ライスの日記 思いがけない世界を見よう
おはようございます諸君!
相も変わらず哀川翔、飛来し交尾にふける羽アリたちの乱交パーティーど真ん中で黙々と仕事に励む漢、ライスです。←殺虫剤ぷしゅー
いやね、すごいのよ羽アリの量
あいつら電灯の下で飛び回っていたと思ったらいつの間にか落ちてきてるのね
んで、なんかよくわからない団子状に固まって動かなくなるの
なんだ?賢者タイムか?
で、その団子状に群れ固まったアリがあちらこちらに落ちてるの
正
直
キ
モ
イ
写真撮ろうかなって思ったけど間違いなく誰得グロ画像になるからやめときました。感謝しろよ!おまえら!
でもこう毎日固まった羽アリを見ているとだんだん疑問になってきた
『そもそもこいつらなんなの?』
いや、羽アリなのは見てわかる、問題はそこじゃない
こいつらが何ていう種類でどんな生活をしているのかが気になっているのだ
『そんなこと知ってどうするの?』と思われるかもしれないが何にでも疑問を持ち、知りたいという欲求、好奇心に逆らえないのが私なのだ
そしてそれこそが私の私たる由縁とも言えるのだ
ともあれ一度気になったら夜も眠れず昼寝するタイプの私としては早速この羽アリの正体を赤裸々に暴くべくスマホ片手に調査を始めた
まずはこいつが何という種類のアリなのか…
羽つきのアリ…と言うけれど、アリは蜂に近い生き物で羽があって然るべきものだ
なので、羽の有無でアリの種類は判別出来ない
ではどうやって見分けるのか
まずは色
実は日本には300種類ほどのアリと20種類ほどのシロアリが生息している。
詳しく書くと長くなるので割愛するが、今目の前にいるアリは黒い
九州に生息するアリのなかでこの時期に現れる黒い羽アリとなるとおそらくクロアリの仲間だろう
そう思いながらも顔を近づけてよーーく観察してみる
ん?
あれ?
おかしいぞ…
クロアリの触覚は『く』の字型に曲がっているんだけど…所々に真っすぐな触覚のアリもいる
これはシロアリの特徴なんだけど真っ黒なシロアリとなるとヤマトシロアリという種類になる
ほー、つまり今目の前にいる1種類だとばかり思っていたアリは実は2種類だったのか、これは興味深い!
本当によく似ているが触覚の他に体節の形も微妙に違う…
羽を広げたらわかるみたいなんだけどこいつら地上に降りたらもう繁殖を終えていてメスは自分で羽をちぎり巣を作り出すしオスは力尽きて死ぬらしいから羽を開いた姿が見れない…
てか童貞を捨て、賢者タイムが永遠の休息になるなんて私はアリに生まれてこなくてよかった!と心から思った
ふーーーん
その他調べてわかったのは
・一回の交尾飛行で女王は一生分の精子を蓄える
・その後、女王は巣穴で『働きアリ』『女王アリ』『オスのアリ』を産み分ける
・女王の出すフェロモンで働きアリは卵を産まない
・アリは女王が死ぬとフェロモンから解き放たれ、働きアリが卵を産む
・アリのオスはすべて無精卵から生まれる
・働きアリは交尾飛行していないから精子をもっていない
・ゆえに、働きアリの産む卵からはオスしか生まれない
すげー!すげーよ!神秘的だよアリの世界!
いやいや、たかがアリと見くびっていたけれどなかなか奥が深い…
やはり世界は興味深い事で満ち溢れておりますなぁー
アリとは言わず世界にはまだまだ知らないことがいっぱい!
私の知識欲と好奇心が無くならないわけですわ!
もっともっと世界を実際に歩いてみて、色んな事に興味を持ち、たくさんの経験と知識を身に着けなければ…そう思った出来事でした
いつか私も自分の様々な、そして豊富な経験のすべてを書き表してみるのもいいかもなぁ…
タイトルはもう決まってるんです
『恥丘の歩き方』
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