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[オートチェス]構成解説 6ビースト

Riseと申します。S6は日本2位世界7位(クイーン 3407)、S7もクイーン到達しました(9/30)。

今回はビースト6の解説です。ビースト6構成は4グレーシャー型やキラアルケミスト型もありますが、今回は最もメジャーな裏切り型についての記事になります。

はじめに

6ビーストは連勝、連敗、利子ポジどこからでも行くことができます。6ビーストシナジーが出たタイミングでパワースパイクを迎えるため比較的パワースパイクが早く、終盤1位を取り切るだけのパワーもあります。

では、肝心の6ビーストシナジーを見てみましょう。

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ビースト6シナジーは相手の駒が攻撃を受ける時に「攻撃を受けるたびにスタックされる追加物理ダメージ」を受けるようになるというものです。(防御ダウンのようなデバフだと思ってください)

ゲーム内ではこのように表記されていますが、大きな間違いがあります。英文を見てみましょう。

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まず味方の「ウォリアー」ではなく「駒全員」ですね笑。そして「ビーストシナジーを所有するユニット」という部分が間違っています。an ally who benefits from the Beast Synergyですからビーストシナジーの恩恵を受ける駒、つまり「トークンを含めた全ての味方の駒」が正しい訳です。(以前カスタムルームで検証したので正しいと思います。)

ということで、「追加ダメージのスタック」と「追加ダメージの発生」はトークンも含めた全ての駒の攻撃が対象になります。

またこの追加ダメージでもマナが貯まる仕様になっています。(デーモンの追加固定ダメージと同じですね)

構成

構成を見ていきましょう。裏切り型6ビーストは裏切りのデーモンハンターをキャリーに据えた構成です。ですのでビースト駒6体と裏切りの7枠は固定枠です。(ウィザードは基本使いません)

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次に追加枠でよく使う駒です。

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・禁忌のデーモンハンター

2デモンハント用です。ウイングスやビーストがいる際に、相手のデモンハントシナジーでデーモンが消えないように入れます。またロスガや終焉などを使いたい時にも必要です。

・預言者

6ビーストと非常に相性の良い駒です。預言者があるかどうかで中盤の安定性が大きく変わります。ドルイドを多く使う構成なので星3にしやすく、トークンを大量に生み出してくれるのが強いです。

・終焉の審判者

スキルでディバインの水スピ星3やビーストの裏切り星3、デストロイヤーや闇スピの星2のスキルを封じてくれます。特定の相手への対策として使うことが多いです。テレポート短剣や氷棘の鎧などでスキルを即撃ちさせましょう。

・アルケミスト(ウォロ)

ウォロ枠です。闇スピがきたら入れ替えましょう。

・熊のドルイド(2体目)

砂漠と芋虫で2インセクトシナジーが発動しているので、餌としてもう1体追加することがあります。

・闇のスピリット

ウォロ枠です。スキルもシンプルに強いので優先的に入れましょう。

・デストロイヤー

スキルが強いので雑に入れることがあります。

・ロストガーディアン

スキルで味方デーモンの攻撃力を上げます。最終的には星2で採用したいです。

8lvではデモハンか預言者を入れ、9lvで預言者かウォロを追加することが多いです。最終的には預言者を抜いてロスガ星2を入れるのが良いでしょう。(闇スピ星1  >預言者星3。ロスガの星1と予言者の星3は諸説だと思ってます。)

理想の最終構成はこんな感じです。

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アイテム

アイテムはほとんど裏切りにつけることになります。よく使うアイテムを紹介します。

・テレポート短剣

裏切りがスキルを打つために必要です。ほぼ必須と言っていいでしょう。上位アイテムのフリッカースタッフも強力です。

・黒氷ランス

最初に近距離攻撃してきた駒を弾き飛ばします。テレポで飛ばした先の禁忌のデーモンハンターを弾き飛ばすのが主な目的になります。上位アイテムのスピリットランスは非常に強力なので優先して作りたいアイテムです。

・パイソンワンド

6ビーストはドラゴンメイジや9メイジなどの構成にかなり不利です。亀乗りのスキルでビースト駒は一掃されてしまいます。そのため裏切りにはパイソンワンドが必須になります。卓にメイジに行きそうな人が1人でもいたら必ず作ってください。

