こんな履歴書、出していませんか?【GAFA書類選考突破の処方箋】
GAFAで採用責任者になって以降、¥マネージメント層として採用に携わってきました。
その中で、「なぜこんな履歴書を書いてしまうのか?」という履歴書(レジュメ)に出会うことが、書類選考をしていると山のようにあります。
一番よくあるパターンがコチラ。
上記の職種以外の方は、自分の職種や目標値や内容に置き換えていただくと、見覚えのある履歴書になるかと思います。
(なお、通常、外資系企業に提出される履歴書は英語です。)
GAFAの書類選考で90%の人が落とされる
私がGAFAの海外オフィスにいた頃は、まさに米国のテック企業が急激に拡大していた時期でした。
人員の増え方が急すぎるため、オフィススペースの計画が追いつかず、廊下にも机と椅子、デスクライトを置いて座席を確保するといった状態です。
ちなみに、私がGAFAへの転職が決まった時のことは、コチラのブログに書いています。
2〜3年に1回のペースでオフィスを移転し続けるといった状況で、
私自身も海外の1つの国のみで合計3回のオフィス移転を経験しました。
さて、そのような拡大期にあっては、採用活動も非常に忙しく、毎日面接でスケジュールが埋まっている、といった状況の時もありました。
その時の経験ですが、おおよそ90%くらいは書類選考(レジュメの確認)で不採用としていました。
履歴書(レジュメ)で採用にたどり着けることはないが、履歴書で最初の勝負がついてしまっているのも事実です。
では、どのような履歴書(レジュメ)を提出すると、書類選考を通過しやすくなるのか、このnoteでは説明したいと思います。
GAFA書類選考突破の処方箋、というタイトルにしましたが、GAFA以外のスタートアップや戦略コンサルティングファームなど実力主義の会社で広く通じる内容にしています。
なお、GAFA/USテック企業系のキャリアの面接突破の方法は、コチラのnoteマガジンにまとめました。
書類選考にも3つのステップある
書類選考ですが、大きくわえて3つ(ダイレクトの場合は2つ)のステップがあります。
まず、ダイレクトでの応募や採用活動の場合、社内のリクルーティングチームが、応募されてきた履歴書、あるいはLinkedIn上のプロフィールなどを確認します。
外部の転職エージェント経由で紹介をもらう場合は、上記の社内のリクルーター確認の前に、転職エージェントが要件に合っているかチェックをします。
これらのステップを得た後に、私のような採用責任者のところに履歴書が送られて、面接に進めるかどうかフィードバックを出すという形です。
そのため、私のところに到達した時点ですでにある程度候補者が絞られているはずなのですが、パッとみて面接に上げたい履歴書とそうでない履歴書には圧倒的な差があり、そこを今日は解説してみようと思います。
多くの人が書いてしまうダメな履歴書
それでは、冒頭に書いたよく見かけるような履歴書の書き方のどこがいけないのでしょうか?
もちろんパパッと用意した例なので、そもそも短いなどツッコミどころは満載なのですが、共通して抜けてしまっている根本的な思想があります。
いずれも履歴書(レジュメ)で何を伝えるべきか、言い換えると「書類選考とは何をみているのか」理解できていない履歴書です。
では、私のようなGAFAや外資系企業の採用責任者は、書類選考で何をみているのか。
それは、
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