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おもさの平均、比べてみた―1番重い世代は?1番軽いタイプは?―



 おはようございます。リユルンと申します。

 くさむすびやヘビーボンバー、ヒートスタンプは相手ポケモンやこちらのポケモンのおもさに依存する技なので、何となくこのポケモン重いな、軽いなという印象を持つことは 少なからずバトルにおいて役立つでしょう。

 これらの技により、ポケモンのおもさを感じる機会が以前より増えたことと思われます

 

  何となく はがねタイプやいわ、じめんタイプは重くて、ひこうタイプは浮いている都合上軽そう、とかそういう想像ができますよね。

 

 でも実際はどうなんだろうか。どれくらい差があるのだろうか。

 ということで各タイプのおもさの平均を、ついでに各世代のおもさの平均を割り出してみました

 ルール詳細 (ご理解のほどお願いします)

複数のフォルムがあるポケモンは全ての平均で1つのデータとする
 例:ギラティナ アナザーフォルム 750.0㎏
オリジンフォルム 650.0㎏
 →ギラティナは700㎏として算出

 アルセウス・シルヴァディのタイプはノーマルタイプでのみ算出

 へんしょく、へんげんじざい、リベロは考慮しない 

 フォルムチェンジによりタイプが変わる場合、共通したタイプでは上記通り平均をとるが、共通しないタイプはそれぞれ1つのデータを加算する
 例:ロトム0.3㎏は でんき・ゴースト・ほのお・くさ・みず・こおり・ひこう全てにおいて対象のデータとなる

 メルタンとメルメタルは第8世代として扱う

 メガシンカ、キョダイマックス、ぬしポケモン個体は扱わない

 アローラのリージョンフォームは7世代、
ガラルのリージョンフォームは8世代として扱う

 平均値は小数点以下第3位を四捨五入した概数


 それでは、重い世代ランキングからどうぞ(語弊ある書き方だな)


 第1位 第7世代(アローラ)
平均:およそ98.26㎏


第2位 第8世代(ガラル)
平均:およそ82.80㎏


 第3位 第4世代(シンオウ)
平均:およそ76.43㎏


 第4位 第3世代(ホウエン)
平均:およそ67.08㎏


第5位 第6世代(カロス)
平均:およそ55.06㎏


 第6位 第5世代(イッシュ)
平均:およそ52.40㎏

 第7位 第2世代(ジョウト)
平均:およそ49.11㎏


 第8位 第1世代(カントー)
平均:およそ45.93㎏


 ・考察と感想

 1位に輝いたのはアローラ、第7世代でした。実に2位と15㎏以上の差をつけています

 その要因としてはやはり、999.9㎏のポケモンが2匹もいることでしょう(コスモウムとテッカグヤ)

 また、ウルトラビーストがいる世代のため、ダイナミックである準伝説ポケモンが多く、ツンデツンデ(820㎏)やアクジキング(888.0㎏)等がランキングを後押ししています

 また、一般ポケモンでも バンバドロというおもさ界期待の新人(920.0㎏)がいます。

 余談ですが、図鑑番号順にカウントしていったため、0.1㎏(コスモッグ)の次に999.9㎏(コスモウム)が来て、999.9㎏(テッカグヤ)の次に0.1㎏(カミツルギ)が来るシュールな画がありましたw

 

 最下位のカントー、第1世代は逆に おもさ界を引っ張るはずの伝説のポケモンがミュウツー、ミュウと三鳥なのですが、

 ミュウはその姿通り重くなく(4.0㎏)、
ミュウツーも比較的スマート体型(122.0㎏)、
三鳥は 鳥なせいか意外に重くなかった(55.4㎏、52.6㎏、60.0㎏)のです

 第1世代で最も重いポケモンはカビゴンなのですが、そのおもさは460.0㎏。

 充分重たいですが、1番重いポケモンでこれと言われると、第1世代が下位なのも納得いきそうです。

 メタいことを言うと、当時はおもさの設定が今とは違う感覚だったのかもしれませんね。
 「5〜600㎏超えるポケモンはもはや世界観が違う」みたいな設定があったのかもしれません

 