・アイスプレートメイル

裏切りの生存力を高めてくれる優秀な防具です。序盤から終盤まで強く、上位アイテムの氷棘の鎧も強力で裏切りと相性も良いです。コインと鎧があればすぐ作っていいです。

サンダーハンマー

裏切りとの相性は良いのですが、パイソンワンドを作りたいのでハンマーが3つ以上あるか、序盤の連勝のためにしか作りません。もちろん4Rで作れれば普通作ると思います。

マナ石が余れば預言者や芋虫につけると強いです。

立ち回り

6ビーストを目指すきっかけは「熊のドルイドが引けた」、「裏切りが星2になった」、「裏切りのリーチ+テレポート短剣」、「連敗+テレポート短剣」のいずれかが良いと思います。

6ビーストをプレイする上で大事なポイントは、どのタイミングで6ビーストシナジーを出すかということです。そのタイミングは2つあって、17R(16R)か21Rです。もちろん17Rで出すのが理想ですが、無理なら21Rでも間に合います。連勝・連敗・熊ドルを既に持っている場合は17Rで出しにいきます。それ以外は21Rで出します。

6ビーストシナジーを出すためには4Gの熊のドルイドが必要です。まずはlv8でロールして形を作ることになります。

それでは細かい立ち回りを見ていきます。

連勝・利子ポジ

・〜10R

アイテムはテレポート短剣の素材になるマナ石と折れ剣最優先で、あとはハンマーや鎧あたりを取ります。アイスプレートメイルやサンダーハンマーは作っても良いでしょう。

序盤は普通にプレイします。ハンターと重なった駒で戦いましょう。連勝できていない場合は10Rで20Gあると理想的です。また、ビーストの駒は一角、セイウチを抱え、3Gは抱えません。

一角は売らないように!!

・〜15R

そのままハンターを軸に戦います。6ハンターや大樹星2の3ウイングス3ハンターなど強い形で進行したいです。15Rで7lv40Gあると理想的です。

・〜20R

17Rと21Rのどちらで6ビーストシナジーを出すか決めましょう。連勝している場合や熊のドルイドが引けた場合は17Rでlv8にしてロールします。また、利子ポジで盤面とライフが厳しい場合もここで回します。できれば6ビーストまで出したいですが、裏切り星2+4ビーストくらいで止めても大丈夫です。また6ビーストが出ないなら、6ハンターのままの方が強いこともあるので気を付けましょう。

・〜25R

21Rでロールして盤面を強化します。お金が十分にある場合はlv9に上げますが、基本的にはlv8のままロールします、6ビースト+裏切りの星2は絶対作りたいです。卵は熊ドルに使って良いです。8枠目は相手にデモンハントがあるなら禁忌のデーモンハンター、ないなら預言者か闇スピにしましょう。

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*21Rの盤面(これくらいで十分)

以降は重なりが弱いなら追加でロールしますが、基本的には25Rまでお金を貯め直してlv9を見ましょう。

・〜30R

26Rでlv9にし、ウォロか預言者を追加します。ロールして重なっていない駒を重ね切りましょう。余裕があるならお金を残してlv10を見るのも良いでしょう。

裏切りの引きが良い場合(7枚以上)、lv8で回して星3を目指しても良いと思います。

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*26Rの盤面(熊が重なればなおよし)

・31R〜

残った相手に合わせて対策しましょう。(後述)

連敗

6ビーストは連敗戦術と相性がとてもよく、上位にも入りやすいのでオススメです。

・〜10R

プリーストオープンします。デモハン、一角、セイウチ、裏切りは利子割っても抱えます。

問題は10Rのモブ戦ですが、必ず勝ちましょう。アイテムを2つ捨てるのは賢明な判断とは思えません。そのためにハンター駒や赤斧などの硬い前衛を集めておくと良いです(一角の星2も前衛として優秀です)。アイテムも取れるものは取りましょう。10Rで40Gあるのが理想ですが、モブ戦のことも考えると30Gあれば問題ないでしょう。

2ケーブ3ハンターや2アンデ3ハンターなどが勝ちやすいと思います。また、配置も注意が必要です。

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このように、前衛の駒はそれぞれが1体ずつ攻撃を受けるように配置します。(攻撃を分散させて時間を稼ぐ)また、ハンター駒は中央に縦に並べて配置し、真ん中のモブだけは倒せるようにします。(ドロップするアイテムだけでも取るため)

