未定事件簿考察10 初代まとめ


以下ネタバレを含みます。

主人公をナビゲートしてくれる初代についてまとめます。
ただし、初代が出てきたときの説明を覚えていないです。
また、外勤画面の吹き出しが消えるのがはやいので、読み間違えている可能性があります。
よって、以下の文章は間違えている可能性が大いにあります。


初代の外勤画面の発言
自分自身のこと
・感情シュミレーションシステムがインストールされている。
一応、これで初代が感情があるように見える部分は納得できます。
・感知装置はいらなかった。
それだと初代にさわっても反応がなくなってしまいます。


各キャラのこと
・夏彦が今依頼を受けた
・左京さんが女性へのプレゼントの検索画面を見ている時間が長い
・和泉くんがまた徹夜している
・森月先生の花がきれいに咲いた
めちゃくちゃプライベートなことを暴露してきます。

初代は主人公だけに見えている専用のAIかと思いきや、第三者からの反応もあります。

この情報を入手できる主人公がすごいのか、誰にでも暴露しているのかはわかりませんが、結構問題では?

BDCのコメント欄
・「深山賢一郎」の項目では男のロマンについてもわかっている風です。
・「囚人のジレンマ」では、ぼくなら…とどの選択をするか自分の考えがあるような発言をしかけています。
・「PUA反対同盟」のグループチャットに自分で申請してbot扱いされています。
・「ステラ市市立展示館」のオンライン予約が取れないと言っています。

AIってこんなことまで勝手にやるものなの?という疑問もあります。
一章で犯罪が増加傾向にあるという話の流れで、BDCが日常を監視しているという発言があったように思うのですが、あらゆるところで初代が監視しているのかもしれません。

疑問点
BDCの「チューリング・テスト」の項目では、合格してたら働かなくて済んだのにと言う発言をしています。
チューリング・テストでは機械が人間的であれば合格となるテストです。
相手が人間がAIかわからない状態で文字でやり取りして人間とやりとりしていると思わせる必要があるみたいです。
このテストで初代は不合格だったため、BDCのAIとして働くことになった、と捉えることができます。
どういうこと?合格の間違いでは??
初代はとても人間的です。
「ステラ新聞」の項目で初代の中にスタッフがいると言われたことがある、と言っていたほどです。
ですが、上でチャットに申請してbot扱いされたとともいっています。
非常に人間的な面とチューリング・テストで不合格になるくらい機械的な面があるのでしょうか?


初代を作ったのは誰か
BDCはパックステクノロジックとステラ市政府の共同開発です。
夏彦はステラ市の防犯カメラのプログラムに関わっていたという発言もあり、BDCについても政府側として関わっていた可能性が高いです。

初代は「きらきら星」の項目で、この歌を歌うのが得意と言っています。
(ちなみにこの項目は、夏彦に歌わせると出てこなくて、主人公が自分で歌う方を選択すると登録されます)
夏彦の個人ストーリーで地下室に落ちた主人公を勇気付けるために夏彦が歌ったのがきらきら星です。
夏彦が主人公のために設定したと考えました。

ただ、モーモーと言ったり、広告歓迎と言ったり、ちょっとおふざけモードもあるので、この辺は他の人物(深山先生ぽい)も関わっていそうです。



初代は元人間ではないかという疑問もあったのですが、スーパーAIということでなんとか納得できそうです。
初代のクオリティと、女神の試練のドット絵の落差が気になります。
一応、本編は過去の話を振り返っていると思っていますがそれでも古く感じます。
非常に人間的でありながら、チューリングテスト不合格、チャットでbot扱いという疑問も残ります。

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