【ゴールドシップ産駒】22年12月17日 中央出走産駒の配合分析【レアリーズレーヴ編】

22年12月17日に中央競馬初出走となるゴールドシップ産駒レアリーズレーヴの血統考察です。

注:本記事にあるデータは、すべて投稿日前日時点のデータとなります。

レアリーズレーヴ(牝)

5代血統内のクロス
サンデーサイレンス 3 x 3
Hail to Reason 5 x 5+5

基本情報

生産者:ビッグレッドファーム
生産地:新冠町
毛色 :芦毛
馬主 :サラブレッドクラブ・ラフィアン
誕生日:2020年2月11日

母・祖母の競走成績

母クードヴァン 中央未勝利
祖母マイネヌーヴェル 中央3勝(フラワーC、福島牝馬S 2着、中山金杯 2着)

祖母からのファミリーライン産駒の中央成績(3歳以上産駒のみ・平地のみ)

出走頭数 :20頭
勝馬頭数 :13頭(65%)
特別勝頭数:7頭(35%)
勝利数  :30勝(芝22勝・ダート8勝)
代表産駒 :ユーバーレーベン(オークス)、マイネルファンロン(新潟記念)

母父ディープインパクト×祖母の父ブライアンズタイム産駒の中央成績(3歳以上産駒のみ・平地のみ)

出走頭数 :14頭
勝馬頭数 :5頭(36%)
特別勝頭数:0頭(0%)
勝利数  :5勝(芝4勝・ダート1勝)
代表産駒 :特になし

配合評価(★★)

注:配合評価は、2019年生まれ以前のゴールドシップ産駒を対象とした独自の多変量解析モデルで得られた定量的データに基づくものです(最高★5、最低★1)。また、あくまでも配合のみを対象とした評価であり、評価に当たっては牝系の質や生産時の母の年齢等、血統表に情報がない変数は一切考慮していません。

現3歳以上(2019年生)で中央出走歴のあるゴールドシップ産駒のうち、レアリーズレーヴが属する配合グループの主な中央成績(平地のみ)は以下の通り。

出走頭数 :40頭
勝馬頭数 :10頭(25%)
勝利数  :12勝(芝11勝・ダート1勝)
特別勝頭数:1頭
代表産駒 :ブラックホール(札幌2歳S)

現2歳産駒では、先週までに計11頭が出走し、勝馬はマイネルフォルツァのみという状況。全体的にみると、勝ち上がり率はソコソコあるものの2勝を挙げた産駒はいまのところ名牝ヴィーヴァブーケ産駒のブラックホールのみであり、2勝目が遠い配合パターンとなっている。勝利レースの距離中央値は1800mと、ゴルシ産駒としては若干短めに出る。

【母父がHyperion多めの種牡馬】のゴールドシップ産駒の場合、祖母側でスピード血統(特にミスプロ)を入れるのがポイントになっている。レアリーズレーヴの祖母は重賞勝馬、かつ繁殖としても高実績のマイネヌーヴェルであることから、標準以上のスピードを秘めていると思われるが、母父ディープインパクトとのSS 3×3は気になる。

初戦からミルコを配してきたことから、陣営サイドの期待がうかがえる。配合的には推せるポイントが多くないが、マイネヌーヴェル牝系の産駒であり、半姉でオルフェーヴル産駒のヴァンデストよりは馬格があるようなので、あっさり勝っても全く不思議ではないですね。頑張って欲しいです。

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