「交通ルールを守って、楽しく！愉快に！」
-今日はインタビュー宜しくお願いいたします。最初にお名前をフルネームで教えてください。
金子正夫です。ニックネームは茶利坊主です。
ニックネームの由来は、自分が自転車始めた53才のとき、そのタイミングで同時にヤフーブログも始めたんですが、そのハンドルネームが茶利坊主だったんです。
注）茶利坊主さんのブログは当時35万人くらいがアクセスしていたとのこと。
「茶利」はもともと能や狂言での表現としてあったんですが、自分はこれからそんな乗りでこれから自転車を楽しんでいこうと思って、坊主というワードを足してこのハンドルネームにしました。世界でも唯一のニックネームだと思います。
注）【茶利】こっけいな文句または動作。浄瑠璃で滑稽な語り物。
-おいくつですか。ご結婚されていますか。
満69歳です。既婚で息子が二人いますが、いずれも既に独立しています。
-お生まれはどちらですか、またどちらにお住まいですか。
東京都清瀬市で生まれて、現在も清瀬市です。
途中、社会人になって仕事の関係で関西方面に6年ほどいたことはあります。
-ロードバイクを始めたきっかけは何でしたか。
学生時代は陸上競技部で中距離をやっていましたが、社会人になってからはお酒もかなり飲んでましたし、食事も好きなものを好きなだけ食べてましたから、健康診断の結果は当然悪化してしまい、生活習慣病の改善のための運動手段として最初はウオーキングもやったりしましたが、たまたま同僚がクロスバイクを買ってサイクリングをはじめたのに刺激を受けて自分もクロスバイクを始めました。そして1年後にロードバイクに乗り換えたんです。
その後は健康診断の結果はどうなりましたか。
最近の健康診断の結果は健康体そのもので、個々の診断数値もとても良い状態です！
-ところでロードバイク歴は何年になりますか。
中学生の頃に1〜2年ほど月1回程度サイクリングを友達としたことはありましたが、先ほどの理由でロードバイクを2005年8月に始めてからは、現在で17年目になりますね。
-ロードバイクの楽しみ方は色々あると思いますが、どんな楽しみ方をしていますか。
楽しみ方は17年間でも変化してきていますが、今はランチを楽しみにしたサイクリングということでポタリング中心ですね。
定年リタイヤ前まで毎週末ライドをしていた頃はブログ上でライドの行き先を告知すると、スタート時は3〜4人だったのが途中で大勢合流してきて最終的に2〜30人ほどになったこともありました。また大人数なのでハンディ無線機数台を駆使して全員が目的地にたどり着けるようにサポートしたこともあります。
また彩湖のエンデューロに参加したときには、「爆笑！茶利坊主団」というチーム名でお揃いのチームジャージを着て走りました。
-ロードバイクに関する情報は普段どのような方法で入手していますか。
主に自転車仲間や専門ショップ、そして知り合いのメーカー友人などです。
-今乗っているロードバイクの名前を教えてください。また今は何台持っていますか。
合計すると4台で カーボンロードのPINARELLO F4:13 Carbon(2007年モデル)はロングライド用、クロモリのCOLNAGO Master X-Lightはポタリング用、電動のYAMAHA PAS CITY-Xは仕事用、そして他にピスト１台があり、こちらは近隣用です。
電動のYAMAHA PAS CITY-Xは、アップダウンの多い場所の移動にはとても快適です。
-ロードバイクで大きな怪我や事故に遭遇されたことはありますか。
もらい事故として過去２回遭遇しました。
① 路肩徐行時停車後方ドア開閉膝打撲事故（全治１ヶ月）
② 軽乗用車幅寄せ接触路肩鉄柵激突事故（全治１ヶ月）
-サイクリンイベントの企画や実行委員をされたことはありますか。
プライベート企画はかなり多く主催しました。またオフィシャルでは「Bicycle Ride in TOKYO」の大会準備実行委員メンバーとして2010年から10回参加しました。
-主にいつライドをされていますか。また年間でおおよそどれくらいの距離を走っていますか。
会社員の現役時代は毎週末走っていましたので、年間では80日前後で、走行距離にするとだいたい毎年8,000〜9000km程は確実に走っていたと思います。また走るコースも都内の河川という河川はくまなく走ったかと思います。白地図を買ってきて走ったところをラインマーカーで塗りつぶしていったら、もう走るところがなくなってしまったほどです。
その後は湘南海岸方面にも行ったりしました。ただし自分の場合はほとんど輪行なしの日帰りなんです。
でもリタイア後の現在は、気が向いた時だけのサイクリングと、アルバイト仕事での月1,000km前後のライドとなっています。
-これまでどのような大会やイベントに参加されましたか。
思い返すと日本全国の様々なイベントに参加していますね。
※カッコ内数字は回数
※○印はサイクリングリーダーとしてボランティアで参加したイベント
□ ツールドちば(4)
