ジョジョリオンって結局なんなの?

スティールボールランから続く回転や禍いというテーマ
作者が大好きな杜王町、特に吉良吉影の救済 
岩人間は2部の柱の男たちのリメイクだけどコレは単なるアイデアでテーマにはない気がする。
時間と空間、相対性理論をずっと扱ってきてSFを書きたいけど荒木のSF感は他の人からかなりズレてるので、ロカカカとかもSFアイテムというより何それ意味わからん という印象がつよい。

3.11は単なる舞台じゃなくてきっとそこから荒木が感じた何かが作品に投影されてそうだけどよくわからない
明言されている呪いというテーマは…今作の敵能力者が遠隔型や追跡型ばかりでワンパターンで楽しくないこととも関連してるけど…わからない

電子版にはカバーの折り返しのコメントがないんだけど、そこに書かれているのは「人間讃歌」から生まれた概念「災厄からは逃れられない」という5部のライクアローリングストーンから続く思想なのかも。それに対してもがくのが人間だってことなのかな

定助が襲われたスタンド能力も体の自由が利かなくなる、物忘れをする、血管が切れる、身体が冷える、心臓が何かキュっとする、身体が軟化する、他人がわざとぶつかってくる気がする、息苦しくなるみたいな高齢者の抱えがちな病理をデフォルメしたものだったのではないかと思えてきます

https://pikawa.hatenablog.com/entry/2023/02/23/183000

コレは納得感あった

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