為替市場は24時間眠らない!だから会社員にもおすすめ!

FXの魅力はたくさんありますが、24時間トレード出来るというのは間違いなくFXの大きな魅力の1つでしょう。
株のように取引き出来る時間が限定されていると、仕事が忙しい方、帰宅時間が遅い方は取引のタイミングを逃しがちです。

その点、FXであれば24時間トレードが可能なので、利益チャンスを逃しません。
今回は「FXは24時間眠らない!取引時間帯ごとの特徴と最適の時間帯は?」というテーマで、取引可能な時間帯、さらにトレードするのにおすすめの時間帯などを詳しくご紹介していきたいと思います!

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FXの取引可能時間は?土日祝日のトレードは?

冒頭部分でもお話しましたが、FXは24時間取引が可能です。それはなぜかと言うと「時差」のおかげです。
時差があるため、世界中のどこかの市場は開いているからです。この項ではFXの取引可能時間について徹底的にご紹介していきます。

FXの基本的な取引可能時間とは

基本的にFXは
米国夏時間:月曜日07:00~土曜日05:50
米国冬時間:月曜日07:00~土曜日05:50
この時間帯で取引が可能です。

ただし、FX業者によって取引時刻は微妙に異なるので、各業者の取引可能時間をしっかり把握しておきましょう。国内FX業者のほとんどはこの時間帯での取引になりますが、月曜日の朝3時から取引可能な業者などもありますので、週明けの窓を狙った取引をしたいと考えている方は、業者選びのポイントに入れてみてもよいかもしれませんね!


土日は取引不可!持ち越しポジションに気をつけて

平日は世界中どこかしらの市場が開いているため24時間取引をする事が可能です。しかし、土日はどの市場も休場するため決済がができません。
(※イスラム圏は金曜日が休日になるため土日は市場は動いていますが日本国内のFX業者で中東の通貨を扱っているところがないため取引は出来ません)

ですが、仮に土日の間に世界主要国で大きな災害、事件、要人の重大発言などがあった場合は、その国の通貨が暴騰・暴落する可能性があるのです。
金曜日の終値に比べ、1~2円円高もしくは円安で月曜日に市場が開くという事も珍しくありません。

これをFX用語で「窓」と言います。

窓は自然に閉まると言われていますが一時的に大きな損失を被ってしまう事もあります。週をまたいでポジションを持ちこすのは、スワップポイントがつくなどのメリットもありますが、やはりポジションの持ち越しはリスクが高いと言えるでしょう。

FX初心者の方の場合は、金曜日にはポジションを決済して利益を確定したり、損切をしておく方が良いかもしれません。

【参考:FXは24時間眠らない!取引時間帯ごとの特徴と最適の取引時間帯は?


祝日や大型連休の取引は?

さて、一週間のうち平日は24時間取引可能、土日は取引不可能、ということはご理解いただけたかと思います。
そこで疑問に思うのが「祝日」ですよね?
どの日が祝日にあたるかは国によって異なるため、基本的に祝日は取引が可能です。
しかし、クリスマスや、欧米のイースター(復活祭)、日本のゴールデンウィークなど、大型連休は連休突入前にポジションを決済する人が多く、連休中は市場が換算として目立った動きがなくなる傾向があります。
また12月31日~1月2日は取引が不可能になる業者が多いので、自分のFX業者の年間カレンダーはしっかり把握しておきたいものですね。

連休中に震災、大きな事故、要人発言がないとも限りませんので、その際に対応が難しいという方は、連休前に決済しておくとよいかもしれません。


取引する時間帯によって動き方には特徴がある!

FXは24時間取引する事ができます。しかし、時間帯によって動き方に特徴やクセがある事をご存じですか?

FX初心者の方は、まずは世界の4大市場の時間帯を覚えておきましょう。
時間帯ごとの特徴や動き方のクセを上手に利用すれば、より効率よく利益を出すことが出来ます。

この項では、世界4大市場の時間帯(日本時間)とその特徴を詳しくご説明していきます!

1.東京市場(9:00~)

株取引がされる9:00~15:00は、FXの取引量も多くなる傾向があります。
またこの時間帯は、ロンドン市場やNY市場と重ならないため、大きな動きは少ない傾向があります。
しかし9:55分ごろは銀行の「仲値」を決める時間です。
(仲値というのは各金融機関の顧客に対する為替レートです)
特にゴトー日は外貨決済をする企業が多いため、この仲値の影響が強く出ます。
また15時は東京オプションカットの時間帯なので円相場が大きく動くことがあります。

2.ロンドン市場(16:00~)