□ Mt.Fuji エコサイクリング(2)
□ 東京シティサイクリング(1)
□ 東京エンデューロ(3)
□ ツールド沖縄(1)
□しまなみアイランドライド（3)
□ 美ら島センチュリーラン(3)
□ 美瑛センチュリーライド(1)
□ ホノルルセンチュリーライド(2)
□両輪で走る新朝鮮通信使ライド（大阪〜京都〜岐阜名古屋ルート走破）
・・・ など
○ バイシクルライド イン 東京 (10)
○ 東京シティサイクリング(1)
○ 東京アースデイ自転車ライド (7)
○ 東京夢舞いマラソン＆ポタリング (7)
○ ツールド三陸 (7)
-先ほどから気になっている自転車を活用したアルバイトの内容を教えていただけますか。
二つあります。一つ目が情報調査の仕事（月極駐車場や空地・更地・求人・開店情報・新築戸建・建設物件などのタウン情報収集）で、二つ目が撮影代行の仕事（不動産物件がメインで建築工事進捗やリノベーション内観外観の撮影）です。どちらも天候の良い日を選んで、自分の居住地を中心に自転車で移動可能な半径15km 圏内で、自分のペースでの活動ができるので、長く続けられています。だいたい朝の10時から午後の2時くらいの時間帯で働いています。基本は健康維持が目的でお金は後から付いてくるという感じです。
-ご家族はロードバイクの趣味に理解はありますか。お子さんがいますか。いらっしゃる場合はサイクリングを薦めますか。
健康維持が大前提にあるので家族からは高評価なのですが、息子たち自身は自転車には関心がないようです（笑
-何歳くらいまでロードバイクあるいは自転車を楽しんでいると思いますか。
死ぬまで、とりあえず90歳までですかね（笑）
-ロードバイク仲間のネットワークを広げたいですか。
既に65歳のリタイア時点までにかなりのネットワークは広がっていると思ってます。
-海外のサイクルイベントに参加されたことはありますか。またしてみたいですか。
Honolulu Century Ride（160km）に過去２回参加しました。今はコロナの関係でどこの国でもイベントが中止となっているようですので、しばらくは無理でしょうね。それとサイクルイベントではありませんがオーストラリアのケアンズやシンガポールもロードバイクで走ったことがあります。
-Eバイクについては、どのように思われますか。
大いに興味あります。但し今のところ価格帯が高額なのが難点ですね。カテゴリー的には電動アシストと言われますが、スポーツタイプの電動小径車では既に今も仕事で活用中です。
-所属しているサイクリング団体とか参加しているサイクリング関連のSNSはありますか。
現在はこちらになります。（クリックでサイトをご覧いただけます）
□ 特定非営利活動法人自転車活用推進研究会
□ 一般社団法人グッド・チャリズム宣言プロジェクト
-おすすめのサイクリングコースはありますか。
多摩川沿い、荒川沿いはホームグランドになっています。またその他では飯能方面、湘南方面（江ノ島・鎌倉・逗子・三崎・小田原方面）などによく行きますのでオススメですね。
-おすすめのサイクリングイベントはありますか。
現在は、国内外ともにコロナ渦の影響で、悲しいことにお薦めしたいイベントがすべて消失してしまいました。早くイベントが再開できるようになって欲しいです！
-ライドとセットできるおすすめグルメはありますか。
個人的には各地で人気のスープカレー（カレー）がお薦めです！
-今までで最長のライド距離を教えてください。
日帰走 ＝ 箱根越えて芦ノ湖廻って245km
一泊走 ＝伊豆下田まで片道197km×２＝約400km
こんな感じです。
-今まででロードバイクで登った最高地点の高さを教えてください。
これまでも坂を登ったことは何度もありますが、登坂距離や獲得標高は興味がなくてカウントしていません。
-これから走ってみたい場所はありますか。
日帰りできる場所は行き尽くした感があるので、あとは宿泊旅行でのライド場所になりますね。過去３回走った「しまなみ海道」周辺はルートを変えて、また走ってみたいです。
日本国内でもほとんど行き尽くしてますが、九州などにはぜひ行ってみたいです。
-ロードバイク以外の趣味はありますか。また何か他のスポーツもしていますか。
自転車以外、今のところ興味なしですね。
-将来の夢は何ですか。
死ぬまで健康に自転車乗れること。夢がしょぼい（笑）
-これから自転車（ロードバイク・ミニベロほか）を始めようとする方に伝えたいメッセージをお願いいたします。
一人で始めず、必ず友人知人を誘って複数で始める事が長続きの秘訣です。
-Noteを読まれた読者に伝えたいメッセージをお願いします。
自分の身の丈（性分）に合った乗り方で決して無茶をせず、仲間とワイワイ楽しくやって頂きたい。
交通ルールを守って、楽しく！愉快に！が一番。
マガジンページへのリンクはこちらです。
Enjoy Bicycle となりのサイクリスト
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