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突然に

今回の2泊3日の上京の目的は、
Man With A Missionのライブが一番の目的だったのですが、せっかく上京するなら、ご縁のある神社⛩さんへのお礼参りと、新卒で入社した会社の直属の上司だった方で私が東京の母と慕っている入院されているとのことだったので、お見舞いに伺おうと❣

土曜日の興奮さめやらぬまま、神社さんにお参りをした後、大好きな東京の母Yさんの病院を目指しました🚊。
いつもこの時期はYさんがお好きな“干し柿”を送っているのですが、入院したというお電話を頂いて知っていたので、つい10日前にどちらに送ったらよいものかとお聞きしたところ「姪のところに送って頂戴」と。その時の会話もしっかりしていらして「人がいると気を使うから、個室にしてもらった。17:00過ぎなら電話もOKよ。」なんてお話ししていました。

突然お見舞いに行って驚かそうと目論んでおりました。

しかし病室のベッドに一人いらしたYさんは、思わず「Yさん?」と口から出てしまったほどに痩せてしまっていて私の方が驚いてしまいました。
私の実母より少し年下で、3年前にお会いした時、お年は召されていましたがあのお綺麗だったYさんでしたが、昨日はそうではありませんでした。
目はボンヤリとし、息苦しそうにされていて、会話も出来ませんでした。

「RiTaですよ。干し柿よりも早く来ちゃいました😆。」と冗談交じりに努めて明るく言ったりしましたが、苦しそうに頷くYさん。
あまり長居をして、お疲れさせてしまっても申し訳ないので、「早く元気になって、またお会いしましょうね❣」と言って帰ろうとしたら、声も絶え絶えに「ありがとう」の言葉を絞り出して下さいました。

もうそれから私はショックで、何度も帰りの電車を間違えたり、涙ぐんでしまったり…。

本当はお見舞いを終えて、娘の部屋に戻り、何か作り置きをしておくつもりでしたが、もう献立を考えることも、勝手が分からない場所で、何処で何の材料を買ったら良いのかを考えることが出来ず、そのまま娘の部屋に帰って泣いていました。

以前の会社でYさんに可愛がって頂いていたKちゃんにお見舞いに行った事をメールをしました。KちゃんはYさんが入院してすぐにお見舞いに行っていたらしいです。
「そうでしたか。お疲れ様です。
わたくしもショックでした。」
そして
「今週中に時間作って頂ければお見舞いに行こうと思ってます。
時の流れは容赦ないですね。」と。

出会ってから40年以上、未だに私のことを気にかけて下さり、年に何度もお電話で交流させて頂いていました。
ご結婚されず、お一人で凛と、パワフルに、そして誰よりも面倒みが良くお優しい方です。
私のことを今でも「RiTaちゃん」と呼んで下さる数少ない方です。

こんなどうでもよい私ではなくて、
何故あのような皆さんに慕われる方が…。代われるものなら代わって差し上げたい。

娘からは「まだ亡くなったわけではないのだから、治療して元気になるかもしれないよ。」と慰められましたが…。

すぐに涙が溢れそうになります。

長文の上に暗い話ですみません。

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