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外資転職の成功とTOEICの点数は一切関係ないという話【元GAFA海外勤務が明かす】
おはようございます、ごわりす です。
本日は日本で生まれ育って、でも英語を使って仕事をしたい人が必ずぶち当たる壁「英語」について。
「外資系企業転職にはTOEIC何点必要か」
「TOEICの点数が低いと 外資系企業転職で足切りをくらってしまうんじゃないか」
「外資転職で失敗しないためにはTOEICの点数は大事か」
「新卒・第二新卒の場合、TOEICの点数はさらに重視されるのではないか」
そんな疑問にお答えしたいと思います。
結論をタイトルに書いてしまっていますが、決して英語が大事ではない、ということではなく見せ方や面接での姿勢の問題だったりするので、その辺りの採用の裏側を本日はこっそり教えちゃいたいと思います。
なお、文末の「誰にも教えたくない英語力の鍛え方」のみ、有料とさせていただいておりますが、本noteのほとんどのコンテンツは無料です。上記疑問をお持ちの方はどうぞお役立てください。
1. 結論: TOEICの点数は一切重要でない
いきなり、結論ですが、TOEICの点数は採用の合否にほとんど関係ありません。
もちろん、私はキャリアの中で働いた外資系企業2社なので、私個人の見解にとどまります。
ただ、私がGAFAに7年近く働き、採用にも数え切れないほど関わりましたが、一度たりともTOEICやTOEFLの点数で採用の合否を決めたことはありませんし、そんな場面に遭遇したことはありませんでした。
そんな経験から、仮に私の大切な人が、「外資に転職をしたい」と言っていながら、そのためにTOEICの勉強を始めようものなら口を酸っぱくして止めます。
ただ、これだけだと説得力がないかと思いますので、以下理由を紹介します。
なぜ、TOEICの点数は一切関係ないのか。
(1) そもそも英語は話せて当たり前
外資系企業は、その名の通り、外国の企業です。
また、日本に進出している多くの外資系企業はアメリカなど英語圏の企業が多い。
そして、そしてそんな企業にとって、英語は話せて当たり前、なんですよね。
なので、TOEICの点数が採用項目にあがりません。
「いやいや英語が母国でない日本での採用なんだから、英語は加点対象でしょう」とツッコミを入れそうな方、もう少々お付け合いください。
(2) TOEICと英語力が無関係
これは日本で教育を受けた私みたいな人にとっては悲しい話です。
TOEICなどの英語試験と、実際に「業務で必要とされる英語力」が直接結びつかない、ということが2番目の理由です。
そして、私みたいに元々日本の使えない英語教育を受け、英会話で困っている人間は、これが痛いほどわかっている。
それもあって、仮に英語力要求されるポジションであってもTOEICというペーパー試験の点数なんて、採用の決定に全く利用されません。
こういった理由で、英語が必要なポジションでは、
面接の際日本人同士でも英語で面接をする
あるいは、英語ネイティブを面接のループに入れ英語力をチェクしてもらう
ということで、しっかりの真の実務で使える英語レベルか否かをチェックします。
履歴書にのっているTOEICの点数なんかで判断なんてしない。
■大手商社出身、TOEIC満点でも英語がヒドかったMさん
実際、私も過去に、大手商社出身、TOEIC・TOEFL満点というステータスの方を雇ったことがあります。
採用とTOEICの点数は無関係で、そもそも英語力が重要でないポジションだったので英語力はチェックしていませんでした。
そしていざ入社していただいて、当然ながら英語を使う機会があるので聞いていると、本当にほとんどしっかりとした英語が話せいない。
会議に参加しているみんなが呆れてしまうくらいに喋れない。
そして、外資系企業で長く採用をする側にいる人間は、こういった人をよくみており、TOEICなどの試験の点数と、実務で必要な英語力が無関係であることがわかっています。
なので、繰り返しになりますが、 TOEICの点数なんてみていません。
2. 英語力の要否はポジションによる
また、もう1つクリアにしておいた方がいいことですが、
「外資系=英語を使う」という考えが間違っていること。
日本の国内の外資系企業は、基本的に日本マーケット・日本のクライアントに営業をすることを目的に日本に拠点を構えているので、はっきり言ってしまえば仕事で英語が必要ないポジションの数の方が圧倒的に多いです。
従って、仮に皆さんが英語に自信がないが「とりあえず外資系企業に転職したい」ということであれば、
そもそも英語力云々ではなく、「英語が必要とされないポジションをまず狙うこと」がスマートな戦略です。
そして入社してしまえば、(もちろん企業にもよりますが)外国人の社員もいますし、英語を利用できる機会は日本企業よりも多いので、そこで実務で使える英語を磨いていけばいいのです。
日本で英語力があって実務力もある人をみつけるのは大変
