2021/12/31

久々に雑な近況報告をやっていきたい。

仕事が忙しく、様々な意味でSNSを見る気力が完全になくなってしまい、Twitterは退会した。だが、先日も以前から交流していたフォロワーにお会いする機会があったりと、オンラインとオフラインのパーソナリティーは既に混交し切ってしまっており、結局のところ下手に格好をつけてSNSを退会しようが何の意味もないのかもしれないと呆れ返ってしまったため、今こうして久々にnoteを更新している次第である。

さて、近況報告である。といっても、特筆事項は正直そこまでない。相変わらず退屈な仕事は続けているし、特定のパートナーとは定期的に寝ているが恋人はいない。そこまで精神的にタフな方でもないので、誰か側で支え合える相手と出会えたらいいなとは考えているが、相手探しは正直上手くいっていない。来年は縁に恵まれたい。

また、法学を勉強し直す気になったため、今更ながら仕事と並行して予備校に通い始めたりしている。社会人を経験したせいで余計にそうなってしまったのかもしれない。将来的には通信制の大学に学士編入する方向も視野に入っているが、どこまで頑張れるかは未知数である。とはいえ、このままの生活を続けるのは恐らく精神が耐え切れないので、賭けるべきタイミングが来たら賭けに出ようと思う。

整形外科に通院する羽目になった事もあった。ある朝突然首が回らなくなり、寝返りを打つ度に激痛に魘される事態に陥ったためである。あの時以上にフクロウの存在を強烈に意識した時はなかったと思う。夜行性のフクロウが首をグルグルと回転させるイメージが、回らない首とともに不眠に苛まれる私の姿の上に覆い被さり、何だか超現実的な夢を見ているかのようだった。

身体が急に意思に反した動きを取り始めるのは、老化現象の一つなのだろうか。老化すればするほど、私達の意思に反して身体が勝手に暴れ出したり、硬直したりするとするのであれば、私達は「老い」の代償ばかりに目を向けてしまいがちであるが、「老い」を得る事で私達が変容していく可能性についてはあまり思索を廻らしていないのではないかと思う。

つい先日、私は26歳になった。昨年25歳の誕生日を迎えた時、たしかコズミック・ブルースを歌うジャニス・ジョプリンの事を思い出していたような気がする。何をやっても最終的には自分の目指す方向には向えないのであろうという諦観、それでも上っ面の希望を持ったフリをしながら人生の駒を前に進め続けなければならないという滑稽さと悲哀。あの曲には、25歳のジャニスが抱いたそんな赤裸々な思いが込められているような気がして、だからこそ曲の題名に使われているcosmic をkozmicと綴り直す必要があったのだろうと勝手に想像していたものだ。

来年に迎えるであろう私の年齢で、もうあのジャニスはオーバードーズでこの世を去ってしまうわけだが、私は神経が図太いからどうせ27歳になっても死ねないんだろう。
来年になれば、きっと今年以上に様々な意味で私の可動域は狭まっていくだろうけれど、線が引かれる事によって引く事が出来る線も増えてくれるだろうし、来年も泥臭く呑気に老いていければいいなと思う。射手座らしく、取り敢えず線を引き続けて前に進むしかない。前進あるのみ。

皆様もどうぞお体にはお気を付けて。平穏無事な一年を祈ります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?