THE BMS OF FIGHTERS : TT -Sonata for the 20th Ceremony- (BOF:TT) のルール追加点まとめ

2024/2/18に先行公開という形で一部公開されていたTHE BMS OF FIGHTERS : TT -Sonata for the 20th Ceremony-のルールが6/29に全文公開となりました。

前回BOF:NTとのルールの差分については分かりやすく強調表示されているので、その部分だけ参照すればだいだい問題ないかと思います。

この記事では先行公開時と比べて変更が入った部分について、比較的影響がありそうな部分をまとめてみました。
なおこのルールは今後も追記・修正が行われる可能性があるようなので注意が必要です。


チーム登録について

本イベントに参加するには事前にチームを登録して頂きます。チーム参加受付期間中に登録を完了しなかったチームは参加することはできません。

本イベントに参加するには事前にチームを登録して頂きます。登録には代表者のメールアドレスが必須となります。
チーム参加受付期間中に登録を完了しなかったチームは参加することはできません。

https://bmsoffighters.net/boftt/rule.html

メールアドレスが必須である旨が追記されました。ここに関しては以前から必要だったようにも思うので特に気にする必要はないかと思います。


BMS規定

今回のイベント用に製作されたbms(bmson)作品が対象となります。
過去に公開したbmsの登録はできません。

今回のイベント用に製作されたbms(bmson)作品が対象となります。
本イベントより過去に公開したbms作品の登録はできません。
また本イベントの登録期間中、会場で登録を行っていない作品を会場外で公開したbmsは過去作とみなします。

https://bmsoffighters.net/boftt/rule.html

同様に「bms作品の禁則事項について」の項目内で

一斉公開前にイベント会場外で公開・配布されたbmsはたとえ本イベント用に出展する目的だったとしても「過去に公開したbms作品」として扱います。

登録期限終了までに登録を済ませていないbms作品をイベント会場外で公開・配布した場合、その時点で(本イベント用に出展する目的だったとしても)「過去に公開したbms作品」として扱います。

https://bmsoffighters.net/boftt/rule.html

との変更があります。前回書いた記事で問題にした「過去に公開したBMS」についての記述が具体的になりました。

ちなみにBOF:TTのアピール規定

・bmsプレイヤーのキャプチャ映像等の「登録済みまたは登録予定のbms作品の譜面全容を記録した映像」の公開は一斉公開開始まで禁じます。
 ・「登録済みまたは登録予定のbms作品の譜面画像の全容公開」も一斉公開開始まで禁じます。
bemuse等のWebベースのbmsプレイヤーまたは音楽ゲームを利用した登録済みまたは登録予定のbms作品の公開は一斉公開開始まで禁じます。

https://bmsoffighters.net/boftt/rule.html

の記述が追加されていますが、BOF:NTの例を踏まえるとbemuseは「bms作品」とみなされるため、一斉公開開始後登録予定の作品をbemuseで公開する行為はBMS規定の「登録期限終了までに登録を済ませていないbms作品をイベント会場外で公開・配布した場合」に引っ掛かります。


また「運営側の判断により失格」となる場合がある例について

4.制作者の承諾を得ていない画像・映像もしくは楽曲を利用した作品
 (後略)

4.制作者の承諾を得ていない楽曲・画像・映像・譜面を利用した作品
(中略)
チームメンバーでない制作者が作成した譜面を同梱譜面として配布物に追加する行為も本項に該当します。
(後略)

https://bmsoffighters.net/boftt/rule.html

と記述が増えています。許可を得ていない楽曲はともかく、チームメンバーでない製作者の譜面がうっかり入らないようにチーム登録の際はメンバーをしっかり記載しましょう。


失格となる場合については、さらに

6.登録段階において入力欄を自動入力しかつ自動送信を行う拡張機能やスクリプトを利用して登録されたbms作品
・主に登録開始直後に自動入力を利用し、登録画面表示から登録完了画面までの表示時間が極端に短かかった作品が対象となります。
・現行のシステムでは本行為を正確に検知できないため、調査を行ってからの判断となります。
・本ルールの採用で問題が生じた場合はこの項目に限り来年度以降に撤回する可能性があります。

https://bmsoffighters.net/boftt/rule.html

の項目がまるまる追加されています。
BOF:NT以前のイベントにおいて、登録期間開始直後にスクリプト等で登録が行われたことがあったようです。
登録が早いと「作品がリストの一番上に並ぶ=目につきやすくなる」ことから、後に登録された作品と比べて大きく有利になっていたものと思われます。

なおBOF:TTではデフォルトの作品の並び順が「シード値固定式ランダムソート」となるため、登録の早さに関係なくブラウザごとに異なるランダムな並びとなるようです。
とはいえ従来の登録順でのソートも残るため、早く登録するに越したことはありません。


プレイヤー参加ルール

先行公開時にはなかった項目にも追加が行われています。

(前略)作品を評価する場合は必ずbms(bmson)の作品として評価していただき、映像もしくは音声のみ視聴等の「bms(bmson)作品としてプレイしていない評価」はの投稿は原則禁止とします。
なお評価の際に使用するbms(bmson)プレイヤーは後述する禁則事項に該当せず、かつ作品内に同梱されているもので指定された鍵盤数の譜面がプレイ可能な場合に限りbeatoraja・LR2以外でも使用可能とさせていただきます。

https://bmsoffighters.net/boftt/rule.html

BOF:TTではBMS規定内で指定されたbmsプレイヤーから「QMS-player」「Be-muse」が除外されており、「beatoraja」「Lunatic Rave 2」のいずれかで正常な演奏ができることが前提となっています。
ただし、評価の際に使用するプレイヤーはこの2つ以外でプレイしても構わないという記述が追加されました。

これはつまり作者がBMSを登録する際に「beatorajaかLR2で正常にプレイできるbmsのURLがあれば、Be-museへのリンクを別途記載してもよい」ということかと思われます。


以上となりますが、正直細かい部分ばかりなのでここを気にするより先にレシオポイント制度のルールをよく読みましょう。

また今後も更なる修正・加筆が行われる可能性があるため、公式のアナウンスは随時チェックしたほうがよさそうです。


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