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プロジェクト紹介Vol.108:最新技術のビジネス活用事例調査レポートの作成支援

ライズ・コンサルティング・グループが現在進行形で手掛けさせて頂いているプロジェクトをご紹介致します。
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<最新技術のビジネス活用事例調査レポートの作成支援>
■概要
クライアントは国内の大手金融グループの企業で海外拠点も有しており、最新技術に関する知見も豊富に有しています。今回は同金融グル―プにおけるDX推進やAI(人工知能)を活用したビジネス展開を加速させていくための取り組みのひとつとして、同じく国内の大手SIerと協業して事例調査レポートの作成を支援させていただきました。本レポートは、技術とビジネスの2つの視点で作成することが求められ、当社は主にビジネス視点で価値提供すべくお声掛けをいただきました。

■スコープ
レポートのテーマは「金融領域におけるAI活用」です。AIは、Society5.0やDX、Blockchainや5G、ビッグデータなどと並び、ビジネス/テック領域のビッグワードであり、近年はビジネスでの活用も盛んになっています。
今回の調査では、AIのビジネス活用で先行する海外の金融機関に加え、金融領域にもビジネスを拡大しているデジタルプラットフォーマー、そして先進的な技術やアイディアを携えて金融領域に参入しているベンチャー企業なども調査対象としました。調査を比較的短期間で進めていきたいという意向もあり、チャネルはウェブ(主にリリース情報)に限定しました。

■支援内容
本件の推進にあたっては、主に下記3点を意識してご支援させていただきました。
1. 仮説に基づいた調査設計
 事例調査では、主要な結論に対しては仮説を持って調査設計を行うことで、調査が発散していくことを抑制し、効率的に進行していくことができます。今回の調査では、①業務領域別の先進事例、②先進事例が抱える課題、③クライアント企業が取るべきアクション、の3つに仮説を持って進めたことで、レポートの軸がぶれることなく進行していくことができました。
2. 調査工数のコントロール
 調査工数のコントロールは、成果物のQCDに直接的に影響を及ぼします。今回の調査では、設計時点で調査範囲を広めに取って概要調査を行い(広く浅く)、調査対象企業の地域や属性のバランスも考慮したうえでレポートに掲載する企業を絞って詳細調査を行う(狭く深く)という2ステップで進行したことで、調査リソースを効率的に配分することができ、調査が発散していくことを抑制できました。
3. 調査結果の構造化
 調査を進めていくと、想定していたフレームに収まらない例外事例が出てくることがあります。今回の調査ではそうした例外事例は出てきませんでしたが、仮にそうした事例が出てきた場合は曖昧にせず、想定していたフレームをより正しいものに見直すチャンスと捉えて、フレームを再考する必要があります。

当社では、こうした事例調査や戦略策定の前提となる各種リサーチなどのスモールパッケージでのご支援も可能です。お悩みをお持ちの企業担当者様につきましては、ぜひ当社にお声掛けください。

※この記事は2020/2/21にFacebookに投稿されたものです。

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