はじめての哲学的思考

おすすめ本

ご紹介したい哲学の本で、『はじめての哲学的思考』があります。

はじめての哲学的思考 (ちくまプリマー新書)
はじめての哲学的思考 (ちくまプリマー新書)
著者苫野 一徳
価格¥ 907(2018/06/30 11:10時点)
出版日2017/04/05
商品ランキング8,932位
新書223ページ
ISBN-104480689818
ISBN-139784480689818
出版社筑摩書房

著者である苫野氏が哲学とは何か、哲学の役割とはを噛み砕いて説明し、

そして対話をして行くにあたってどのような点に注意していくべきかが記されています。

(哲学的思考の”奥義”の数々を伝えることに対して)「ちょっと惜しいな」と云う気持ちはありました。長年にわたる修行を通して得てきたものをこんな短い本に凝縮してしまっていいものなのか、と(笑)。

ーあとがきより

と著者が言う通り、話し合いをする際に陥りがちな問題をことごとくシンプルに伝えてくれています。

自分では膨大で難解な哲学書を読むのは骨が折れますので、

本当にありがとうございます。という気持ちです。笑

早稲田生時代にこの先生の哲学入門の授業を受けましたが、

わかりやすいレッスンでありながら心から哲学を愛しているのだなという印象をビシビシ受けました。

答えの見えない問題を抱えている現代社会、対立ではなく共通了解、そして相互承認へ。

教育の現場にいる方や、子育てをしている方にもオススメです。

それでは!Ciao!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?