壽 乱舞音曲祭


現地観劇と配信視聴の感想を書きたいなと。
忘れたくないがための覚え書きなので雑多に書きます。ネタバレやな人は見ないでね。
ほぼ三日月の話ですごめんなさい🙇
あとたぶん思い出したらしれっと追記すると思う。
後から編集できるの便利だな。


基本的に一部も二部も今までの公演を振り返っていくような演目になっているので、当時の観劇の記憶が呼び起こされてあのとき感じた感情やらなにやらがぶわあっと甦ってくる感じ。走馬灯ってこんな感じなのかなと思ったりする。
阿津賀志山再演と同じ始まり方をする今回の公演、あの風の吹く音を聴くと冒頭からもう心臓がぎゅうっとなって喉の奥が痛くなってしまう。


華のうてな〜名残月〜返歌 名残月
華のうてなを歌い終えた三日月の少し虚で悲しげな眼差しがつらい。
蓮の花を眺める三日月にかけた小狐丸の「いつの時代も美しく咲くのですね」という言葉に、笑顔を作って「そうだな」と返す三日月が、何を考えているのだろう誰を想っているのだろうと思うととても苦しいし、そういう三日月を見つめる小狐丸の眼差しがまた何とも言い難くて切ない。
返歌 名残月は舞の美しさはもちろん、「花の哀れよ」のクレッシェンドが毎回素晴らしくて聴き惚れてしまう。


ゆめのあと
瑠璃色の空からこの曲、そして序章に続くこの流れはずるいなあと思う。涙で視界が滲む。
何かを掴むように空に手を伸ばして、掴めなかった手を見つめて振り返った顔に滲む切なさとやるせなさと後悔とが入り雑じったような、なんとも言い難い表情を浮かべる三日月に泣いてしまう。
確かな存在であり、長い歴史の中で様々な人たちと縁を結んできた三日月に、「己が背負うものは何か 縁(えにし)」っていう歌詞があてがわれてるのも本当に酷だなあと思う。
13日夜公演、最後に力無く、本当に僅かに首を横に振る三日月でまた泣いた。


まほろばに
まさかだった。あの場所以外で聴けることはないと、もしも次聴く機会があるのならば同じシチュエーションで同じ機会をいただいたらだと思ってた。うれしい。
現地で三日月定点してより思ったけれど、三日月の所作がしなやかで艶やかで雅やかで、本当に綺麗。重心の落とし方から、指の先まで意識がしっかり張り巡らされているような所作から、本当に何をどういう風に勉強して身につけられたんだろう。誉。くるりとターンするときや移動するときの重心の落とし方、足の運び方、そして何より首の傾け方がもう10000000000000億点。ほんとうに。それでいてお顔は本当に柔らかで慈愛に満ちた笑みを浮かべていて、それが狂おしいほどに好き。なんて言ったらいいんだろうこの気持ち。うまく言葉にできない。
いまつるちゃんが歌合のときに「きれいなうごきかたはみかづきさまからおそわりました!ひとみをななめしたにするときれいっておそわりました!」ってツイートしてたの大変悶えたんですが、それをあらためて身をもって体感した感じ。
本当に、演じる度に役を深めてくださるの頭が上がらない。大切に演じてくださってありがとうという気持ち。さっきから本当にって使い過ぎだな。


二部はなんかもう言わずもがなというか。
まずなんだあの衣装は。え???幻覚…??
靴とかタイとか、それぞれ少しずつ個性があるのが非常に◎。
裏地は全員は確認できてないけど、加州は赤と黒の菱形模様だったし三日月も青地に紗綾柄、兼さんも右の胸元にあるあの金色の模様が確認できたのでもしかしたら通常衣装のどこか一部と同じになっているのかもしれない。


mistake
エッッそのままやるの!?!?!?ってなったのは私だけじゃないはず。ありがとう刀ミュありがとうえらい人。
わたしの刀ミュは阿津賀志山本公演からで、一番最初に聴いた二部曲がmistakeだったためにあの衝撃が忘れられずとても思い入れがあるんですが、毎回年末年始のお祭りで欠かさずにやってくれるのありがたすぎて頭が上がらない。
「忘れられない過去を巡らし」で毎回配信用のカメラに指差しをくださる三日月さまと「見つめないで」でばっちりウインクをくれる清光にありがとう😭😭😭という気持ち。
そして回を重ねるにつれて三日月さま、指差しだけじゃなくウインクも加えてきたの罪。殺傷能力高めてきてる…


