見えない。
私は人生を、ニンジンがない状態で走っている。

だから何にも成功したことがないのか、幼い頃から何にも成功したことがないからこうなってしまったのか。
卵と鶏理論だ。

朝も弱い。勉強もできない。
仕事もできない。集中ができない。

特に朝が起きれないのは困る。
私は今の職場を、月に一度は盛大な寝坊をして遅刻している。
暇な職場で上司も優しいので許されているが、この状態では今の職場以外ではやっていけないだろうし、この職場で正社員に昇格するなんて夢のまた夢だ。

そんな怠惰でバカな私が今までの人生で唯一続けられてきたことが、漫画である。
と言っても、二次創作だ。

やったことのある人ならわかると思うが、二次創作は実力不相応に数字が伸びる。いうまでもなく、他人の褌を借りて、それっぽくそれっぽい踊りを踊れるからである。

だから、数字が目に見えて出て端的に面白い。
お勉強なんかとは比べ物にならないくらい脳内麻薬が出る。
それに、原稿が完成すれば成果物が明確に形になるというのもよかった。
私の人生における、唯一のニンジンだ。

ここに書いたのか忘れたが、昨年の5月、就職してメンタルが限界を迎えていた時に出張編集部に赴いた。
そこで某編集部の某編集さんに拾ってもらったので、2本ほどその雑誌に読み切りを投稿したのだが、当然ながら全く奮わなかった。

コンテンツとして文脈を作るのではなく、文脈を掻っ攫って制作(創作ではない)をする、私という二次創作作家の、底の浅さがこれである。

そこでまぁ、何を思うかというと、やっぱりマトモに就職しよう!
ということである。

その前に、二次創作は数字が出るなどの大口を叩いたり、商業雑誌の担当編集がついたりなど、こうやって並べ立てると順調そうだし普通の通いなどの労働よりも生きていける可能性がありそうなんじゃないかと思われてしまうかもしれないので、二次創作における具体的な数字を出して弁明しておく。

大人気ジャンルの2番手程度の人気カプで、ピクシブのフォロワーは1000人いっていない。ピクシブメインで活動しているので、ツイッターのフォロワーは100人程度。
その1つ前、一過性人気のジャンルでツイッターメインで活動していた時は、ツイッター500人、ピクシブ500人(他ジャンルアカウント流用)である。
ちなみに、当然だが今のアカウントで他のジャンルを上げるとブクマ数は1桁である。

こう書けばだいたい実力を想像していただけると思う。あ、察し…だ。
実際ネットで創作活動している人にはわかってもらえると思うが、この数字はたいしたことがない。
現実的な話として、二次同人から商業に上がるならば、もう少し、いやかなり数字が欲しいところだ。

そういうわけで、就職をしたい(そもそもちゃんと企業に就職して仕事をするということ自体に執着がある。私は社会的信用という言葉が大好きなのだ。)ので、担当さんに一報入れて、終わりにさせてもらった。クソお世話になりました。

と、いうわけで先日から就職活動をしている。
が、しかし、書類が1個も通らない。
カスの経歴(Fラン大学・新卒3ヶ月退職・半年で今の職場を辞めようとしている…?)なので、通るわけがない。

選り好みしすぎな可能性は大いにある。
しかし、誰でも通るような会社に再度就職したとて今度は三日でやめるのがオチだ。私には残念ながら根性がない。当然だ。あったらこんなことになっていない。ぴえん。

本当は面接のこととか、ここがダメだったかも、あれがダメだったかもなど、上記の漫画のように色々書きたいのだが、本当に一個も通らないので、書くことがない。

私はどこにいけばいいのか。

悩んだ挙句、また漫画に戻ってきてしまった。
別の雑誌に投稿してしまったのである。
可能性のないことにこうやって縋り付いていることに、情けなくて涙が出そうだ。

先ほど具体的な数字を挙げてしまったので、実力については弁明のしようがない。(そのための赤裸々さだ。)
しかし、それでも私にとって、漫画は一縷の望みなのである。
これを仕事にできて、年間250万円でも稼げれば、幸せだと思う。

無能な私が、人より少しでもできることと言ったらこれしかないのだ。
例えできる人の中で劣っていたとしても、私のニンジンはこれしかないのだから、これに縋り付くのが最適解なんじゃないかという気までしてくる。

しかし数字を、結果を見返し、それがおそらく幻想であろうことが、ただひたすらに怖い。

どちらにせよ、今就職は難しいことがわかった。
もう1年働いてからなんとかする。それくらいの気軽さがあっても良いのかもしれないと、自分に言い聞かせている。
ただ早くマトモに仕事ができるようになりたい。

情けないし、アホだとは思うけれど、このnoteは情けなさを吐露するために作った(気がする)から、まぁいい。今日はこの辺で。

また自分が情けなくて耐えきれなくなったらくると思う。


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