(11)誰かに腹を貸している感覚
前回から間が空いてしまいました。
先週は4日間徳島へ。お仕事も少しあったのだけど会いたい人に会いに行くことがメイン。娘と2人で友人たちと心地いい時間を過ごしました。
そして本日から7月!
6月は長野や徳島など移動も多く、その分休息も取ったりしてあっという間に過ぎてしまいました。元々ほぼなかった悪阻がほぼなくなると妊娠していることをうっかり忘れそうなぐらい普通に動き回ってしまいそうになるけれど(2人目あるあるなのか..)動いた後はしっかり休息とるサインを出して無理できないようになっている気がします。
先週2日ほどは首や肩のハリ、そこからんk頭痛(?!)がひどくてソファーにずっと寝転んで過ごしました。
妊娠前だと少し体を整えて自然の中に散歩など行くとスッキリするのだけど、やはり無理はできないんだなと実感。
そんな中、今日はずっと楽しみにしていた武術の先生が来阪されてのリアル講座。
我が家は家族で参加しました。
身体操作やうまく説明ができない、とにかく不思議すぎる動きをやっと目の前で直接拝見することができました。見せてもらいながら私たちもやるのだけど、型みたいなものではないのでまぁ何をどうするかわからない。
見よう見まねであれこれ動きながら体験していくしかないというところ。
そんな風に地味な動きをしながら2つ気づいたことがあります。
武術は「腹」が肝なのだけど、その腹が別のものになっている実感。
私の腹だけど私のコントロールで動かすことができない感覚で、丹田がない。
元々丹田わからんわー状態なのではありますが、もっと、更にない。
というか、「探そうと思う場所がない」っていう感覚。
その時に、あぁ腹の中は別の誰かに貸しているんだなぁと実感して不思議な気持ちになりました。私であって私でない感覚。
その感覚を感じられたことはとても貴重でした!
そしてもう一つ。
ワークショップの直前二日間、首の後ろ側のハリとそこからきているであろう頭痛でほぼ動けない状態だったのですが、ワークショップが始まってすぐから解けていく感覚がありました。
心地いい時間とはいえ移動や疲れでぎゅっと固まっていた体が体の深部から意識する身体操作をやってみようとする時間の積み重ねが深い部分から解いてくれたんではないかなと思います。
頭痛がある中で少し動いたりはしたものの解消されなかったので、やはりまだまだだ自分の体を感じられていないなぁと反省&そこに気づけたことの嬉しさ。
私は疲れるとすぐ目の奥がモヤモヤ、しばしばするのですがワークショップが終わる頃はそれも無くなり首が伸びた感覚。
この原因は疲れ、暑さ、緊張、妊娠中の姿勢の崩れなど複合的に要因があるのだろうけれど、やはり体って内側からなんだなぁと思うし、とてもシンプルだなと実感します。
今回体を動かす以外敢えてなんの対処法せずにこの症状味わった後での講座だっただけにそれがとてもシンプルに入ってきました。
体の動きを感じること、芯の部分から整えることってシンプル且つ本当にパワーがある。
益々これからも学びを重ねていこうと思いました。
産後、一旦ゼロになった体からまた積み重ねていくのが楽しみにです。
高齢だけに色々素直に出てくるはず、
産後は心身共にしんどい事もあるけれど、いつで体は変われることを忘れないでいようと思います。
大切なことにたくさん気づかせてくれた先生方と、その前に頭痛や首の後ろのハリなどを味わせてくれた体に感謝。ありがとうございました。
引き続きからだのこと、こころのこと含めて産前産後に記録を綴っていきます。
今回も読んでいただきありがとうございました。
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