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薬物療法の新たな患者様への選択肢

 今回は、抗がん剤使用時の脱毛抑制を目的とした頭皮冷却装置である商品、センチュリーメディカル株式会社の「Paxman」をご紹介します。
 現在、乳癌の治療法の中で化学療法を選択される患者様が多くいらっしゃいます。ただ、ここで問題となるのは、治療の際に投与される抗がん剤が非常に強力なために、目的のがん細胞のみでなく、骨髄や粘膜、毛根などの正常な細胞も攻撃してしまうことで、副作用を伴うケースがあることです。その副作用の一つである脱毛を抑制するための装置が本製品になります。  
 Paxman の頭皮冷却装置は、日本で初めて固形癌に対する薬物治療を受ける患者様の脱毛を抑制する医療機器として承認されました。既に、全国では70を超えるご施設様にて導入されております。

 Paxman 本体内部で冷却された冷却液を、接続されている患者様のキャップ内に循環させることで頭皮を冷却します。頭皮冷却により、毛包(毛の根元)へお薬が混じった血流が減少し脱毛が抑制されます。脱毛抑制効果を左右するキャップと頭皮の密着度を高めるため、日本人の頭皮形状に合わせたキャップの開発や、キャップのラインアップを複数準備しております。
 患者様が多くの不安を抱えながら望むがん治療。患者満足度を高める一つの手段として、本製品を選択されてはいかがでしょうか。

[原稿提供]
 センチュリーメディカル株式会社

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