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零細起業の経営実務(41)雑誌の取材を受けました

起業を志す研究者のみなさんへ、リーゾの経験をお伝えするシリーズ。今回は、ベンチャー経営者にとってちょっとうれしい、雑誌の取材についての話題です。

数ヶ月前のこと、リーゾの問い合わせフォームから、取材申し込みが入りました。ベンチャー起業の経験や展望を取材したいとのこと。

雑誌の取材の依頼、時々来るんです。昨年末には、出身学部である東京大学農学部の広報誌「弥生」の取材依頼が来ました。教授をしている同期や後輩が推薦してくれたようです。

また、昨年の夏頃には、「つくばスタイル」という雑誌の「研究者のお弁当」コーナーの取材を受けました。ライターさんが、リーゾスタッフの友人で取材先を探していたからです。
このように「どうして私に?」が明確な場合は、迷わずに判断できます。

でも今回の場合は、「どうして」がよくわからなかったので、とりあえず保留。なぜなら、取材依頼と見せかけて、記事広告の営業であることも多いんです。たとえば社長が芸能人と対談する記事、よく見ますよね。あれは企業側が多額の取材協力費?を払う仕組みになっています。広告効果がないわけではないので、詐欺とは言えませんが、リーゾにそんな金銭的余裕はありません。

まあ、そんな風に疑っていたわけですが、その後、丁寧な企画書や見本誌が送られてきました。これは大丈夫なパターンです。でも用心深い私としてはどうしても心配で、取材を受けるとお返事をする前に、「こちらがお金を払う話ではないですよね?」と確認してしまいました(もちろん、そうではありませんでした)。

取材申し込みをいただいた雑誌の名前は、「事業構想」と「環境会議」、出しているのは「事業構想大学院大学」の出版部。初めて聞く名前でしたが、ネットで調べたところちゃんとした大学の、ちゃんとした雑誌のようです。

そして7月に、リーゾに編集者さんとカメラマンさんがやってきて取材が実現しました。

件の「弥生」も事前に入手して読んだ上で、質問事項を整理してきてくれたので、2時間ほどで効率よくインタビューと写真撮影が終了しました。

その後、記事案とゲラを2回も見せてくれ(修正も希望通り)、さらにちょっときれいに修正したプロフィール写真のデータまでくれるというサービスぶりに感激しました。

記事の内容は、私としてはいつも同じ話をしているだけなのですが、雑誌の性格上か「ちゃんとした会社!」という雰囲気になってて素晴らしいです(編集者さんの腕が)。

今回取材していただいた記事は、雑誌「環境会議」秋号に掲載予定です。定価1000円。アマゾンで送料無料で買えるようです。ご縁のあった雑誌なので、精一杯宣伝させていただきます!

「環境会議」はこんな雑誌です。
https://www.projectdesign.jp/feature/kankyoningen/

もうひとつの雑誌・月間「事業構想」の記事が読めるサイトです。
https://www.projectdesign.jp/

(ほんとはこちらの9月号の「ローカルベンチャー」特集に、という話でしたが、間に合わずでした)

月間「事業構想」のfacebookページもありました。
https://www.facebook.com/pdreview/

(2018年9月5日配信の「すいすい通信」より)


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