ライスの日記 彷徨えるカッパ~never give up~

こんばんは!

今日はお休み、昨日の18時に目覚めて以来24時間経過しちゃたよコンチクショー!な漢、ライスでござーい!(ランナーズハイ)

こんな筈じゃなかったのに!!くっ悔しい…!ビクビク

じゃあどんなつもりだったかって?

よろしい!それでは説明しよう!


事は今朝、忘れていた事を思い出した所から始まった

私、普段は全くお酒を呑まない

本当、飲み会とか福岡帰った時に『今日は呑むぞ!』と決めていた時にしか呑まない

そんな私なんだが、先日、人が白ワインを呑んでいるのを見たとき『あぁー、いいなぁー』と思ったから次の休みは呑む呑むでぇ~にしようと思っていた

…が、普段呑まないからスッカリ忘れていた

それを寝る前に思い出したのだ

何かを思い付いたらすぐ行動に出る、悪く言えば欲望に忠実な漢な私

そりなーもう居ても勃ってもいられなくなり直ぐ様ワインを買いに行こう!と行動を始めた

そもそも私、佐賀の家でワインなんて呑んだ事がない

呑むとも思っていなかったからワイングラスも福岡にある

つまり、その時点で必要なのは『ワイン』と『ワイングラス』の二点だった

なーに、大した事ねーぜ!ちょちょいと買ってきてやらぁ!

そのくらいの意気込みで家を出た

ところで私はワインの中でも白ワイン、その中でもソーヴィニヨン・ブランという品種が好きだ

更にその中でもニュージーランドが大好きだ

どうせたまに呑むのなら美味しいものがいい、これを読んでる女性達も美味しいモノから飲みたいだろう。いいぞ、いつでも

ソーヴィニヨン・ブランなんだが世界で栽培されていてその中でも有名な産地としてフランス、チリ、そしてニュージーランドが挙げられる

そのニュージーランド、かつてはワイン後進国だったのだが、それを一発で覆したのがこのソーヴィニヨン・ブランだったのだ

その世界に名を轟かせた始めてのワインが私の大好きな『クラウディ・ベイ』というワインである

このクラウディ・ベイ、畑を所有しているのはルイ・ヴィトンだというのでも有名

買い取ったのだ

まぁ、そのくらいの価値はあるワインという事だ

『1日のうちに四季がある』とまで言われる程の朝夜の寒暖差で凝縮した果実味とソーヴィニヨン・ブラン独特の草や茹でたアスパラガスの香り、スカッとした飲み口に他国のソーヴィニヨン・ブランには見られないほどプチプチと口の中で弾ける感触は一度呑んだ者を虜にしてやまない。私のモノも口の中で弾け…いや、なんでもないです…

ここまで書けばもう言わずとわかるだろうが『私はクラウディ・ベイのソーヴィニョン・ブランが呑みたい』のだ

お値段的には2,800~3,000円くらい。まぁまぁなお値段だろう

駄菓子菓子!普段晩酌をしない私だ、たまにはこんな贅沢もいいじゃない!

もう興奮にギンギンな私←目です、寝てません

今にも出そうになりながら←涎です、眠いんだす

ギラついた眼で舐め回すように見る←ワイン棚です、探してます

『チッ!』

無かった…

次の店に向かう

更に次の店に向かう

え!?

次の店

無いの!?

次の店

見つからない

ちょい待ったぁー!!


おい


ねーぞ?


酒屋さんをはしごしたけど見つからない

けどここまではまだ想定の範囲内

実はこの先も考えていたのだ

『ドンキホーテ』

そう、あの激安の殿堂である

私の知っている限り、少なくとも中洲のドンキに売ってるのは知っている

なので確率的には高いだろう

しかーも!

ついでにワイングラスも買っちゃうんだ(*^^*)

この布陣に隙は無い(`・ω・´)


まずはワイン…と

あー…、やっぱりないかぁー…

じゃあワイングラスを…



え!?

なにこれ?