ロンドン市場は4大市場の中でもっとも取引量が多い市場です。
このロンドン市場が開くのが16:00で、ロンドン市場オープンと同時に値動きが荒くなることが多いのが特徴です。
またロンドン市場の時刻に合わせて欧州内で要人発言があったり、重要な指標があったりしますので(ECB政策金利発表や英中銀金利発表など)そのタイミングで強いトレンドが発生したりします。
指標トレードをするトレーダーにとっては大きな利益確定ポイントとなります。

3.NY市場(22:00~)

NY市場は取引量がロンドン市場に次いで多く、NY市場のオープン前後はやはり値動きが大きくなります。

またこの時間帯はロンドン市場も開いていますので、1日の中でもっとも取引量が多くなる時間帯でもあるのです。この時間帯に発生したトレンドはその後のマーケットの動きを決定づけることも少なくありません。

また21:30や22:30分(米国冬時間は+1時間)は米国の重要指標(米国雇用指数など)が発表されることが多く、発表時間の前後は動きが荒くなるので注意が必要です。日本時間の0時(米国冬時間は23時)にはNYオプションカットがあるのでこの時間帯にも注意したいですね。

4.オセアニア市場(5:00~)

オセアニア市場は、先にご紹介した3つの市場に比べると取引量は少なくなりますが、週明けもっとも早くに始まる市場ということで、時にはレートが大きく変動し窓も大きく開きがちです。流動性が低い時間帯ではありますが、いきなりスプレッドが開いたり、値が大きく飛ぶという特徴もあります。

またオーストラリアやニュージーランドの重要指標の発表はオセアニア市場の時間帯に合わせて行われやすいので注意が必要です。国内のFX業者は早朝にメンテナンスを行うところが多く一時的に取引出来なくなることもありますので、各業者のメンテンナンススケジュールはしっかり把握しておきたいですね。

ちょっと難しく感じてしまうかもしれませんが、最初は各市場の開始時刻そして重要指標の発表スケジュールを把握するところから始めましょう。
一部の専業トレーダー以外は、1日中PCの前に張り付いて取引する...というのは難しいですよね。

しかしこのように、1日のうち何回かは動きが大きくなり、わかりやすいトレンドを形成します。
つまりFX初心者の方にとっては、絶好のトレードポイントとなり得るのです!


取引するのに最適な時間帯とは?

各市場の開始時刻や重要指標の発表のタイミングが絶好のトレードポイントになる、という事はわかっていただけたかと思います。
しかし中には「結局はどの時間帯が一番いいの?」と思われた方も多いことでしょう。

そこでこの項では、トレードするのに最適な時間帯をご紹介します。

狙いはロンドン市場開始前後!

前項では世界4大市場の特徴や動き方のクセをご紹介したわけですが、4大市場の中で、最も取引量が多いのがロンドン市場です。

ですから、ロンドン市場の開始前後~終了の時間帯は、値動きが大きくトレンドを形成しやすいので、それだけ利益を出すチャンスが多いのです。
つまり16時から深夜2時が取引するのに最適な時間帯と言えるでしょう。
その中でもNY時間と重なる22時から深夜2時の4時間は、取引量が1日でもっとも多くなりますので、それだけトレンドを形成しやすいということです。
特にドル円、ユーロドルの取引はこの時間帯がもっともオススメです。

自分の得意な時間帯を見つけよう!

実際に何度か取引した事がある方はわかると思いますが、利益を出しやすい時間帯とそうでない時間帯があります。一般的にはトレンドの発生に合わせて取引するのがもっとも簡単と言われていますが、中にはレンジ相場が得意なトレーダーも存在します。

自分の得意な時間帯というのは、このようにトレンドを得意とするか、レンジ相場を得意とするかという事も関係してくると思います。しかしこれは結果論だと思うのです。

最初はとにかく色んな時間帯で取引してみて、相場の動きを大まかに理解する事が大切です。

同時に、いろんな時間足を使い自分と相性がよいものを見つけましょう。
得意な時間帯で自分に合った時間足、そして必要とあればインジケータや取引ツールを上手に利用することが出来れば必ず勝率はあがってきますよ!

最後に

いかがでしたか?今回は「FXは24時間眠らない!取引時間帯ごとの特徴と最適の時間帯は?」というテーマでお送りしました。株と違ってFXは24時間好きな時間に取引することが出来るので忙しい方にはピッタリと言えるでしょう。

つまり24時間稼ぐチャンスがあるという事です!

その中でも、取引する時間帯によって動きには特徴がありますので、その特徴をしっかり理解した上で取引すれば、利益を出せる可能性はさらにアップします。

初心者の方が直面する問題に「なかなかエントリーのタイミングがつかめない」というものがあります。

こんな風に感じている方は、ぜひ取引時間を変えてみましょう。
きっとここだ、いうポイントがあるはずですよ!


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