見出し画像

モトヤフ椿山えみさんインタビュー

第32回インタビューの本日は、まだ社員数が100人に満たない草創期にヤフーに入社され、エンジニアとしてのスタートを切ってYahoo!ファイナンスやYahoo!ヘルスケアの立上げに関わられ、その後は更にプロデューサーとしてもご活躍された椿山さんにインタビューさせていただきました。

-椿山さん本日はよろしくお願いいたします。まずお名前をフルネームでお聞かせください。

椿山えみ(つばきやま えみ)です。
現在は、エムスリーキャリアという会社でビジネスディレクターとして産業保健・健康経営、経験者採用・広報なども担当しています。

-改めてこれまでのプロフィールをご紹介ください。

大学卒業後、メーカー系で社会・公共分野のシステムエンジニアとして従事しました。その後、社員数100人に満たないヤフー株式会社に転職。エンジニアからスタートした後、ヤフー初のディレクターを経てプロデューサーへと転向しました。

そしてインターネットが普及しテレビでインターネット、VOD(動画配信サービス)の時代が到来したこともあって、ヤフー初の動画有料配信サービス立ち上げの経験を活かして、アクトビラへ転職しました。 ここではNHKオンデマンドサービスの立ち上げやNHK初の外部へのニュース配信など、「〇〇初」という状況を作り上げていきました。

その後、交通広告をメイン事業とするNKBでデジタルサイネージの技術統括として従事し、ぐるなび創業者・会長の秘書役も経験させていただきました。1年後にはぐるなびへ転籍となり、コミュニケーションスキル、社内外調整力、IT業界の知識・人脈などをフル活用し貢献するとともに、会長プロジェクトも担当。その結果、会長賞を受賞し、執行役員へ昇格しました。

途中、出産・育児休業を経て復帰した後は、管理本部に所属しながら食をテーマにしたアニメビジネスに取り組みました。製作委員会に加わり、サンライズさんやバンダイナムコライツマーケティングさん他とともにアニメ「異世界居酒屋〜古都アイテーリアの居酒屋のぶ〜」のアソシエイトプロデューサーとして制作に携わり、新たな売上にも貢献しました。また訪日外国人向けサービスにおいて、アライアンス(国内外)担当としてインバウンド施策に取り組みました。

そして現在は、エムスリーキャリアのビジネスディレクターとして産業保健・健康経営、経験者採用・広報なども担当しています。(2022年3月〜)

-ヤフーの在籍期間はいつでしたか?

1999年2月〜2007年3月でした。社員番号は96番でした 笑

-ヤフーに入ったきっかけは何でしたか?

新卒1社目を一身上の都合で退職した後、あまりにも暇だなと思っていたころ、エージェントから転職を進められ(当初転職するなら派遣勤務くらいでと考えていた)、その紹介企業の中にヤフーがありました。笑 
ヤフーは1997年に店頭市場に上場はしていましたが、世の中的にはあまり知られていない存在でした。ですので、面接後の当日夜に早くも内定の連絡をいただいたときは、うれしいと言うよりとてもビックリした記憶があります。入社したときのオフィスは箱崎で、その後すぐに表参道に移転しました。
当時は「ミニ経」と呼ばれるサービス毎の経営会議に上司の宮坂さんと参加して井上さんに詰められたりしていました。懐かしく楽しい思い出です。

-ヤフーでのお仕事はどんな内容でしたか?

エンジニアとしてスタートしYahoo!ファイナンス、Yahoo!ヘルスケアの新規立ち上げをおこないました。またその後、サービスインする際のエンジニアの立場での工数の厳しさも実感して、自分でプロデュースもやってしまいたいと考えたことや、経営者の近くでトップに立つ人の考え方やものの見方を学びたい、さらにサービス全体を管理したいと思い、井上さんに直談判してプロデューサーへとキャリアチェンジしました。もちろん最初はエンジニアもやりながらディレクターという仕事、そしてプロデューサーという立場、一人三役でした 笑

-ヤフーでお仕事されていて苦労されたことは何でしたでしょうか。

ヤフーファイナンスのエンジニアをやっていた頃、当時、サーバーの台数が少なく、お昼のピーク時になるとアクセスが集中し、それにサーバーが耐えられなくなり、次々にダウン・・・。データセンターまで走って立ち上げにいかないといけませんでした。また、エンジニアにはログ監視業務があり、特に冬の早朝勤務はとても辛かったです。

-ヤフーで学んだことはどんなことでしたか?また辞めたから分かるヤフーの良さってありますか。

学んだことは、何もないところから新しい世界を切り拓いていくことでしょうか。
ヤフーの良さは、中の人たちです!グローバルな視点を持ち、頭の回転が速く行動力があり、情熱的で魅力的な人たちが多かったです。そのときの出会い全てが、今でもかけがえのない私の財産です。

-ネクストキャリアを選んだ決め手は何ですか?

