【11日目】免許合宿の記録。

11-1:寝起きはよくない

11日目。
限界もまだ合宿は半分。
しかし、息抜きにカフェに行ったりする余裕はだんだんなくなってくる。
今日は技能2コマ。
13:10 技能:これまでの復習
16:10 技能:無線指示1人乗車

朝は10:30ごろに起床。
眠る薬を飲んで寝るとあまり寝起きが良くない。
今日も7時ごろから何回か起きたのだけれどぜんぜん起きられなかった。

11:30すぎに受付に体温を報告しつつ、昼食へ。
流れができていて囚人も板についてきている。

スープは気持ち程度。

それにしても昼食は他の飯に比して、てきとうである。

11-2:永遠の相の下に

13:10からは1コマ目。
もうすでに仮免前、いわゆる第一段階でやることは昨日で全て習ったので、あとはおさらいしていくだけ。
教官ははじめての人で、おじさんとおじいちゃんの間くらいの男性。
疲れていそうな顔をしている。
運転自体は昨日から割と慣れてきていて、クラッチとアクセルの操作も身体性が増してきた。
おじさんは特に運転中何か言ってくる人ではなく、「次の交差点左折でクランクね」的な指示しか基本されなかった。
ヤンキーはちまちま言ってくるのでやりにくかったが、何もいわれずに自分で修正する方がやりやすい。

空きコマは寮で、「ねほりんぱほりん」みたり『論考』読み進めたり。
ねほぱほはヒモ回。
ヒモはガキである。

16:10からもう一つ技能。
初の1人乗車。
教官は建物の上から見て無線で進路などを指示してくる。
途中見通しの悪い交差点で注意される場面もあったが、基本的には普通に運転できたと思う。

17時過ぎに終わって、夕食までの間に古田徹也『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』を読み終わる。
語りうることと語り得ないこととの間に線を引くという試みの上で最後には倫理や意志といった概念にも言及される論考の全体的な思想が見えてきた。
あとこの本は前にも書いたと思うけれど古田哲学を読む上でも古田ウィトゲンシュタインの繋がりが見えてくるような気がする。
『はじめてのウィトゲンシュタイン』もまた読み返したい。
これで一応合宿期間に読もうと思っていた論考関連を読み終えられた。
ちゃんと精査したわけではないけど、論考関連の議論も少しは追えるようになったと思う。
あとはウィトゲンシュタインの前期から中期、後期への思想の変遷なんかも抑えておきたい。

食事がつらい

明日の予定を食堂で確認すると、午前中に2コマ技能が入っている。
明日は昼食どこか外へ食べに行こうかと作戦を練るなど。

11-3:大谷ショック

19時過ぎにWBCの壮行試合がやっていることを思い出し、テレビをつける。
1回の裏が終わったところで、2回の日本代表の攻撃四番村上から。
3回にヌードバーがタイムリーで先制し、「ええやん」とか思っていたら大谷の衝撃弾。
しばしば大谷はマンガの人みたいだといわれるが、2次元(マンガ)でも3次元(現実)でもない別の次元で何かをやっているように見えてしまう。
三冠王の村上が小さく見えてしまうのだから不思議である。

大谷でお腹いっぱいになってしまったので今日はノームービー。
明日は朝早いので早めに寝ようと試みる。

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