ライスの日記 表現すること

おはようございますm(_ _)m

すっかり梅雨が始まりまして空気が湿ってきています

頭と股間にキノコを生やした漢、ライスです

もちろん毒キノコです

多幸感と中毒性にかけてはマジックマッシュルームすら軽く凌駕すると巷で評判です。嘘です知りません

さて、私、多分もう20数年に渡ってネットで日記を書いている

場所は転々としているが書くことは好きだ

…と、書くと本当に文を書くのだけが好きかと思われる…と言うか多分私の日記を読んでいる人達は私が文を綴るのだけが好きだと思っているだろうけど実は違うのだ

私は実は文を書くのが好きなのではなく『表現』するのが好きなのだ

それは文字を綴る事だけではなく、絵を描く(主にスケッチ)事だったり歌を歌ったりと内なる感覚や感性を形にするのが好きなのだ

それは所謂芸術面だけではなく表情や会話で表現するのも好きだ

思えば私は小さい頃、まだ私が今のように立派な主食としてテーブルにのぼる前、そう、青々と田んぼに植えられた苗だった頃からこの性格は出来上がっていた

私は小さい頃一番好きだったのは粘土遊びだった

粘土を捏ねて頭の中で創りたいものを作るのがとても楽しかった

粘土の何がいいって気に入らなければクラッシュ&ビルドが自由に出来た事だった

絵を描くのも好きだったし、よくクレヨンで画用紙に絵を書いていたけれど、頭の中で思い描いたものをいざ紙に描くと上手く書けなかった

それはまだ絵画の技術というか基礎もそうだが物事の本質を見抜く力が身に付いていなかったからだけど、失敗して修正することも消すことも出来ず、苗だった頃の私はそれが許せなくてよくモヤモヤしていた

思えばその頃から完璧主義とは言わないがある種自分なりの『美学』というか『こだわり』というか、そんなものに殉じる性格だった

それに比べて粘土は何度失敗しても紙やクレヨンや色鉛筆のように減ることはなく何度でも何度でも挑戦することが出来た。だから私は粘土さえあれば時間がいくらあっても足りない子だった

ちなみに今でも粘土で時間を潰せる自信はある

しかし、苗だった私も稲穂となって実り皆様のテーブルに並ぶまで成長するにあたって苗だった頃には持ち合わせていなかった様々なものを身につけた

その中で最たるものが『言葉』だった

本が好きだった私は飽きることなく本を読み続け、そこから得た『言葉』という手段は私の頭の中の世界を良くも悪くも表現するために最適だった

けど、先にも書いたがそれが私の全てではないのだ

実は今でもこっそりと絵を描いたり音楽を奏でたりする趣味は持っているのだ

『こっそりと』となっているのは恥ずかしながら私はまだこれらの手段を用いて自己を表現出来ている段階に到っていないからだ

要は『納得』がいっていないからと言えよう

じゃあどのくらいなら納得がいくのか?

それもまた難しい

強いて言うならば今使っているこの『言葉』という手段を越える表現が出来たら…なんだろうけどそれはとても難しいと我ながら思う

まぁ、実際私が『言葉』という手段の表現を最も得意としていると思われているだろうが自分自身で本当に最も得意としているのは実は言葉じゃないんだよね

本当に得意なのは多分『表情』だと思う

『目は口ほどにものを言う』表情とは己の内側を外に出すために最も最適なツールなのだ

そして私はこの表情というメインウェポンに言葉というサブウェポンを装備した状態で最高のパフォーマンスを実現出来る自信がある

それは時に古き友のように親密に、恋人のように寄り添い、アジテイターのように力強く、麻薬のように人の心に食い込む事が出来ると確信している

だからといってそれを常に発揮しようとは望んでいない

制限下においてどれだけのパフォーマンスを実現出来るのか、それが私の知りたい事でもあるし試す価値のある事でもあると私は思っている

とかくこの『表現』というものはとても難しく、だからこそ探求する価値があり飽きさせない魅力があると思っている

人は皆、何らかの方法で自己を表現しようとする

その意味を己の心に問いかけてみて出た答えは人それぞれだろう

私が自己を表現する理由は今も昔も変わらずに『自分の立ち位置を客観的に知りたいがため』だ

私のノーマルとアブノーマルは平均的な社会とどのくらいの距離で存在しているのか

自己を知るために自己を表現し、それを観測して自己への理解を深める

その先に何があるのかは知らないけれど、私は『知りたい』という欲求を抑えられない性格の持ち主だからその欲望に従って自己の表現を繰り返しているのだろう

いつか私が自分で納得出来る表現法を見つけたら是非とも紹介してみたい

その時はきっと、言葉では言い表せない私の頭の中に渦巻く『何か』を知って貰える時になるだろう


ちなみに、現時点においての私の表現力の粋を凝らした結果としての私の称号は『メンヘラホイホイ』となっている


orz


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