外資系企業で採用を行っていた身からすると、日本で英語ができて、かつ、募集しているポジションの要件を満たす人を見つけるのは非常に大変です。
どれくらい大変かというと、
リクルーターが悲鳴を上げるので常に該当ポジションの要件から英語をはずすか否か、という議論がなされれるくらい。
実際に、営業をまとめて雇わなきゃいけないフェーズで、一定数は英語の要件を外して雇おう、と決めた時期がありました。
ただ実際は、社内が英語をできない人を受け入れる体勢になっておらず、入社後のサポートが大変でした。
3. 英語力がありそうに見せるコツ
やはり「英語力が必要」なポジションも当然ありますし、どちらかといえば「英語力がある人」を雇いたいケースが多いのも事実です。
そこで、この章では英語が完璧ではないがそういったポジションにつきたい方向けに、どのように英語力があるように見せるか、というテクニックをご紹介しちゃいます。
なお、このテクニックは、英語力のレベルが(ネイティブを10とした場合に)3〜6ある人を、合格点の7に載せる方法です。
そもそも、英語力のレベルが1〜2で、英語の面接で「相手が何を言っているか一切わからない」、といった人は、前章に書いた通り、「英語が必要とされないポジションをまず狙う」のがおすすめです。
(1)海外経験をアピールする
「そんなものない」と思われてしまった方も多いかと思いますが、
例えば、フィリピンに3ヶ月間インターン・留学をしていました、程度でもかなり効果があります。
私も海外に住んで気付いたのですが、海外の人はどういったロケーションに住んでいたのか、ということを重視します。
それはすなわち、その土地のことやカルチャーを理解している、経験がある、ということの証明になるからです。
TOEICの勉強に時間を使ってしまうなら、短期留学でもして、履歴書の学歴欄に追加したほうが余程効果があります。
海外の大学を卒業しているか否かは、TOEIC・TOEFLと異なり、必ずと言っていい程目に止まります。
(2)英語でいきなり質問されても焦らず対処する
冷静にゆっくり対処しましょう、
日本人は特に謙虚なので、少し話せる素養があるのに「英語は話せません、自信ありません」といって、英語で話すことを恥ずかしがり避けてしまう人が多い。
その時点で学ぶ意欲がないとして英語のチェック項目にはバツが入ります。
もちろん英語力をみるために英語で質問しているのですが、
あなたが英語を話せなるかどうかは、あなたに説明されなくても話せばわかります。
そして、英語力がギリギリなラインの人は、
プラスアルファで
下手でも臆せず話せる人か
学ぶ意欲があるか
が非常に大事です。
というのも、私みたいな英語で苦労したが、話せるようになった人間は、上記の素養があれば英語の習得はそこまで難しくない、サポートして伸ばしてあげられることを知っているからです。
(3)「新卒・第二新卒の場合、TOEICの点数はさらに重視されるのではないか」
さて、さすがに新卒・第二新卒であれば、経験より資格とか試験の点数が重視されそうですが、どうでしょうか。
確かに学生さんの場合は判断が難しいです、いろいろな資格をもっており、TOEFLもTOEICも満点であれば優秀な方なんだろう、という推測は少なからず書類選考ではあり得ます。
ただ、TOEICの満点よりも効果的なのは、海外の留学経験だったりします。
海外大学卒業予定の人のみを狙ってリクルーティング活動をしていたりしますからね。
一方で、TOEIC満点の人のみを狙ったリクルーティング活動なんて、私が知る限り当然ながら存在しません(笑)
4. 誰にも教えたくない英語力の鍛え方
最後に、日本で生まれ育ち海外経験もほとんどなしでGAFAに採用され、そこから海外オフィスまでいくことができた私の英語学習方法をご紹介します。
英語で苦労して10年以上、まだまだ日々英語をもっとよくできないか、と色々行っている私ですが、「言語の習得」で大事なことはなんとなく見えてきました。
10年以上費やして見つけた1つの答えなので、ここから先は以下の note で有料とさせていただきますが、
もっと早く知っていれば考えられないくらい多くのチャンスつかめていただろうな、と私が感じる方法なので興味がある人は覗いてみてください。
これから英語学習に数十万円 (人によっては数百万円) 、時間にして数年から数10年かけ、場合によってはそれが全く無駄にしてしまうことを考えると、ほぼ無料に近い金額かと思います。
内容は非常に端的です。(なので、まとめ方も端的です。)
なお、ご紹介する方法は、今の英語レベルが2以上の人を上のレベルに引き上げる方法で、中学で習う英語の基本文法さえわかりません、という方には適しませんのでご注意ください。
それでは、単刀直入に言語の習得で大事なことと、それを超効率的に行う私の秘密の英語学習法のご紹介です。
言語の習得で大事なこと
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