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アウトプットのすゝめ

初めに

こんにちはタラリコです
今回はファンダメンタルズの記事ではなく
適時アウトプットをする事で
ファンダ・テクニカル・相場感
あらゆる面での理解力を
高められるというお話です。

直接的にトレードのお話をする訳ではなく
説教じみた内容になってしまう可能性がある為
100%読者に受けない内容だという
悪い意味での確信がありますが、

FXと言う初心者に優しくない世界で学ぶ上で
非常に大切な本質のお話かと思っているので
バズらないの覚悟で筆を取った次第です。

アウトプットが鍛えるFX力

FXと言うのはやはり特殊なゲームで
義務教育を履修しても身に付かなければ
書籍を読んでも簡単には身に付かない
専門用語だらけの世界なので

とっつきにくいし、相場の情勢も
時間経過とともに変わるので結局は

サロンに入ろうが、SNSでメンターを見つけようが
「独学力」が最低限は必要になってしまいます。

その「独学力」の向上への最善策が
アウトプットかと私は考えている為
その理由などご紹介していきたいと思います。

FX習得力=翻訳力

専門用語だらけのFXですが、
逆に言うと難解な専門用語のハードルを越えると
ツイッター上には識者の見解が溢れていたりする訳です。

それらの識者の意見を文面だけで初心者が理解するのは
難しいですが、僕としてはそれらの識者の見解を

「そーゆーことね」って自分の言葉に変換して理解する力

翻訳力が重要だと思っています

そしてその翻訳力を鍛える最も効果的な
トレーニング方法がアウトプットと言う訳です。

まず初心者が優先して高めるステータスは
テクニカル力でもファンダ力でもなく
その根幹たるアウトプット力だと言う訳です。

アウトプット力養成ギブス(ツイッター)

アウトプット力を鍛える手段として
推奨したいのはツイッターです。

フォロー先を間違わなければ
インプットツールとしても情報が速く
そこで得た情報を自分の言葉として発信する事で
翻訳力も鍛えられる素晴らしいツールです。

ここで知り得た(インプット)情報を
いいねボタンやRTボタンを押すだけで
完結するのではなく

引用RT等を活用して自分の言葉で発信(アウトプット)
するだけで情報の吸収力が格段に高まります

ここでツイッターが優れているのは
「文字数が制限されている事」で
限られた文字数で自分の言葉に言い換える
と言うのは必然的に「要約」させられる為
翻訳力・理解力の向上につながります。

自身のTLが通常RTだらけの人は
これを気に通常R Tを封印してみるのも
一つの手段かと思います。
※ツイッターを普通に楽しむ分には
 好きなだけRTして問題ないです(笑)

アウトプットによる
トレーニング(ファンダ編)

例えばファンダメンタルズへの理解を深めるには
マーケットの先の展望への嗅覚が鋭く先見性の高い
人たちをフォローしていく必要があります。

投資界隈の場合は株式投資家たちがそれです

彼等株式投資かの発信する相場感が
そのままFXでの為替の動きに
使えるかと言うとそうではなく

「こういう理由で株が上がる」を
「その場合この通貨が買われる」に
翻訳する必要がある訳です。

そこで私の取った学習手段は
ざっくり言うとこんな感じです

①株式投資家&投資系ニュースをフォロー(1次情報)
②1次情報をFXベースに要約してくれている
 翻訳家をフォローする(2次情報)
③それらの情報を自分の言葉に要約して
 引用RTなどを活用してアウトプットする
 (まずは2次情報のアウトプットから)

外国語を覚えるのに
字幕付きで海外ドラマを見るのと(①&②)
その国の恋人を作るの(③)
が一番ってっとり早い
ってのと同じ理屈ですね
コレを継続すれば気付けば
ブルームバーグのニュース記事などの
1次情報だけでおおよその
相場感を構築できるようになるはずです

この場合の翻訳家として
推奨したいのは

羊飼いブログにて
インタビュー記事が定期的に配信される
為替ディーラー井口氏

毎日ラジオ配信アプリVoicyで
非常に噛み砕いた相場解説をしてくれている
ユーちぇる社長辺りが個人的にはオススメです。

アウトプットによるトレーニング
(テクニカル編)

僕自身がテクニカルよりは
ファンダが武器の人間だと言うもの
ありますが、テクニカルの方が
もう少し独学的な部分が高くなると思います。

基本的にはデイ&スイングの人なら
日々のエントリー根拠をアウトプット
スキャの人の場合は1つのエントリーを
アウトプットは難しくても
目線や戦略などをアウトプット

まずはコレだけで
何となくの雰囲気エントリーが
減らせます。

人に説明できない「何となく」の
エントリーが出来なくなるわけですからね
そしてもう一つ

ミラトレはしない事

ツイッター上に目線を先出する
優秀なトレーダーは実はありがたい事に
沢山います。

彼等にとってもエントリー根拠を
先出する事が不用意なエントリーを
抑制する手段になっている場合や
単純な善意だったりする場合など
理由は様々ですが実際に
優秀なトレーダーの先出目線は存在します。

