最短で海外転職する方法【GAFA海外オフィス勤務経験から解説】
こんにちは、元GAFA海外オフィス勤務のごわりすです。
本日は、「海外で働きたい」「仕事で使える英語を身につけたい」、そんな人を応援すべく、自分の体験とそこからの学びを公開するnote記事です。
最後の「オススメのポジションや社内異動戦略」のみ有料とさせていただきますが、主要な部分は無料にしていますのでより多くの方が海外で活躍できることに役立てば幸いです。
このnoteの対象者:
・海外転職・海外駐在をしたい方
・仕事で使える英語を身につけたい方
・グローバルで通用する人材になりたい方
・海外キャリアを積んで、今後の転職を有利に進めたい方
海外で働くことに憧れ続けた20代前半
まず最初に、改めて自己紹介と、私がどのようにしてGAFAの海外オフィスで働くチャンスを得たか。
海外に住んだ経験もなく、英語も大して話せないけど、「グローバルで活躍できるビジネスマンになりたい」、「海外出張や駐在、海外の企業で働きたい」、そんな思いだけ持ったどこにでもいるような若者でした。
新卒で就職した日系企業に勤めながら、海外駐在のポジションがあれば手をあげたり、求人情報を日々チェックし、海外転職目指して相手にしてくれる転職エージェントを探したりしていました。
日本は人口減少により市場が小さく出るので、これから外国で当たり前のように働けないとダメだとという焦りのようなものもあったと気がします。
ちなみに、学生の時に受けたTOEICの点数は600点いっていなかったと記憶しています...
奇跡的にGAFAに採用される
転機が訪れたのは、外資系企業に応募している中で、たまたまGAFAの1社からオファーをもらうことができた瞬間でした。
正直その時採用された理由は「運」が大きかったと思います。
ただ、事前準備を努力してしていたので、運に恵まれたのかもしれません。
その時の準備や、その後GAFAの中で面接官などをする中で、GAFAに採用されるために大事だと思うポイントは、noteに多数記事を書いているので詳しくはそちらをご覧ください。
<完全攻略>GAFA・USテック企業キャリア (随時更新):https://note.com/rizgohan/m/mee7d980047e3
その後、さらに運もあり、海外オフィスのポジションを得ることができ、海外オフィスには約5年弱程勤務しました。
英語を身につけたければ海外への転職を最短で目指すべき
海外転職を目指す方、英語力を伸ばしたい方のジレンマとして、「英語ができないから海外に行けない」<-> 「海外に住んでないから英語がうまくならない」というものがあります。
私もこのジレンマを20代前半ズッと抱えていました。
「なんで留学しておかなかったんだろ...」「英語が上手い人はみんな海外に住んでいた人じゃないか」
そして、今だから言えるのですが、このような方が最優先で目指すべきは「海外で働く」あるいは「海外に住む」という経験です。(もちろん英語なら、英語圏。)
理由は、海外で働くこと、ましてや住むこと自体のハードルはそこまで高くないからです。正直、ビジネス英語が話せなくても問題ありません。現地に住み、努力して使えば身に付きます。(もちろん、最低限文法などの知識や努力は必要です)
そして、実際に現地で言葉を利用することで、格段に効率よく実践で使える英語が身に付きます。
一方で、過去のnote でも書いたのですが、日本での座学、特にTOEICなどのテスト勉強は英語力向上に役立たず、非常に効率が悪いからです。(こちらは努力をいくらしても成果につながりません。)
詳しくはコチラのnote記事を参照👉 外資転職の成功とTOEICの点数は一切関係ないという話【元GAFA海外勤務が明かす】
URL : https://bit.ly/3shW6Wa
なお、1つ例外は、日本で働いていて、日本語が喋れない人に囲まれている場合でしょうか。ただ、おそらくすでにそのような環境にいる方は、英語には困っていないのではないかと推測します。
また、もちろん海外転職についてはここから先の内容も役立てていただけるかと思います。
GAFAほど海外に転職しやすい企業は他にない
では、「どのようにして海外転職のチャンスを得るか?」
私のオススメは、GAFAの日本オフィスにまず採用されることです。
(もちろんこれは私が経験した、日系企業、GAFA、外資テック企業、外資系戦略コンサルティングファーム、という経験を通してのみいえることで、その他の可能性は当然否定はしていません。)
なぜ、このルートがオススメか、理由は大きく以下の5つです。
GAFAが海外転職しやすい理由
a. 人を動かす資金に余裕がある
b. 大量に人を雇っている
c. 事業が強いため、スキル要件が厳しくない
d. 企業フェーズや事業特性上、海外・本社との繋がりが強い
e. 報酬がもらえ、経験にもなる
a. 人を動かす資金に余裕がある
海外に人を異動させることは、企業にとってそれだけ費用がかかかります。(ビザを取得したり、旅費や初期の滞在費用などです。)
特に米国のように、ビザの審査が厳しい国は、ある程度パワーのある企業しか大量にビザの枠を確保するのが難しかったりします。
b. 大量に人を雇っている
毎年約4桁〜それ以上の人を雇い続けており、かつそれが加速して増えている企業はGAFAのような強者くらいでしょう。それだけ、募集ポジションも多く、チャンスも多くあることになります。
c. 事業が強いため、スキル要件が厳しくない
Googleに入社するのが難関と言われていたのは過去の話です。元Googleの社員は今や大量にいるほど、人を雇っています。
大量に人を雇うために、新卒の採用や第二新卒のような経験が浅い方の採用も積極的に行っており、ある意味、そこまで経験がない方でも採用されやすいのがGAFAです。
d. 企業フェーズや事業特性上、海外・本社との繋がりが強い
プラットフォーマーの特性上、本社の主導権が強く、それゆえ本社や海外オフィスとの繋がりが強固です。
そのため、例えば自分のマネージャーに相談すれば、海外の採用マネージャーに何かしらの形で繋いでくれる、という可能性も大いにあります。
e. 高い報酬がもらえ、職務経験にもなる
これは言うまでもないかもしれませんが、留学と比較した場合、報酬がもらえ、かつ、職務経験として上乗せされます。また、外資系消費財メーカーなどと比べた場合、報酬はストックオプションなど含めて圧倒的に高いでしょう。
GAFAで働きながら目指す最強の海外転職コース
では、ここからさらに詳しく、どのようなポジション・職種を狙うと、GAFA内で海外移動しやすいか、私の体験含めてご紹介していきます。
内容ですが、ビジネスサイドの職種と、プロダクトマネージャー、エンジニアなどの技術職とに分けた上で、
・日本オフィス採用編
・海外異動編
の2部構成に分けて詳しく解説していきます。
ビジネスサイドの職種は、営業からマーケティングにくわえ、さらに細かく穴場の職種などを解説します。
技術職については、主にエンジニアと、データサイエンティストについて、プロダクトよりなのかビジネス寄りなのかで異なる難易度など特色をご解説していきます。
それではまず、ビジネスサイドの方と、技術職の方のとるべき戦略から見ていきましょう。
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