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【初NOTE】香港から情報発信。宜しくお願いします!

皆さん、初めまして。
ご訪問くださり有難うございます。
香港在住の楢橋里彩と申します。

今年創刊35周年をむかえる日本語メディア「香港ポスト」副編集長兼WEB版編集長として、各業界のビジネスリーダーたちへの取材インタビューや、国際イベントリポートをメインにしています。
ほかにも、企業、教育機関向けに香港ビジネスセミナー・講演、
プレゼン力を高めるパブリックスピーチコーチなど多岐にわたって活動しています。

このたびNOTEで発信スタートすることにした理由は、
香港の情報を自身の視点から配信し、日本ではよく知られていないことも深掘りして伝えたいと思ったからです。
記事をご覧いただくことで、香港について新たな一面を知っていただく機会になると嬉しく思います。
また、ここでは仕事以外の部分もお伝えしながら海外で暮らす様子もご紹介していきたいと思っています。

九龍半島から眺める香港島の夜景。何年見続けても飽きない。

今回は初回ということで簡単に自己紹介を。
大学卒業後にNHK地方局にて報道・情報番組のキャスター兼ディレクターに携わった後、中国・大連にある大連電視台の日本人アナウンサーとして勤務し、香港に移住しました。
日本に住んでいるときに、海外でいつか挑戦したいとぼんやり思っていたものの、何をどうしたらいいか分からない状態でした。
そんなとき偶然みつけた大連での仕事、しかも「急募」。
考えている暇はない。
しかし言葉が分からない…。大連ってどこにあるんだっけ…?
そんなことが頭をよぎりながも、中国の動きをこの目で見てみたい、
という好奇心と、「急募」の2文字に押されて、とにかく動いてみようと
慌てて応募。
面接を経てなんと合格。
あれよあれよという間に、私の中国生活がスタートしました。

大連周水子国際空港に降り立ったときのことは今でも忘れません。
空港ですれ違った職員に英語で「ハロー」と何気に声をかけたところ「???」の表情。
え?まさか英語が通じない?
このとき初めて、私は大変なところに来てしまったのかもしれないと
自覚したのでした。
空港まで迎えに来てくれたテレビ局のスタッフたちとどんなやりとりを
したのか全く記憶がないほどショックだったのを覚えています。

大連生活については、また機会をみて書きたいと思いますが、
結果としては「行ってよかった」。
大連での生活なくして今の自分はないと思えるほど、濃い時間を過ごしました。日本では到底考えられない、日本の常識を一瞬にして覆すことも
日常茶飯事。
毎日が驚きと刺激の連続で、メンタルが相当鍛えられました。

冬はマイナス20度近くまで落ちる大連生活を2年経験した後、 北京、上海、シンガポールでの就職活動をし、ご縁があった場所もありましたが
いまいちピンとこないままたどり着いたのが香港でした。
香港に初めて行ったときに感じた「なんかワクワクする」という感覚。
この時から今に至ります。

極寒の大連と違い、念願の南部地域ですが、一時的に寒くなる時期(1~2月)以外は、とにかく高湿度との奮闘の日々。
移住したての頃は手探りだったので、服も靴もどれほどカビが生えて処分したことか。
四季がはっきりしている日本の美しさを改めて実感したものです。

観光スポットとしてもお馴染み「山頂(ビクトリアピーク)」からの絶景。

とまあ、紆余曲折しながら、今年で香港生活13年目突入。まさかこんなに長く香港に関わると思ってもみませんでした。
この間にも歴史的な出来事が何度となく起きました。
移住して最初にみた大規模デモ活動は2014年の「セントラル占拠行動(雨傘革命)」。そして19年には100万人以上が参加したともいわれる「逃亡犯条例の改正反対デモ」。催涙スプレーを浴びながら現場取材に奔走しました。
そして今は世界的に新型コロナ流行が続き、混とんとした情勢が続いています。
しかし、こうしたなかでも香港は2021年第3四半期の実質域内総生産(GDP)伸び率は前年同期比で5.4%となり、3期連続で伸びを記録するなど、徐々に経済回復が進んでいます。
香港のビジネスにおいて中国本土との出入境再開は死活問題。
まもなく中国本土との出入境が約2年ぶりに再開しようとしているなか、新型コロナ・オミクロン変異株による感染が広まり、緊張が高まっています。
今後の香港の動向については、様々な視点から情報配信していきますので、どうぞ宜しくお願いします。

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