激しい競争の中で最後に生き残るのは、「誠実さを持った人と企業」というメッセージをみて、自身の仕事人生においての信念と一致したからですね。

-ぐるなびで創業者・会長の秘書役をされていたときのエピソードがありましたらお聞かせ下さい。

会長は先見性があって常に未来のことを考えているのですが、そうした構想を事細かに説明するというより、その思いを短い単語で言われることがあるので、意図や背景も含めて秘書役がしっかりと理解すると言うことが求められていました。突然話を振られることがあり、思い出すよりも先に手が検索して確実な回答をするようにしていました。ときどきハズレることもありましたけどね 笑。

-役員をされながら子育てをされたことでご苦労されたことはございますか?

子どもが年長になった頃、小学校受験を決めました。遅い決断でしたがやるからには、絶対どこか決めてあげないといけないと思い、仕事をセーブすることを決めました。役員をしていると、平日以外の職務対応もあったため、役員のポジションを下りました。受験がなくても子育てには予期しない出来事があるものです。同じような悩みやご苦労をされている女性もたくさんおられるのではないでしょうか。

-エムスリーキャリアでの現在のお仕事は具体的にどんな内容でしょうか?

働く人と企業のための「未病・予防医療支援」。たとえば、健康診断・ストレスチェックサービス、産業医紹介サービス、健康情報管理、メンタルヘルス等の健康相談、医療相談を行っています。
日本の医療に直接貢献できる仕事に就きたいと言う希望があって現在の職場を選びました。

-現在の仕事の面白いところや素晴らしいところを教えて下さい。

日本の医師の約9割が登録する医療ビッグデータを利活用できること。そして日本の医療課題に貢献できるところです。

-ご家族以外で尊敬している方がおられたら教えて下さい。

特定の人ではありませんが、正直で誠実な人、知識が豊富でそれをわかりやすく伝えることができる人ですね。

-ご趣味は何ですか?

クラシックバレエと旅行です。

-コロナで変わったことはありますか?

趣味の一つである旅行、海外旅行に行けなくなったことです。パスポートの更新もしませんでした。転職したのも、コロナの影響はありました。

-これからチャレンジしたいことは何ですか?

次のライフステージ、楽しく過ごすために計画中(ヒミツ)です。

-イマヤフに伝えたいメッセージをお願いします。

イマヤフの皆様から今のヤフーの素晴らしさやおもしろエピソードなど、機会がありましたらぜひ聞いてみたいです。

-モトヤフに伝えたいメッセージをお願いします。

みなさま、お元気ですか!?Facebook等を通じて皆様の近況が流れてくると、懐かしくもあり、お会いしていなくても会った感覚になります。当時もいまもびっくりするほど、早いテンポで会話が進む、とにかく楽しく素敵な皆様!またリアルでもお会いしたいです!

-読者に伝えたいメッセージをお願いします。

この拙い内容にぜひツッコミしてくださいね。リアルでもオンラインでもメッセージでも・・・お会いできるとうれしいです!
そして一緒に働く仲間、大募集中です!お気軽にご連絡ください。


-椿山さん、本日はインタビューにご対応ありがとうございました!


モトヤフ公式noteマガジン トップページはこちらをクリックしていただくと他のインタビュー記事もご覧頂けます。

------------【事務局からお知らせ】----------------

こちらのnoteでは「モトヤフ」メンバー向けの様々なイベント情報や各種記事などを今後掲載していく予定です。「モトヤフ」メンバーは、このnoteのほかに以下の方法で正式登録をしていただくことにより、「モトヤフ(Yahoo! JAPAN:公式)」のFacebookプライベートグループメンバーになることができます。
このメンバー登録をご希望の「モトヤフ」の方は、以下の方法で入会申請をお願いします。
https://www.facebook.com/groups/motoyahoojapan


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?