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交換日記#1 「自尊心」 

「ねえ、同じお題でNote書いてみない?」

私は彼女に言った

「うんいいね!」

と彼女

「お題は『自尊心』、どう思う?」

「OK!」

いつも、私を応援してくれる大切な友人は今回も私の思いを快く受け入れてくれた

健やかに自尊感情がありプライドや自立心もつよい、でも第一印象でそれを決して相手に感じさせることない慎ましさ

以前彼女は私のことをこう表現してくれた

今回「自尊心」をお題に選んだ理由は
この彼女の言葉が私を目覚めさせてくれたから

私以上に私をわかっててくれてることがとても嬉しくて
感謝と共にその想いを残しておこうと思った

一筋の光 言葉の大切さ

これを書いてくれた頃の私は
キャリアもない収入もない
夫に従うしかない
自分なんて何もない
このまま歳をとって女としても終わっていくのか、、、と

負の迷宮に迷い込んでた時期で
何かしたいけど私なんかにできることなんて何もない
とぐずぐずしていた

でもこの言葉を目にしたときに

そうだ、私ってそういう人だった

自分を取り戻すようにパーっと一筋の光が見えて視界がひらけた
私は「私なんか」ではない 
3姉妹の末っ子の私は親姉妹に愛され、お友達にも恵まれてきたはず
自尊感情もプライドもあり、私は私、人は人って思っていた
周りに理解されず、「私浮いてるな・・・」って感じることもあったけど
それでもよかった
それが彼女といた10代-20代の私だったんだ

超常識人な夫と結婚して、駐在員の妻になって、母になって、
周りに合わせないといけない状況が
私をアイデンティティー迷子にさせていたのかもしれない

今回、彼女のおかげで忘れかけていた感情を思い出すことができた

家族のために生きることと自分を犠牲にすることは違うんだ

結婚して、転勤を機に家庭に入った
夫のため、子供のため、家族のために奮闘してきた16年
後悔はないし、今も全力投球しているところではあるけれど
それが私の本当にやりたいことなのか?と問われると
そうではない、と即答できてしまう

美味しいご飯が作れた時は、私って天才!って思うし
夫の健康診断の結果がいいと私のおかげだぞって心でガッツポーズだし
子供が100点とってきたり、できなかったことができるようになったり、
すくすく健康に育ってくれてる姿を見ると、私の頑張り無駄じゃない
って思うけど
私が本当にやりたいことは家庭の中にはないと感じている

それは悪いことじゃないよね?
だって妻であり母親である前に1人の人間だし私の人生だもん
燻っていた想いが今は確信となって自分の言葉にできている

子供が巣立った時
母親としての実質的なお世話がいらなくなった時に
自分がまた本来の自分でいられるように
精神的にも経済的にも自立して生活していけるように
今準備している
まだよちよち歩きだけど
私が疲れ果てたり落ち込んだりしたらきっと彼女がまた助けてくれる
大丈夫

私にこのことを気づかせてくれた大好きな彼女は
危なっかしいとこがない
勢いで行動したりしない
しっかり調べて吟味して納得して歩みを進める
違うなと思ったらバッサリ断る勇気がある
全ての言動に説得力があり想いがこもっている
私のために頭を使い心を痛めてくれる
まとまらない私の思考をきちんと整理して言葉にしてくれる

そうだ私は昔から彼女の紡ぐ言葉たちが好きだったんだ

いつもたくさんの愛をありがとう
これからもよろしくね


交換日記、最後までお読みいただきありがとうございます☆


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