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【社員紹介 Vol.7】森 麻里奈 Ι 育休を経てフロント業務に復帰!公認会計士

<Profile>
デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーにて製造業、食品、流通小売など多岐に渡る日本企業のM&A案件に対し財務デューディリジェンスと中心としたアドバイザリーサービスを提供。
デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー以前は、EY新日本有限責任監査法人にて、化学、鉄鋼、製造業等と中心とした上場・非上場企業の会計監査業務に従事。
日本のスタートアップ企業にて、経理部長として経理業務全般及び内部統制構築・改善、システム導入等を指揮。
大阪大学経済学部卒 公認会計士

こんにちは。RISONAL(リソナル)を運営するオーナーズです。
当社は、大企業にしか提供されてこなかった高いクオリティのプロフェッショナルサービスを、テクノロジーを活用し、中小企業向けに広く提供しています。
中小企業の生産性を高めることを存在意義として、専属M&Aエージェント(FA)サービスを民主化することを目指しています。

本企画では、大企業からオーナーズに転じた弊社参画メンバーについて、順次ご紹介させていただきます。
今回は、オーナーズに在籍する女性M&Aメンバーに話を伺いました。

転職を機に、出産・育児を経て離れていたM&Aのフロント業務に復職

ーーこれまでのご経歴を教えてください。

森:大学を卒業後、EY新日本監査法人に入社し、会計士としてキャリアをスタートしました。主に、国内企業の会計監査業務に携わっていました。その後、2012年にデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーに転職し、日本企業のM&Aアドバイザリー業務に従事したのがM&Aの仕事の始まりです。
妊娠出産を機に休職し、夫の海外赴任への帯同もあり数年後に復職しましたが、子育てしながらフロント業務を続けることは難しいと判断し、同企業内でフロント業務を支える役割でバックオフィスに転籍させていただきました。その後、AIソフトウェア開発を行うベンチャー企業へ転職して、経理部長を4年間務めたのち、RISONALを運営するオーナーズへジョインしました。出産してからオーナーズに入社するまではM&Aのフロント業務からは離れていました。

ーー育児と仕事の両立が大変な時期にバックオフィス業務から再度フロント業務へと転職を検討し始めた理由はなんですか?

森:これからも会計士として働いていきたいと思う中で、将来のキャリア像を考えるようになっていました。今後もバックオフィスとして会社を支える立場でいるのか、監査法人やデロイトで携わっていたようなクライアントサービスにまた携わりたいのか…。
ただ、育児との両立を考えるとこのままバックオフィスの仕事を続けることが最善だと思っていました。
そんな中、RISONAL(リソナル)を運営するオーナーズから「フロント業務の仕事をしないか」と声をかけていただきました。
その時に改めて、「自分が本当にやりたい仕事はなんだろう?」と考えた結果、自分はお客様に向き合い、喜んでもらえるような仕事が好きなんだと気がつきました。

ーーRISONAL(リソナル)を運営するオーナーズに転職することを選んだ理由はなんでしょうか?

森:オーナーズの業務は、自分がまさにやりたかった「お客様に向き合って喜んでもらえる仕事」であるという点が入社を決めた大きな理由でした。
一方で、家庭のことを考えると、子供と向き合えるのは自分だけですし、子供の成長を支える時間を優先したいと考えると、フロント業務に戻るのはまず無理だろうと思っていました。
しかし、オーナーズの専属エージェントサービスのビジネスモデルは基本的にセルサイドのアドバイザリー業務(買い手候補を探し、条件交渉をサポートすることがメインの仕事)なので、比較的時間をコントロールしやすく、自分がやりたいことと子供たちとの時間を両立させることが可能かもしれないと考えるようになりました。
頭で考えるよりも実際に始めてみないとわからないと思い、思い切って飛び込むことを決心しました。人生の中で「今」が一番若いので、オーナーズで挑戦したい、賭けてみたいと思い、新たな一歩を踏み出すことにしました。

働きやすい環境で、仕事と育児の両立が可能に

ーーM&Aのフロント業務と育児との両立は一般的には難しいのでしょうか。

森:M&Aディールに関わる以上、程度はあるにしろスピード感は必要です。
特にバイサイド(収益性や戦略的利益を追求し、適切な取引条件で買収または合併することがメインの業務)では、案件をお受けする時点ですでにスケジュールが決まっていることも多く、急かつ非常に短い期間での対応が必要となるケースも多いです。
育児をしていると子供の急な発熱でのお迎えや、お休みをいただかなくてはならない状況に陥ることもあり、それによって同じ案件に携わっているチームのメンバーに多大な負担をかけてしまうことが申し訳ないという気持ちが強く、前職で経験したような働き方で育児と両立するのは難しいと思っていました。

ーーRISONAL(リソナル)を運営するオーナーズに転職して、育児と仕事の両立はできていますか?

