物忘

私は物の紛失に特化したADHDだ。

単なる不注意と言ってしまえば済む話だが、そんな言葉では擁護しきれない。

・AirPods
AirPodsプロのケースのみが2つある。
5回ほど買い直し、現在は片耳がない。

・財布
交番や警察署に届けてくれる優しい人に拾われることもあるが、まだ手元に返ってきていない財布は2つある。
カード類の再発行に関しては手馴れたものだ。

・スマホ
母に車で送ってもらう時は帰り際に「忘れ物ないね！大丈夫だね！」と念入りにダブルチェックを行う。
車を降り自宅に着いて数分後、スマホがないことに気付く。
母に戻ってきてもらい無事保護。
不幸中の幸い、1番紛失しやすく1番見つかりやすい。

・支払書や大事そうな書類
ひとつの場所にまとめるという行動ができない。
水道料金の支払書はすぐになくなるし、気付いたら最終通告の書類が届く。かなり怖い。


・チャージスポット
返す、という行為がムズすぎる。
買取回数は5回。
板橋ハウスの吉野は家に山積みのチャージスポットがあるけれど、私の家には1つもない。
手元に残らないものを買い取る絶望感を何度味わってもまた借りてしまう。

🆕・鍵
こうなることが分かっているから、一人暮らしを始めてから鍵は開けたままにしていることが多い。
4年間で泥棒の侵入率は0%、鍵を閉める理由がない。
だが昨日はしっかり鍵を閉めて、ご丁寧に窓のシャッターまで下ろしてしまった。


どこで鍵をなくしたのかよりなぜ鍵を閉めてしまったのか、という感情が先走る。
もう絶対鍵は閉めない。そう心に決めて業者からの連絡を待つ。

こんなことで有休消化してる社会人、情けないにもほどがあるな。

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