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「居場所」を作るために 〜eBASEBALL 豊洲パブリックビューイングに思うこと〜

よし、何とか2ページ目を書いたぞ…
って、そもそもアナタ誰ですか?という話で…。

自分では「野球初心者のラジオリスナー」だと思っています。
セ・リーグはヤクルト、パ・リーグは日ハム、マスコットは12球団。
いずれも細々と、陰ながら応援させて頂いております。
自己紹介がてら、2019年シーズンに見た「球団マスコット」でも、戦績とともに綴ってみようかと思います。

(1)野球場(プロ野球、eBASEBALL会場)で見たマスコット
①3月21日 オープン戦
ヤクルト対広島@神宮 ▲7-7
つば九郎、つばみ、トルクーヤ
②5月17日
ヤクルト対DeNA@神宮 ●3-4
つば九郎、つばみ、トルクーヤ
②6月21日 
ヤクルト対ロッテ@神宮 ●3-12
マーくん、つば九郎、つばみ、トルクーヤ
③7月28日
 ヤクルト対広島@神宮 ●5-12
つば九郎、つばみ、トルクーヤ
④8月17日
 ヤクルト対中日@神宮 ○7-5
 ドアラ、つば九郎、つばみ、トルクーヤ
⑤9月11日
日本ハム対楽天@東京ドーム ●1-3
フレップ
⑥11月3日
eBASEBALL プロリーグ eペナントレース ローソン eオープニングシリーズ@フジテレビ特設会場
 12球団メインマスコット
⑦1月25日
 eBASEBALL プロリーグ SMBC e日本シリーズ@ユナイテッド・シネマ豊洲(パブリックビューイング)
  e日本シリーズ進出球団(巨人、ロッテ)を除く10球団マスコット

このように、私の試合選びには、少なからず「球団マスコット」という要素が含まれています。
神宮の皆様に加えて、球団創設4500勝を喜ぶマーくんの嬉しそうな姿に大敗の記憶を癒やしてもらったり、ドアラを見たいが為にスワローズ側レフト応援席を取ったり、試合中にグリーティングしているフレップを間近に見かけて一気にテンションが上がったり、と言うように、私にとってのマスコットとは、
「現地に向かう楽しさを増やしてくれる」存在です。

(2)球場外で観たマスコット
①8月10日@ひばりが丘パルコ
 レオ、ライナ
②9月8日@ラゾーナ川崎
DB.スターマン
シーズン後半にライオンズの結果を追いかけたのも、横浜スタジアムでのCS開催を嬉しく思ったのも、球場外で彼らのがんばりを目にする事が出来たからです。

ホームグラウンド以外で会える、球団マスコット。
運がよければかなり近くで観る事が出来、
しかも無料の場合もあります。
あらお得、何この神イベント!!

…確かに「お得」で「神イベント」
ですが…ちょっと待った!

そのマスコットは何故、ホーム球場を飛び出して、ビジター選手の応援をしているんでしょうか。
そのマスコットは何故、eBASEBALLの試合開始前、終了後に一喜一憂しながら、プロ選手の応援をしているんでしょうか。
そのマスコットは何故、寒かったり、暑かったり、大量の人混みの中で、手を振ってくれるんでしょうか。

恐らくですが、「野球を観て欲しいから、野球に興味を持って欲しいから」じゃないかな、と、私は思います。

1月25日、昨年の11月よりほんのちょっとだけ増えた知識と、大きく膨らんだ好奇心を抱えて、豊洲へ向かいました。

eオープニングシリーズの時と同じように、入場列は伸びていきました。

たくさんの「BASEBALL」好きのファンと集う事が出来る。
シーズン戦った選手にも、マスコットにも会える。
映画館のゆったりとした椅子に座りながら、
大きなスクリーンと良い音響で、白熱した試合を観る事が出来るという、この上ない贅沢な環境。
そりゃ、人も集まるよね…と思っていたのですが、人が多くなればなるほど、興味、関心のベクトルは分かれるものです。
残念ながら余り良くない意味での「マスコットファースト」な人も、ちょっとだけいました。

eBASEBALL、マスコット、双方に興味がある私は、正直「もったいない…」と思っていました。
動画配信では100万人を超える視聴者を動員する、というように、eBASEBALLの裾野は広がりつつあると思います。
それなのに。
安全上の都合上で、マスコットは呼びません
。パブリックビューイングも中止です、なんてなったら?
他でもないファン自身が「居場所」を奪ってしまう事になったら?
「もったいないなあ…」どころじゃないですよね?

何か一つに特化した興味を持つのも決して悪い事では無いですが、その周辺にあるものがほんのちょっとでも分かるようになれば、自分自身の「居場所」も増える。

私は、そう思っています。

また来年、あの場所で集えますように。
心から願っています。


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