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かたやぶりの仕様



目次

・はじめに

・ややこしそうな特性

・その他の仕様

・かたやぶりの効果を持つ技、特性

・おわりに



はじめに

 おはようございます。リユルンと申します。

 今回は 第4世代で初登場した特性、
かたやぶりについて 学んでいく記事となります。

 早速ですが、この [かたやぶり]の詳細な効果をご存知でしょうか


 特性を消すものではなく、[技を使う時にかかる相手の特性を無視する]ものです。

 試しにかたやぶりの説明を見てみても
「相手の 特性に ジャマされる ことなく 相手に 技を 出すことが できる。」と書いてありますね。
 なので、


 技の(効果も含む)処理中の特性の発動は無効化し、
 技の(効果も含む)処理が終わった後の特性の発動は無効化しない

 これが基本の考え方です

 かたやぶりで ばけのかわを貫通したり、ふゆうの相手にじしんを当てることもできますよね

 あれらは、技の処理中に ばけのかわが身代わりになったり、じめん技を無効にする効果なので 無効化できます

 さらに、ワザの効果において 適用される特性、クリアボディあまのじゃくも無効化できます

 ※例外として、(ソルガレオの)メタルプロテクト、(ルナアーラの)ファントムガード、(ネクロズマの)プリズムアーマーは かたやぶりでも無効化されない効果を持ちます


 逆に、せいでんきでのマヒや てつのトゲでのダメージは 技の処理が終わった後に効果が働くので 無効化できません

 アニポケだと ズガイドスが ピカチュウのせいでんきを振り払ったシーンがありましたが、本来は無効化できません



ややこしそうな特性

 ややこしそうな特性の中で無効化できるのは、

 ・アイスフェイス ※後述

  ・くさのけがわ(グラスフィールド状態の時、自分のぼうぎょが1.5倍になる)

 ・しめりけ(爆発技が使えない)

 ・たんじゅん

 ・テレパシー

 ・てんねん

 ・ひらいしんよびみず ※引き寄せることも無効化

 ・フラワーギフト ※とくぼう上昇効果のみ

 ・ヘヴィメタルライトメタル 

 ・すながくれゆきがくれなど回避に関する特性

が挙げられます


 特定の状態異常や状態変化を防ぐ
すいほうパステルベール、めんえき、ふみん、やるき、マイペース、マグマのよろい、みずのベールも無効化できますが、技の処理が終わった直後に回復されます

 ※パステルベールのみ 一概にそう言えないパターンがありますが

↑ポケモンWikiより

 ※リーフガード
 アロマベール(自分と味方のメンタル攻撃を無効化)、

 スイートベール(自分と味方のねむりとねむけを無効化)、

 フラワーベール(自分の場のくさポケモンは能力を下げられず、状態異常とねむけを無効化)

 は、状態異常や状態変化にならなくなるだけの特性なので、回復はされません

 覚え方としては (リーフガードと)みずのベール以外のベール系特性ですかね


 逆に、ややこしそうな特性の中で無効化できないのは

 ・ぎたい

 ・プレッシャー

 ・ヘドロえき

 ・わるいてぐせ

が挙げられます



その他特性の仕様

強制交代技

 かたやぶりのポケモンがドラゴンテール等で相手を強制交代させた場合、
代わりに出てきたポケモンは、本来特性で無効になるトラップを受けます

 具体的には ふゆうのポケモンがどくびし・まきびし・ねばねばネットに引っかかったり

 クリアボディやミラーアーマーのポケモンもねばねばネットですばやさが下がります

持ち物の影響

 さらに、たんじゅんとあまのじゃくのみの事例ですが持ち物に特性の影響がある場合、それも無効化されます

 アッキのみ等が発動しても通常通りです


わたげ

 かたやぶりの効果を持つ技でわたげのポケモンに攻撃した場合、
 かたやぶりの効果を受けることにより、そのわたげは クリアボディやあまのじゃくも無効化します


アイスフェイス

 普通の技は ばけのかわと同じ処理になりますが、かたやぶりのポケモンがあられをした時、アイスフェイスが復活する効果は無効化されます

 ですが、ナイスフェイスのコオリッポが1度控えに戻って 再び登場した時は、かたやぶりのポケモンが起こしたあられでも無効化されません(→アイスフェイスに戻る)


味方の特性に対して

 味方に当てる技や味方にも当たる技も 上記の法則に基づきます

 しょうりのほしやパワースポット等の特性はかたやぶりによって無効化されませんが、
フラワーギフトだけ無効化されます

 補足:フラワーギフトは 自身と味方のこうげきととくぼうが1.5倍になるのに対して、
 他は技の命中率技の威力が上昇する特性なためかと思われます


 みらいよち、はめつのねがい

 かたやぶりは、そのポケモンが技を放った瞬間にしか効果が無いので、みらいよちや はめつのねがいでの攻撃は相手の特性を無効化できません


エレキボール、ジャイロボール

 エレキボールやジャイロボールのダメージ計算において、相手が すいすい等のすばやさを上昇させる特性が発動していても、無効化できません



 ・かたやぶりの効果を持つ特性、技

 (レシラムの)ターボブレイズ、(ゼクロムの)テラボルテージ、

 ガラル御三家のキョダイマックス技と
メテオドライブ、シャドーレイ、フォトンゲイザー及びそのZワザはかたやぶりの効果をもちます



 ・おわりに

 今回の記事、思っている以上に触れなければならないことが多くて苦労しました

 ただ、これらの知識を実戦で使うかと言われると、[はじめに]の部分だけで充分だと思います笑

 ですが、パステルベールやアイスフェイスにおける仕様の新発見があって面白かったですね


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 筆者のTwitter→ https://twitter.com/riyulun?s=09

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