フィギアスケートの世界に魅せられた話。
12月26日に行われたフィギアスケート全日本選手権 男子フリー。
祖父母の家にいた私は、何となくこの大会を見ていました。
羽生結弦選手のファンである、祖父母が見ていたからという何とも軽い理由で
ぼけっとテレビの画面を見つめていました。
ですがテレビからセッションの曲が流れてきた途端、私は反射的にテレビを見ました。
映画「セッション」の劇中歌をメドレーにしたプログラム。
滑っていたのは田中刑事選手でした。
ジャズなんか使うんだ~、と珍しいものを見る気持ちで見ていたけれど、軽いステップとエンターテイメント性にすっかり魅了されました。
こんなにジャズが似合う人がいるんだ…。
最後の「Caravan」は圧巻でした…。
たまたま一緒に見ていたジャズ好きの父は、「田中刑事すげーな!!」と大興奮で
全ての試合が終わったあと「刑事どうだった?次はいつ出る??」と聞いてきて、すっかりファンになっていました(笑) (呼び捨てで呼ぶのはやめてほしい…笑)
私もノリノリで見ていて、「フィギアスケートは、こんなに楽しいものなんだ!」と感じて田中刑事選手のおかげで知れて、沼に片足を入れた状態で見たのが
島田高志郎選手。
曲は「チャーリー・チャップリン」
全ての動作が美しく、気品に溢れていました。動作から目が離せなくなる。自然と目で追ってしまう。そんな演技でした。
田中刑事選手は、次は何が起こるんだろう!というワクワクと期待で食い入るように見ていましたが(曲の影響もある)、島田さんの場合は美しさと軽さと鮮やかさからくるものと思います。まさに芸術。表現力すごい。
演技が終わったあとも抜け出せず、何者だ!!と思って調べたらまだ20歳…。
私とそんなに年も変わらないじゃん…と衝撃を受けました。
すっかり島田さんの世界に魅了され、推すことを決意。
新たな世界に足を踏み入れました。
そして、「ラ・ラ・ランド」で楽しませてくれた友野一希選手。
手拍子での会場の一体感が凄かったです。会場を自分のものにするのが、凄く上手な方という印象です。グワッと持って行った感じがしました。
角野さんのショパコンで何度も感じた、空気を自分のものに変える感覚を
フィギアスケートでも感じるとは思っていなかったので、衝撃でした。
あと、演技中の笑顔も印象的でした。とても楽しそうに滑りますね!
見ていて自然と笑顔になれました。
四大陸選手権にも出場されるということで、とても楽しみです。
ファンになりたてで、まだまだ分からないことばかりですが自分なりに応援していければと思います。
これからの楽しみが増えました。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?