400円くらいのしょぼーいグラスしかないんだけど?

アホかこんなグラスで美味しくワインが呑めると思うなよ!

リーデルとまではいかないがせめて2,000円そこらの普通のグラスは無いのか!?


…無いのである…


そこから私の行脚は始まった…

雑貨屋、食器屋、酒屋、Googleマップで調べてしらみ潰しに探すけど見つからない

そんな筈は無い!世界に名だたるソーヴィニヨン・ブランだぞ!?

そして次に妙な事に気がついた

『ワインのラインナップが似ている』

どの店に行っても同じ商品しかない

多少の違いはあるが大筋は変わらない

フランス、イタリア、スペイン、チリ、日本

たまにドイツやアメリカもあるがどの店も同じようなラインナップなのだ

…これはおかしい

もしかして佐賀にはワイン文化が無いのか?

そう思って調べてみた所、驚くべき事実がわかった


佐賀県、ワインの消費量


全国ワースト1


なんだってぇー!!

いや、私も知らんかった

そうなのだ、佐賀はワイン文化が国内最下位なのだ

そりゃねーわ!

ちなみにワイングラスも無い

酒屋さんで『どこかワイングラスの売ってるお店知りませんか?』と聞いても『いや~、無いよね~』と返って来たくらいだ

業者が知らないんじゃそりゃねーよ!

絶望にうちひしがれた

私はワインを呑むことすら叶わんのか?


そんな時、私のドドメ色の脳細胞が急回転した!

閃いた!!

直ぐ様車を走らせてたどり着いたのは佐賀の老舗デパート

そう、ならば高級品を取り扱うデパートならばどうだろう?そう思い至ったのだ


まずはワイングラスを探しに食器コーナーへ

行きがてらナイフやフォークを見てみる

…うむ、いいシルバー(食器)だ

これなら期待出来そうだ

グラスコーナーに行ってみた

バカラのワイングラス発見!

お値段33,000円!

さすがの私もこれは衝動買い出来ん(笑)

うろうろしていたら見覚えのあるフォルムが見える

あった!!

リーデル\(^o^)/

品種毎に違う形で作られたシリーズが置いてある!!

もちろんソーヴィニヨン・ブラン用のグラスもあった!!

お値段4,400円、うむ!悪くないぞ!!

迷わず手に取りそのままレジへ

レジで会計ついでにワインコーナーの場所を教えてもらってそのまま直行!

フランス…

イタリア…

スペイン…

チリ…

相変わらずの国々だがラインナップはちょっと違う、これなら期待出来そうだ

ドイツ…

アルゼンチン…

日本…

こんな所でアラウンドザワールド(世界一週)するなんて思ってもみなかったぞ!


南アフリカ…

ブルガリア…

だんだんマイナーになってきた

オーストラリア…!?

来た!オセアニア地域突入!

オーストラリアの横…は…


ニュージーランド!!


来たぁぁぁあ!!


おいでませニュージーランド!

さぁ!まっクラクラウディ・ベイ出ておいでー\(^o^)/


ん?


あれ?


ニュージーランド…

2本しかない…


『シレーニ』というワインのソーヴィニョン・ブラン

その通常版とちょっと上質版

その2本だ



O

M

G


なーーーーい!!

いやもうここに無ければ無いよね


さすがの私も諦めた!


もう時間も17時!

ココから次の店を探してってなるともう呑むより寝たい今日この頃!皆様いかがお過ごしでしょうか!?

そして夢破れた私は帰宅した

すぐに帰るだろうとエアコンはつけっぱなしだった部屋は外の暑さもなんのそのでひんやりしていてその冷たさが身に沁みた

結局寝ないで頑張った結果が4,400円の何も液体の入る事が無いオブジェ唯一つ!!

泣けるわ!!


このグラスを使う日は果たしていつになるのか


もうネットで買うしかないのだろう


最初からグラスとセットでネットで探せばよかった…orz

後悔とチンコは先に勃たないモノなのだ…


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