前衛にアンブラや一角などの遠距離駒を使いたい場合はこのように配置すると良いです。

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・〜15R

14Rまで連敗を継続します。プリースト+3ハンターや2プリーストでライフを守ります。50Gを保ちながらレベルを上げましょう。もちろんビーストの駒や、預言者・デモハン・裏切り・熊ドルは全て抱えます。15Rでライフは目標50、最低40は欲しいです。

・〜20R

17R、8lvでロールして6ビースト+裏切りの星2の形を目指します。熊ドルがなかなか引けないけれども、全体的に重なりが良い場合は4ビースト+裏切りの星2で妥協しても良いです。


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*17Rの盤面

ここから連勝できると思います。当たる相手もある程度絞れるので暇な時に見ておきましょう。21Rでlv9にするためにお金を貯めましょう。

・〜25R

21Rでlv9にします。預言者やウォロを追加しましょう。6ビーストが出ていないなら熊ドルが引けるまで回しましょう。

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*21Rの盤面

25Rまでは連勝を継続したいです。1番の敵はメイジです。パイソンワンドや配置を散らすなどして対応しましょう。

・26R〜

連勝していれば26Rでlv10にして何か追加します。lv9のまま裏切りの星3を目指しても良いです。

あとは残った相手に合わせて対策しましょう。

配置

次に配置についてです。6ビーストの配置はそれほど難しくありません。

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このように前に並べても良いですし、

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熊などのスキルを早く打ちたい駒を前に出して、他を少し後ろに下げても良いでしょう。

ポイントは

・熊ドルがスキルを早く打てるようにする(攻撃を多く受けるようにする)

・デモハンは後ろに下げてテレポ持ちに当てる

・一角を相手のキャリーに合わせる(攻撃速度ダウン)

・裏切りの飛ばす位置に気を付ける

・メイジがいるなら配置を散らす

です。また、相手のテレポ持ちのキャリーが非常に強い場合は人狼かセイウチを下げてタンクさせましょう。

各構成への対策

構成ごとの相性と対策を見ていきましょう。6ビーストは火力が極めて高く、耐久力はあまりありません。そのため、耐久力が高く火力がそれほどない構成には有利、瞬間火力の高い構成には不利になります。

・インセクト

微不利です。相手が完成するまで(〜25R)は有利ですが、相手が完成しきると流石に勝てません。中盤からしっかりダメージを与えて早めに勝負を付けると良いでしょう。また、裏切りで後ろにいる親駒を先に倒せると良いです。裏切りの星3+スピリットランスまであればゴリ押せるかもしれません。

・ドラ5メイジ、9メイジ、ディバイン6メイジ

亀乗りを主軸にしたメイジ構成にはかなり不利です。一瞬でこちらの駒は消えてしまいます。裏切りにパイソンワンドは必須、配置を散らして対応します。熊ドルから出てくる熊と裏切りでなんとかなったりします。

卓にメイジが多かったり、メイジが残ってきそうならインセクトへの移行を考えます。芋虫と砂漠はそのまま使えるので、アルケミスト、クイーン、棘、終焉を集めておくと良いでしょう。基本的には31R、連敗からなら26Rを目安にlv9でロールして移行しましょう。

・ディバイン水スピ

耐久力が売りのディバインには基本的に有利です。水スピの星3には終焉が有効です。4シャーマンやデストロの星2などはキツイのですが、終焉でなんとかしてください。

・6ウイングス

有利です。大樹もビーストの追加ダメージで溶けます。裏切りが相手のデモハンに捕まらないようにすること、テレポグリムをデモハンで受けることを意識しましょう。

・9ウォリアー

微有利です。闇スピを入れればだいたい勝てると思います。裏切りを飛ばす位置には注意が必要で、バサカや終焉に殴られたり、守護者を当てられたり、幽霊に引っ張られたりするのは避けたいです。

・ナイト

微不利です。ナイトシールドでなかなか相手が倒せないのと、相手の霊刃が強いとビースト駒たちがすぐ死んでしまうのがキツイです。闇スピを入れればだいたいなんとかなります。

・6ビースト

配置が大事です。裏切りを相手が固まってるところに飛ばすと瞬殺されるので気を付けましょう。デストロイヤーが非常に有効です。

後書き

最後までお読みいただきありがとうございます。いかがだったでしょうか?6ビーストは難しいですが、奥の深い構成でやっていて楽しいです。皆さんもぜひやってみてください!

この記事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。質問等あればtwitterなどでどうぞ。

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