ソロギター:せかいのどこかでおめでとう!
Create:2024/7/29
Update:2024/7/29
概要
【Song】
せかいのどこかでおめでとう!
【Artist】
オフロスキー
【カテゴリ】
みいつけた!
【曲の紹介】
作詞:小林顕作
作曲:小林顕作
NHK Eテレみいつけた!に
出演しているオフロスキーの曲です。
21世紀の今なお
どこかでは紛争状態ではありますし、、
ふとニュースを見ていても
詐欺のニュースが多かったり、、
疑心暗鬼な面も多い世の中に感じます。
それに対して
この曲の歌詞は
世界中、見渡せば
必ず誰かがハッピーなことがあって
おめでとう!だよね
と非常に前向き、ポジティブです。
ぜひこの曲のように
誰かのおめでとうをみんなが素直に喜べる
世界が実現して欲しいものです。
アレンジ
1.方向性
オリジナルを踏襲
2.チューニング
全弦半音下げ&6弦のみ1音下げ
DropC#チューニングを採用。
3.曲の分析、アレンジポイント
(1)キー
Bメジャー(ロ長調)
スケールの音は
B C# D# E F# G# A#
#が5個の調です。
ノーマルチューニングでは
EADGBEとなり、開放弦が使えず
かなり弾きにくいです。
この対策として
選択肢は2つ
半音下げ(キーCのフォーム)
or
カポ2(キーAのフォーム)
メロディに低い音があるため
カポ2ではメロディとベースのぶつかりが
気になりました。
これを踏まえて
半音下げ(キーCのフォーム)
を採用しました。
6弦を1音下げることで
コードD#mのときに
6弦開放弦のD#音が使用できます。
これを優先しての
チューニングとなります。
(2)構成
TVで流れるサイズを参考にしています。
イントロ
A1メロ
A2メロ
B1メロ
A3メロ
A4メロ
B2メロ
C1
A5
B3
アウトロ
同じメロディが繰り返されます。
繰り返しがある場合、
1回目と2回目を変えるなど
アレンジするところですが
今回は難易度を考慮して
同じ運指としました。
(3)リズム
少し速めの8ビート
(4)ベース部
軽快な感じを出すねらいで
オルタネイトベースを採用しました。
メロディとぶつかりを避けるため
5弦&4弦と5弦&6弦の組合せも
取り入れました。
コードBの場合
5弦3fB音&4弦2fD#音
5弦3fB音&6弦2fD#音
(5)特徴的なフレーズ
「おーめでーとーうー」
ツチャチャチャ
→採用
(6)コード
この曲のメロディ部は
ほとんどの部分は0〜3fにおさまります。
Bメロ「ありがとーう」のコード進行を
B→D#7onG→G#m→C#7
I→III7→VIm→II7
と捉えました。
ベース音が6弦6fとなりますので
移動を考慮して
メロディ部を5f〜7fに配置しました。
4.弾き方の注意点
全体的に軽快に突き進むイメージです。
泣きのメロディとの緩急の差が
あります。
ソロギターでは気持ちを入れて
丁寧にに弾くと良いと考えます。
5.所感&次に向けて
この曲は
同じメロディが何度か登場します。
今回はアレンジしませんでしたが
やはり繰り返しの際は
何か一捻りアレンジを加えたいものです。
(異なる部分を追加するなど)
その一方、加えすぎると
覚える運指が増えてしまい
難易度はあがってしまいます。
また、
コンセプトはオリジナル踏襲なので
原則、自分のアレンジは加えません。
今回の場合、
コードE→F#の時に
ベースの経過音としてF音を
入れることを思いつき
自分で演奏しても弾きやすいので
最初は良いなと感じていました。
しかし、オリジナル音源では
そのように聴こえません。
悩みどころではありましたが
やはりオリジナル踏襲、がコンセプトですので
最終的には経過音のFは外しました。
自分の好みのアレンジをグっと堪えて
オリジナル音源に鳴っている音を再現する、
これを引き続き、目指していきたいです。
終わりに
オリジナルに
少しでも近づくように
アレンジしました。
楽しんでいただけると幸いです!
もしサポートいただければ、ソロギターのスキル向上や動画のクオリティ向上ための費用に使わせていただいたいと考えております。(書籍やソフトウエアの購入など)よろしくお願い申し上げます。