Additional Times
らぶフェス2016ぶり…?大好きな曲なのでとても嬉しい。ダンスがよりグレードアップされていた。とてもかっこいい。間奏のところのダンスめちゃめちゃかっこよくないです…???あの衣装で踊られるとたまらない。大層個人的な話をするとスーツの足元フェチなのでたまらない振付がある。振付師さんありがとうございます。
どう言っても偉そうになってしまうから難しいのだけど、三日月のダンスがとても上手くなっていて驚いた。いやもちろん今までも全然上手かったのだけれど、なんだろう、軸がぶれなくなったというか、だから余計動きにキレが増したように見えるというか。どう言っても偉そうになってしまうな。やだな。でもすごく感動したし尊敬した。歌もまた上手くなってらしたし、公演の度に進化して魅せてくれるの本当にすごい。たゆまぬ努力と向上心の結果なのだろうなと思う。


Can you guess what?
推しに歌ってほしい曲ランキングでかなり上位の曲です個人的に。推しが参加してる人たちがうらやましいと思うくらい、曲もダンスもかっこよくて好き。
アウトロのダンスが非常に好きなんですけど、キレッキレで踊る膝丸と鶴丸に目を奪われてしまった。安定感がすごい。


Kizuna
回を重ねるごとに三日月のファルセットがすごく優しくて綺麗で聴き惚れてしまう。それと対照的にサビの「届かないなら」のソロパートは声が力強くてでも角が立ってなくてこちらも好き。喉がよく開いて、丸みと厚みのある声というか。
膝丸と桑名くんとの3人のハーモニーが非常に綺麗。


Endless Night
ずーーーーーーーーーっと聴きたかった。
中の人(いや外の人か…?)の個人イベントで何度か聴いたけど、いやもちろんそれはそれで嬉しかったのだけど、今の歌唱力で、そして三日月宗近として歌うエンナイが聴きたいとずっとずっと思ってたので本当に、ほんとうに嬉しかった。
焚かれたスモークも、後ろに映る星空も、舞台の上手上段から歩いて登場するのも、少し階段を降りたところで歌い始めるのも、構成のすべてが阿津賀志山公演のときの演出を彷彿とさせるようで泣いた。
現地で浴びたエンナイの「そばにいていいか?」が史上最高に優しい言い方だったので嗚咽を噛み殺すのに必死だった。危なく変な声出すところだった。
もういつの配信だったか忘れてしまったけど、カメラワークがほぼお顔のアップだったのでは…?みたいな日があってすごかった。長時間のアップに耐えられるお顔…



上着脱いで腕まくり非常に良きですね!!!!
全方面に感謝したい。
基本的に三日月さんって肘から下の腕が見えてることってあまりないはずなので(二部衣装第三形態で背中や上腕が丸見えでも肘より下は籠手?で見えないはず)とても貴重なかんじがします…
鶴丸と大倶利伽羅がドセンで拳を突き出しあってグータッチしてるときに、後ろで三日月と小狐丸もすれ違いざまに同じことしてるのを見てすごいテンションが上がってしまったりした。
「お前の声が明日を照らす」の後に清光が「上げろー!!!」って叫ぶのかっこよくてアツい気持ちになるんだけど、17日膝丸千秋楽公演は「届けー!!!」になってて胸に響いた。十分すぎるくらい届いたよ。


向かう槌音
これ…ほんと……;;
あんなに必死に努力して練習していた曲だから、いつか披露する機会を設けてあげてほしいとずっと思っていたので本当に本当に嬉しかった。
この時の小狐丸の歌声が祝詞のような声で、上手いとかそういう次元を超えてただただすごいなと思う。三日月さんも巴里公演の時より声に深みが増していて、二人の歌声に鳥肌が立った。神事のよう。
初日公演、向かい合うところで三日月さんがとても嬉しそうな良い笑顔で小狐丸に視線を送っているのがカメラに抜かれていて涙腺が崩壊した。あの笑顔はずるい。13日夜公演もちょうど小狐丸と向かい合う三日月さんのお顔が見える席だったんだけど、初日公演と同じ嬉しそうなお顔をしていてまた泣いた。


刀剣乱舞
歌詞がこの公演バージョンになっていて驚いた。
メッセージ性が高い歌詞に、この時勢柄もあってなんだか鼓舞してもらえたような気になってとても元気になったし力が湧いた。これこそエンターテイメントの力だなあ。


あとこれは曲とか構成とかそういうことではないんだけど、公演の度にヘアメイクがグレードアップしていて、ありがたすぎてスタッフさんに頭が上がらない。
三日月さん睫毛ばっさばさになっていてより原作に近づいた感ありましたね。伏し目がちになったときの睫毛の影に大拍手。横顔もイラストみたいに睫毛が主張していてとても良きでした。
ウィッグもみんなまた綺麗になっていて、特に長髪組の美しさったら。羽織と一緒にふわりとなびく兼さんの髪、見惚れてつい目で追ってしまう。
あと日向くんのメイクも好きでした。枢せんせの絵って実写にできるんだ…っていうのがまずはじめの感想です。すごすぎ。


ほんとうに、2200円でこの公演が観れるの破格の値段だと思うので、気になった人はぜひ観てほしい。
絶対後悔しない内容だと思います。

https://www.dmm.com/digital/stage/-/theater/kotobuki_ranbuongyokusai/


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