しかしミラトレがNGだという理由は
理屈がわからないままのミラトレは
自分の実力の向上に繋がらないと言うのが
一般的な理由ですが、それ以上に

利確損切りの判断ができない

と言うのが一番大きいと思っています
優秀なトレーダーほど
コンプライアンスを意識する為
具体的すぎるエントリーポイント利確・損切
までは明確には発信せずに
目線だけを公開しがちです。

それだけでも十分有益なのですが
エントリーロジックが理解できないと
結局は利確損切りを誤って
損をしてしまう何とことが
結構あるあるかと思います(経験談)

逆に言えば自分のトレードとして
エントリー根拠を落とし込めれば
ミラトレはアリです

こんな理屈でエントリーして
こう言う理由でココに損切りを置く
利確ポイントはここに置く

と言う形で
自分の手法として落とし込んで
自分の言葉でアウトプットできる場合は
積極的にトレードしていきましょう

ここでも翻訳力が問われると思います。

そして人の手法や自分のトレードを
分析・アウトプットを繰り返していくうちに

負けること・失敗することが
出てくると思います(出なきゃおかしいです)

そんな時にメンタル管理の面では
スッパリ忘れるのも良いのでしょうが

ここでは「なぜ負けたのか」の
分析もすることを推奨します。

その結果見えてくるのが
自分の性格的にエントリーが先走るだとか
損切りが下手だとかなどの
自分の性格的な長所と短所や

今の手法や使用するインジケーターが
トレンドに強いだとかレンジに弱いだとか

自分の性格と手法の特性が見えてきて
自分にはどんな手法が合うのかが見えてきます。

自分の性格に合う手法をと
自分が取り入れたい手法は必ずしも
イコールではない為、ここまで自己分析すると

手法を自分に合わせるか
自分に合う手法に切替えるか

の選択肢が生まれてくると思います
自分のトレードルールを作る際には
この辺りがキモになってくるかと思うので
自己分析の参考にしてみてください

アウトプットは分かりやすく

アウトプットと似て非なるものが
ここで入って良けばよかったと言う
「タラレバ」で大体の人が
コレになりやすいです

そうではなくても
第三者が見て結局どんな根拠で
エントリーしたのかさっぱりわからない
アウトプットはメリットが薄いです

例えばオンラインサロンなどの
トレードに対して意見を交換できたり
場合によっては上級者から助言をけたりできる
環境に貴方が身を置いていたとします

良質なオンラインサロンであれば
貴方のアウトプットを頭ごなしに
否定される事は少ないと思いますが

ただし、結局何が言いたいのか分からない
不明瞭なアウトプットに対するリアクションは
相手のリテラシーが高ければこそ

スルーもしくはスタンプ押して
お茶を濁されるかのどちらかです

一例として上図は
少し前に実施した私自信の
トレード目線のアウトプットです。

別にこれが完璧なアウトプットの例だなんて
自惚れたことを言うつもりは無いですが、

例えば
次のチャートの展開をこんな感じで見てます。
っていう目線や
そこに至る根拠になる材料を
パッと見でわかるように示すのは
今時はPCがあれば大して時間も
かからないかと思います

最低限こんな形で自信の目線や
トレードプランを示すことができれば
仮に意見が食い違ったとしても

上級者からは
「自分なこうする」

といった前向きな助言が
返って来やすくなると思います
アウトプットのわかりやすさは
ある程度しっかりやって損はないです

コレが習慣化する頃には
間違いなく成長を実感できるし
貴方自身に対する周囲の評価も
変わってくるかと思います。

最後に

私の持論を一方的に投げつけるような
記事に最後まで付き合っていただき
ありがとうございます

元々トレードで結果を出せている人には
そもそも不要な記事ではありますが

結果は出せていないが
次のステップに進むための
あと一歩が踏み出せない方の
背中を押すことが少しでもできれば
幸いと思い書かせていただきました。

ココまで読んで
もしくは、こんな記事読まないでも

アウトプットは大切だと
わかっちゃいるけど出来ない

そう思っている人も
案外いるかと思っています。
その人たちの多くは
「面倒臭い」が理由というよりを

人から聞きかじった話を
さも自分の言葉で語るなんて
知ったかぶりみたいな事出来ない

こんな思考の方が多いのでは無いでしょうか?
この記事を読む方はトレードできる年齢なのですから
大なり小なり、良い大人な訳ですので
そんな気持ちになるのも解ります。

でもですよ?

覚えたての言葉をドヤ顔で使う
ちびっ子たちのモノを覚える
スピードって尋常じゃ無いですよね?

我々も幼い頃は誰しもが
アウトプットの鬼だったはずです
トレードと言う大人の世界の中でこそ

童心に返ったアウトプットを
ぜひお試し下さい

ココまでのご拝読ありがとうございました。

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