 続いて、重いタイプのランキング

第1位 はがねタイプ
平均:およそ173.23㎏

 第2位 ドラゴンタイプ
平均:およそ161.09㎏

第3位 こおりタイプ
平均:およそ123.92㎏

第4位 いわタイプ
平均:およそ117.90㎏


第5位 じめんタイプ
平均:およそ109.30㎏


第6位 かくとうタイプ
平均:およそ74.14㎏


第7位 エスパータイプ
平均:およそ66.49㎏

第8位 あくタイプ
平均:およそ65.26㎏

 第9位 ほのおタイプ
平均:およそ61.20㎏


第10位 ゴーストタイプ
平均:およそ58.09㎏


第11位 みずタイプ
平均:およそ51.86㎏

第12位 でんきタイプ
平均:およそ49.76㎏ 

第13位 ひこうタイプ
平均:およそ49.13㎏

第14位 どくタイプ
平均:およそ44.85㎏


第15位 ノーマルタイプ
平均:およそ42.46㎏


第16位 フェアリータイプ
平均:およそ41.06㎏


第17位 くさタイプ
平均:およそ36.82㎏

第18位 むしタイプ
平均:およそ33.28㎏

 

 ・考察と感想

 1位のはがねタイプは大方の予想通りでしょうが、次にドラゴンタイプ、そして3位がこおりタイプです。
 この結果が意外でした。

 ドラゴンタイプは伝説ポケモンが多い、また 数が少ない都合上、重たいポケモンが平均に及ぼす影響が大きいので高順位なのもまだ納得出来ますが、

 こおりタイプが3位に食い込むことは全くの予想外でした。


 実はこおりタイプ、(今回の算出上)全部で51種類でドラゴンタイプよりも少ないのです
(ドラゴンタイプは58種類)

 ちなみに、そのこおりタイプのおもさ界を引っ張るポケモンとして クレベースが挙げられます(505.0㎏)


 あと感じたのは、まとめている時に エスパータイプは軽い印象を感じたのですが、結果は7位。

 …絶対コスモウム(999.9㎏)の影響大きい!


 ひこうタイプは 先述した通りの予想なら軽いはずなのですが、飛行能力を持つポケモンは目立つものが多いので、自然とダイナミックなポケモンが集まりやすいため この結果になったのでは…と予測してます


 下位のフェアリー、くさ、むしタイプは イメージ通り軽いですね。

 最も平均が重たいはがねタイプとの複合でも、クチートにナットレイやハッサム、ゲノセクトといった中々パッとしない印象です。

 また、最下位のむしタイプですが、200.0㎏以上のポケモンはイワパレス(200.0㎏)とペンドラー(200.5㎏)とマッシブーン(333.6㎏)の3匹しかいません


 これはノーマルタイプにも言えることですが、やはりおもさ界を引っ張る伝説のポケモンが少ない
 (いてもシェイミやセレビィといった軽いポケモンばかり)という理由も挙げられますね。



 データをまとめている最中に気づいたのですが、

  ディアルガとパルキアを比較したら、はがねタイプはとても重い傾向なのが分かりやすく、

 ディアルガ 683.0㎏

 パルキア 336.0㎏

  ザシアンとザマゼンタを比較したらフェアリータイプは軽い傾向なのが分かりやすいです

 ザシアン(けんのおう) 355.0㎏
 ザマゼンタ(たてのおう) 785.0㎏

 (「ザマゼンタこんな重たいの!?」ってびっくりでした)


 また、全てのポケモンのおもさを見てみて、 小数点の値が0のおもさが多かったです。体感7割ほどですかね。

 再びメタいこと言いますけど、設定上 こうキリがいい方が データを見ている人にイメージしやすいからかもしれませんね。

 ・終わりに


 おもさの平均を比べてみることが私自身も正直こんなに面白くなるとは思ってませんでした。

 世代間の差は映えないかなぁと思っていたのですが、第7世代のおもさの平均値が 第1世代のおもさの平均値の2倍以上という衝撃の事実が明らかになって興味深かったです。

 調べてみないと分からないもんですね。


 面白いと感じたら是非 ハートマークのタップをお願いします。それでは。

 

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