森:できていると思います。今は時短で勤務しており、9時から16時まではオーナーズのプロジェクトに関わって、16時から19時までは家庭のプロジェクトに関わっているイメージです(笑)。
とはいえ16時以降は一切オーナーズのプロジェクトには関わりません!という働き方ではなく、ご面談など重要な局面ではお客様のご都合に合わせて動いたりと、線の引き方については自身で柔軟に対応しています。一方で、出張等については、私の家庭の事情を考慮してもらえていて、ありがたく思っています。
制度としては他社と大きな違いはないのかもしれませんが、オーナーズは代表の作田さんを含め、現場の皆さんの理解が非常にあり、働きやすい環境が整っています。
 
セルサイドのアドバイザリーは、お客様からのご相談をお受けして案件を作っていくところから始まりますので、比較的時間をコントロールしやすい働き方ができると思います。自分で作業を進める時間を確保したり、進みそうな案件の準備を早めにしておいたりすることで、働く時間を平準化できるようにしています。基本的には土日もしっかりと休めています。
 
入社前にイメージしていた働き方と、ほとんどギャップがなくイメージ通り働くことができています。また、将来的にはフルタイム勤務も検討しています。人生の節目に応じて、仕事や育児、介護などコミットする時間は人それぞれだと思っていて、オーナーズは私の今の節目を受け入れてくれました。子どもの成長などとともに状況は変化していくので、ワークライフバランスも更新していく予定です。

オーナー様の大切な人生の節目を幸せに終えていただくことが、やりがいに

ーー実際に働いていく中で、大変だったことはありますか?

森:実務の話で言うと、買い手候補先探しはやはり大変です。譲渡対象を分析していくと、理想の買い手像への理解は深まるものの、実際に手を挙げてくださる候補先がいるかは探し始めてみないと分からないですし、ゼロから探し始めることにはプレッシャーもありました。人生の大切な節目に携わっている分、緊張感を持って挑まなければいけないシーンも多々ありました。
 
一方で、家庭との両立に関しては基本的に大変だなと思うことはありませんでした。交渉は内密に進められるため、週末に面談が行われることもありましたが、そこはチームのメンバーが代わりに参加するなどカバーしてくれたので、案件の進行と家庭の両立は良いバランスを取ることができていました。このように、オーナーズはチーム内でサポートし合える体制がとても整っていると思います。

ーーやりがいを感じることを教えてください

森:やりがいは想像以上にありました。ちょうど先日、支援させていただいた案件がご成約に至ったところです。
オーナー様にはご不安なこともあったかと思いますが、買い手候補探しから始まり、最終的にはとても素晴らしい買い手様が手を挙げてくださいました。オーナー様も買い手様も、双方に大変満足いただけるご成約となり、全員が幸せになる結果でした。
全てが順調に進み、約9ヶ月という比較的早い期間で着地した案件でした。直近でこのような経験をしたことで、改めてとてもやりがいを感じています。
会社を譲渡するということは大切に育ててきた我が子が結婚するようなものだと伺っています。そのような人生の節目を良き形でお手伝いできるということはアドバイザー冥利に尽きます。

全国各地のオーナー様に喜んでもらえるようなアドバイザーに

ーーご家庭との両立も順調な中、今後RISONAL(リソナル)を運営するオーナーズで取り組んでいきたいことは何でしょうか?

森:まず私自身としては、早く成長して一人前になることです。オーナーズとしては、「東京のスタートアップ企業」という肩書きから早く脱出して、全国各地の皆様から愛され、信頼されている企業になっていきたいと思っています。
 
東京はもちろんですが、事業承継ニーズでいえば地方には素晴らしい企業がたくさんあります。お悩みを抱えていらっしゃるのに、我々のところまでリーチできていない実態がたくさんあると思っているので、地方の会社様にも喜んでもらえるようなアドバイザーになりたいです。
当社のM&AチームはM&Aアドバイザリー、財務・会計のプロフェッショナル集団です。「オーナーズ」という社名の通り、オーナー様の力になっていきたいという強い志を持っているメンバーしかいないということは断言できますので、M&Aに関して悩んでいるオーナー様はぜひ当社に相談していただきたいです。

ーー2024年4月現在、M&Aチームメンバーでは唯一の女性メンバーである森さんに、チームの雰囲気を伺いたいです。

森:穏やかで、大変平和な雰囲気です。女性一人だからといってやりづらいことも気になるところもないです。逆に答えられるようなことは何かあるかなと悩ましいぐらいです(笑)
当社の男性メンバーは小さいお子さんがいる方が多いということもあるので、理解していただけるところも多いのかなと思います。入社前にイメージしていた働き方とギャップなく働けているのは、皆さんのご理解と平和な環境のおかげだと思っています。

ーーRISONAL(リソナル)やオーナーズに興味がある方へメッセージをお願いします。

森:当社のビジョンにもあるとおり、事業オーナー様から支持されるNo.1プロフェッショナルファームになるという志に対して、強い熱量をたくさん持っている人と一緒に働きたいです。加えて、柔軟な発想や動き方ができる人であればなお良いなと思います。
 
専門知識はあるに越したことはないので経験者はウェルカムですが、当社はAIを活用したナレッジ蓄積を進めているので、経験については入社後からでも十分に鍛えられると考えていますし、チームで動く仕事が多いので、専門知識が不足していることで悩む必要はないと考えています。足りない部分はチームでサポートして補っていけるので、まずはやる気が一番大切です。
多様な考え方や経験を吸収しながら成長できる会社だと思っています。


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